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まずいウイスキー

今夜はまずいウイスキーのお話です。
俺はウイスキーが好きなので、ウイスキーに関して一家言ありそうに思っている方がいるかもしれないが、まったくこだわりがない。
安いウイスキーも高いウイスキーも、それぞれ楽しみます。
※もちろん高いウイスキーの方にご縁があればと思っていますが、安くたって不満はありません。

一般的に流通しているウイスキーなら、なんでもだいたい美味しくいただきます。
しかしそんな俺が、「こんなまずいウイスキー、飲めるもんか!」と思ったことも。
今回はそのお話。

20代の終わりの頃、会社の先輩が海外旅行に行って俺にウイスキーを買ってきてくれた。
「ジャーナルはさ、ウイスキーが好きだって聞いたから」
なんとも嬉しい話である。
土産は何を貰っても嬉しい。まして好きなものを貰うのは格別に嬉しい。

その時のウイスキーが、アイラ・モルト。
アイラ島のウイスキーと聞いて、興味津々で早速開けて、ちょいと飲んでみた。

そしたら、
「マズい!!!!!!」
いや、くれた本人が目の前にいたから、さすがに口にはしませんよ。
でも心の中では絶叫していた。

次に考えたのは、これは何かの間違いではないか、ということ。
だって、もう、匂いからしてウイスキーとかけ離れてる。
ヨードチンキというか正露丸というか、とにかくあの匂いです。
味もそれに引っ張られて、まるで消毒液の原液を飲んでいるかのよう。
製造工程のどこかで何かが間違ったのではないか?

しかし、土産をくれた先輩は笑いをかみ殺している。
ならばこれは「間違い」ではなく、「ドッキリ」ではないのか?

瓶と箱をしげしげと見る。
英語でじゃらじゃらと書いてあるが、どうも「ドッキリグッズ」という感じはしない。
じゃあ何だ?

「おい、ジャーナル、もう少し飲むか?」
先輩が声をかけてきたので、「いや、もういいです」と言おうとしたが、結局言わなかった。
飲んだウイスキーの残り香が鼻に抜けていった時、圧倒的なスモーク臭に包まれたからだ。

「もう少し飲ませてください」
ちびりとやる。ああ、これはクセになる、と直感する。
まさか正露丸みたいなウイスキーがクセになろうとは。

しかしそれでアイラ島のウイスキーにハマったかと言えば、そうではない。
なにしろ飲み疲れるんだよ。というか、飲む前に疲れる。
体調バッチリで、気力も充実してないとツラい。
少なくとも俺はそうだ。

ご興味のある方は、アイラ島のウイスキーを検索してみてください。
そして冒険心のある方は、少し飲んでみてください。

ガリラ12年

好きになるか、嫌いになるか。
その中間はない酒のようです。

※写真はカリラ12年。5000円ぐらいする。いい値段だ。

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コメント

No title

 アイラ島には、とんでもなく難しいゴルフコースがあるという。
 そこのゴルフ場で100も打って、夕暮れにバーに入り、ウイスキーでも飲めば、どんなウイスキーでもうまいと思う。
 最初に、ギネスで少し酔っ払って・・の前提だが


※スコットランドは、「ゴルフ発祥の地」というブランドを絶対に捨てない。 最近は中国発祥という説が有力だが、スコットランド人は頑として受け入れない。 まあ、たかがゴルフ。  みんな「俺が元祖」だ、ということでええんちゃう?

No title

人間の味覚は、炭水化物、タンパク質、脂肪といった、人間活動のエネルギー生成に繋がる栄養素に由来する味(甘み、旨み、コクなど)は生まれつき好ましく受け入れる一方で、そうでない味(苦み、渋み、酸味など)は、受け入れるのに慣れが必要なようです。

スコッチ・ウィスキーの中でも、万人受けする有名銘柄は甘さを感じさせるスペイサイド地方のモルトや、そのモルトを使用したブレンディッドが大半です。最近はウィスキーに比べてあまり流行りませんが、ブランデーの有名銘柄の殆どは、甘みを感じさせるためにカラメルを添加しています。

ロングさんのお題にあるアイラ島のモルトはピート香、要は植物の煙の香りなので、人間の本能からすると、火事など、生命の危険を感じさせる香りとして拒否反応が出るのが自然です。

ブルゴーニュの赤の酸味、ボルドーの赤の渋みなども、それを魅力と感じられるようになるには、ある程度飲みこなす必要があります。日本で最初に受け入れられたワインが、赤玉ポートワインであったこともむべなるかな、です。

元祖論 試論

なぜ人は元祖を求めるか。
私としてはゴルフの発祥がスコットランドであれ中国であれ、八ツ橋の元祖が聖護院八ッ橋総本店であれ井筒八ッ橋本舗であれ本家西尾八ッ橋であれ構いませんが、争う当人たちにとっては負けられない戦いなのかもしれません。

私はヒト以外の動物と会話をしたことがないので詳しいことはわかりませんが、元祖や発祥を求めたり、それを巡って争ったりするのはヒトだけなのではなかろうか。
これは私の想像ですが、アジア象とアフリカ象はどちらが先に牙を持ったかなどで争ったりはせず、各種のオナガザルはどの種が先に尻尾を使って木にぶら下がったかなどで争ったりはしないのではなかろうか。(※1)

※1 各種のヤドカリ科たちは、「われらこそが先に殻を背負ったのだ」と争うだろうか。
↓の記事によれば、甲殻類のカニ化や脱カニ化は一筋縄ではいかない模様です。
https://nazology.net/archives/84855

もし仮にヒトのみが元祖や発祥を求めるのだとすると、その根本原因はどこにあるか。
私は「ヒトが死を恐怖する動物だから」だと考えます。
ヒトが生み出した血縁制度、世襲制度、家族制度、相続制度は、ヒトが持つ死の恐怖を補償するために創造されたものだと思います。自分の命が自分限りで潰える恐怖に耐えかね、自分の命を継ぐものとしての子孫に対して自己の永続性を託し(血縁制度、世襲制度、家族制度)、あるいは自分が築いた財産が子孫に受け継がれることの中に自己の永続性を託する(相続制度)こととしたのだと思われます。

上記の各種制度は、死の恐怖を埋め合わせるために自己の命(正確には命に代わるもの)を「未来」へと繋ごうとする試みですが、自己の存在を「過去」の方向に引き伸ばそうとする企てが「元祖・発祥の探求」ではなかろうか。自己(自己に代わるもの)を未来だけでなく過去の方向にも引き伸ばして、その悠久の時間軸の中に自己を置くことにより、今の自己は過去の自己の延長であり、そして未来の自己は今の自己の延長であるという「物語」を持つことによって、ヒトは死の恐怖を免れようと試みた。(※2、※3)

※2 もちろん人間が自覚的に「死の恐怖を逃れようと意図してそうした」というのではなく、「死の恐怖が背景となってそのような制度が作られたりした」という考えです。

※3 死は将来訪れるものであるから、死の恐怖の埋め合わせとして「未来」の方向に自己を引き伸ばそうとするのは理解できるが、「過去」の方向に自己を引き伸ばそうとしても死の恐怖の埋め合わせにはならないのではないか、という考えもあるかもしれません。
確かに一理あるかもしれません。しかし、私としては、「死の恐怖」と「過去」との関係も掘り下げてみる価値はあるのではないかとぼんやり考えています。


・・・などと書いてきましたが、元祖・発祥争いが盛んになったのが資本主義の成立後であるとするならば、元祖・発祥争いの理由は単に「元祖を名乗ったほうが金儲けになるから」かもしれません。
ヒトがいつ頃から元祖・発祥争いをしてきたのかの歴史を知ることができれば、それを通じてヒトの本質の一部を知ることができるのかもしれません。

No title

> 甲殻類のカニ化や脱カニ化は一筋縄ではいかない模様です。

私のご先祖は今と異なり自前主義(カニ型)であったことは、幼少時に祖父から聞かされた記憶が有ります。

カニ型とヤドカリ型の有利不利は、ヤドカリにとっての住居である貝殻が容易に入手出来るかどうかで決まるので、カニ化、脱カニ化が可逆的であるのは種の繁栄を図る上では合理的な戦略だと思います。

甲殻類の生態を人類の方々の生活に当てはめると、我が国においては、ヤドカリ型の生活(賃貸)からスタートして、フジツボ型(マンション)を経て、最後はカニ型(戸建て持ち家)へ不可逆的な進化を辿るのが一般的とされていましたが、日本社会の核家族化、単身世帯の増加、高齢化と、それに合わせた住宅市場の多様化により、ヤドカリ型で生涯を過ごす、ヤドカリからフジツボに変化して生涯を終える、またカニからフジツボに戻るなど、可逆的な変化の例が増えてきているようです。

>写真はカリラ12年。5000円ぐらいする。いい値段だ。

→そんなお高いお酒は買えません。庶民は
ブレンデッドで十分なのです。

・ジョニ黒のキーモルトはカリラらしいけれど買うほど好きじゃありません。
・カリラではありませんがホワイトホースのキーモルトはアイラ島のラガヴーリン。
これも千円しないケド好きじゃないから買いません。

 お財布にもメンタルにも優しいのは『バランタイン ファイネスト』かなぁと思います。瓶捨てるの大変だから冬場は『角』を買っちゃうケド、ペットボトル入りがあったらバランタインを買うと思います。

 でも夏はやっぱりビールでしょってコトでさっそく話題の『悪魔のビール黄桜』『スーパードライ生ジョッキ缶』を飲んでみました。アルコール度数低めといってもIPAはあんまり好きじゃないので買うならやっぱりスーパードライ。

 まっ予算の関係上一番買うのはバーリアル糖質50%off500ml(110円)になっちゃうと思うケドね・・・キリンの製造ラインで作ってるらしいんだけど、昔とはだいぶ味が変わったから暑い日にゴクゴク飲むならこれで十分。でも、お値段なりの味なので一番薄いグリーン缶にしてますww
 薄着の季節だからキャロリーも控えめにしなきゃだしね(^^;

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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