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現実の行政を預かるとそうは簡単に言えない事情~言い訳に忙しい人間はだいたいこういう言い回しをする

「大津市中2いじめ自殺事件」のwikiによると、当時の大阪市橋下徹市長が「日本の教育行政の膿中の膿。教育委員会制度が機能していない象徴例だ」と指摘するとともに、大津市長による事態の収拾と改善を要望した、とある。
ほうほう、なるほど。こういう立派なことを言う人が、どうしてご自身の足元では、突然腰が引けるのでしょうか。

懐風館事件。おお、こう書くとなにやら古典的本格ミステリーみたいでカッコイイ。
しかし現実には懐風館黒髪強要事件なわけで、カッコ悪いというか、胸糞悪い。
この事件について俺は4/1投稿「「ルールだから守れ」は魔法の言葉」にいろいろ書きましたが、橋下徹氏もプレジデントオンラインに「公立学校で黒髪強要が起きる理由」というタイトルで自説を書いています。
大阪市ではないにしても大阪府立の高校ということで、何やら書きたいこともあったのでしょう。

僕は学校生活くらいのことだったら、髪型も髪の色も、それこそ服装も自由にすればいいと思っている。でも現実の行政を預かるとそうは簡単に言えない事情が色々あることを知る。この現実に対する悩みをしっかりと考えて乗り越えた上で、結論を出すのがまさにこれからの時代に求められる問題解決能力なんだ。現実を顧みず頭の中での抽象論、きれいごとだけで結論を出すのは、問題解決にはクソの役にも立たない自称インテリの思考方法だね。

何を言ってるんだ、お前は?
自称インテリへの批判なんかどうでもいんだよ。お前は出来ない理由ばっかり言ってるだけじゃねえか。

えー、ちょっと言葉が悪くなりましたので、この辺で元に戻します。
ところで「現実の行政を預かるとそうは簡単に言えない事情」って何でしょうか。
橋下氏によるとそれは、「今の教育委員会制度においては、知事、市長は、教育現場における個別具体的な教育的指導については口出し・介入はできない。」ということらしい。
で、「言ってみれば、教育現場における個別具体的な教育的指導については教員、学校、ひいては教育委員の責任で知事、市長には責任はない。」とのたまうわけですよ。

だったら大津のいじめ事件でも市長には何もできないでしょ?それなのに何エラソーに「大津市長による事態の収拾と改善を要望した」なんてやってるの?
ただこの件に関して最大のツッコミどころは、橋下氏の公式メルマガのタイトルが「橋下徹の『問題解決の授業』」というところ。
全然問題解決できてないんですがそれは。

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コメント

橋下氏批判というより

現実は大変なんだよ、などという言い訳は、真実だとしてもあまり大人にはしてほしくないなあ。
特に橋下氏のような行動で政治を動かした人間には。
橋下氏は復帰したほうが良いんじゃないかね。

No title

橋下氏の政治家としての一連の活動、私は評価していました。大阪人の、”しゃあないやん””まあええやん”という諦観を根底に持つ気質、私は嫌いではないのですが、東京よりも都市としての歴史を長く持つが故の理不尽な既得権益や腐敗は、やはり正されるべきだったと思っています。
府知事、市長としての彼は、議会や職員の腐敗や怠惰と戦ってきたと思います。財政再建、公立高校のテコ入れ、私立高校入学世帯への補助等、あらゆる分野で改善に向けた施策を実施しています。
一方で、ロングさんが指摘している点は矛盾というか無意味な発言ですね。もともと彼は、教育委員会は身内である教員の利益団体であり、諸悪の根源であるとして批判を続けて来ましたが、現制度では、首長(行政)側の権能に限界があり、所詮は力が及ばないということを吐露しているだけのように思えます。

自称インテリという文言

最近韓国の徴用工裁判問題で、橋下氏がいろいろなところで自説を発信している。弁護士としてはやはり言いたいことがたくさんあるのだろうと思う。
その話の内容はさておき、敵対する人を「自称インテリ」などと称するのは、いささかみっともないので止めた方が良かろう。

インテリゲンチャに対するコンプレックスが、あまりにもストレートに顕れていることに気が付かないだろうか。
気が付かないんだろうなあ…

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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