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エラリー・クイーンと阿佐田哲也

数年前に『エラリー・クイーンの国際事件簿』という本を読んだことがあった。
この本はエラリー・クイーンが事件を推理して解く、というものではなく、各国の様々な事件の話をエラリー・クイーンが聞くというスタイル。
日本も「帝銀事件」で登場している。

さてこの本を読んでいて、とあるエピソードにビックリした。
それはカジノを舞台にした話。
とあるカジノでルーレットで大損をする案件が続いた。
カジノは大勝ちした客たちを徹底的に調べたが、何も不正な点が出てこない。
やがてカジノは、大損するときは決まって同じディーラーがルーレットを担当していることに気がつく。
それでそのディーラーをこれまた徹底的に調べるが、不正の「ふ」の字もでてきやしない。

まあこれはミステリだから、最後には「オチ」がつく。
実は犯人はやはりそのディーラーだった。
彼はルーレットで狙った場所に球を落とせる技術を身につけていたのだ。
その技術を使って、任意の客を大勝ちさせたり大損させたりしていたのだ。

で、この「オチ」を読んだときに俺はビックリしたワケ。
でもそれは「え?そんなことできるのかよ」ということじゃない。
逆だ。
「え?そんなこと常識じゃないのかよ」

これには理由がある。
若い頃阿佐田哲也のエッセイを読んでいたら、上海のカジノの話があって
「上海のカジノのルーレットは後張りさせてくれない。これじゃあディーラーに張ってないところに球を落とされて、客が負けるに決まってる。」
というようなことが書かれてあったからだ。

阿佐田哲也
※エラリー・クイーンではない。阿佐田哲也の方である。

『エラリー・クイーンの国際事件簿』の発表が1964年。阿佐田哲也のエッセイは、おそらく1980年ごろか。
15年くらいの間で、世界中のディーラーの腕が飛躍的に向上したのか。
それともカジノについて作者マンフレッド・ベニントン・リー(*)が疎かったのか。
いずれにしても人間って、トレーニングすれば結構いろいろなことができるんだな。

(*)『エラリー・クイーンの国際事件簿』は他の探偵エラリー・クイーンが出てくる作品と違って、作者はエラリー・クイーンではなく、エラリー・クイーンの片割れのマンフレッド・ベニントン・リー単独である。
 ↑↑↑↑↑↑↑↑↑
 このミステリオタクめ

★★★補足★★★
現在のルーレットの盤では溝が浅くて横滑りするので、記事に書いたような技術は使えないようです。
尤も人間はトレーニングすれば結構いろいろなことが……


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コメント

後張り

ディーラーが投げ入れる前にしか張れないルーレットなんて有るのですね。
ちょっとビックリです。

ルーレットとは、盤の回転の速さや傾き、ディーラーの投げ入れる玉のスピードとひねり等でどの目に落とそうとしているかを予測するゲームで、このディーラーとの駆け引きを楽しむものだと思っていました。

シフト張りを使っているかどうかでそのプレイヤーの基本知識の有無がわかります。

ルーレットのペイアウト率はアメリカンスタイル(0と00のあるやつ)で36/38と他のゲームに比べて低いですから、カジノサイドとしては少数のハイローラーがいなければ、ディーラーには無作為単純確率ゲームしてもらったほうが余計な言い掛かりをつけられずに理論値通りの取り分(2/38)が得られるのでメリットがあります。

ディーラーのバイトをしていたお嬢さんと話した時に、「ハウスや自分の損得には関係ないけれど出す目を狙ったりするし、狙った目にシフト張りされるとこのお客さんはわかっているなと思ったりする」と言っていたので、スキルアップを目指すのは人間の本能なのかもしれません。

The Starのおもひで

 Geminiさんはカジノ用のカジュアルドレスを2着持っています。バーツショックの時期に、バンコクの偽ジバンシーの店で2着8千円くらいで仕立ててみました。
 海外旅行の際の普段着は基本現地調達なのですが、一応ドレスは持って出かけます。
 ド庶民ですからね、夜な夜なカジノに無料ドリンクを飲みに行くのですよ(^^;

 ルーレットはシドニーの“The Star”で1度やってみただけです。お兄さんが遊び方を簡単に説明してくれましが、後張りは出来なかったと思います。円高でしたし、当時のオーストラリアの平均給与は日本の1/2くらいでしたから5千円くらいでけっこう遊べましたw

アク禁継続中

そういや最近、某教育的指導掲示板に、「ロングライター(通りすがり)」という人が幾つか書き込んでいる。
中には「ロングライダーさんにお返事いただけて光栄です」なんて返す人もいる。

ちなみに俺は相変わらずアク禁である。

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No title

 学生の時に自分の家で打つときはなかなか振り込まない奴とかいましたね~
 今思うと、間違いなくガン牌してたんだろうな。

 こちらも、もっと阿佐田先生の事を勉強しておけばよかったです。学生時分は色川武大派だったので。

ファン

「あの」掲示板を、「ロングライダー ファン」で検索したら結構な量が。
で、ぱらぱらと見た結果、全部ちゃんと俺が対応していた。
良かった良かった。

Gemini嗅覚捜査官

 行きつけのカレー屋がスパイスの量り売りを始めたのだが・・・棚にも袋にも商品名が無いのだ。書いてあるのはグラム数と価格のみ・・・コックさんはインド英語しか話せないし、嗅覚だけが頼りの買い物だ。
 高価なカルダモンやティンブール(ネパール山椒)の香りを嗅ぎ分ける。一昨日はクローブやシナモンも見つけた♪

 大量に収穫した生姜と唐辛子も使ってチーバ君様おすすめの”生姜シロップ“を作ってみた。蜂蜜は蜂の巣入りだ。めっちゃ高級な味になった(^-^)

No title

Gemini 様

手作り生姜シロップ楽しまれておられますね。
今年は、梅雨の長雨で軒並み不作です。果樹類も昨年の台風で枝が折れ、木に負荷がかかったのでしょう。実の付きが悪いです。とはいえ、ここは共和国。北東北のヤマセのような不作ではないのです。
収穫量は落ちたものの、秋の味覚を楽しんでおります。家も今週末は生姜シロップを漬けます。今までは子供達が飲むのを見越して、あまりスパイシーにしていなかったのですが、そろそろ大人の味にしてみようかなあ。

共和国の五穀豊穣を感謝する秋祭りも軒並み中止となりました。四十肩で横笛を吹くのが辛かった自分は、来年までに完治させたいです。

柿、不作

埼玉の友人曰く、今年は柿が全くならないならしい。
(その友人の家だけだろうが)
去年は何百もなって、随分喰わされたのだが、なければないで寂しい。

今年は作物は軒並み不作

果樹類…果樹類は前年の実の付いたところから先に新しい枝が伸び、そこに花を咲かせます。
昨年の台風で、その新しい枝が折れてしまったもの、あるいは花が咲いても落ちてしまったものが多いのかなあと思っています。

次に、梅雨が長く、花が咲いても、花粉の付きが悪かったと思います。
更に、実ができても、ちょっとした傷から腐りが出てくるなども重なりました。
カイガラムシの繁殖がすごかった。ジメジメしていたからですね。

自宅には、柑橘類、梨、栗、柿などあるのですがどれも不作です。栗は元の大きな枝が台風でやられて来年もおそらく無理なのが2本あります。レモンも台風前にはそれなりに花が咲いていたので期待していたのですが、1個しかないです。梨もいつもは人にあげるほどでしたが、今年は8個。家も柿は例年の6割くらいかなあ。

それでも、何とか栗は3Kg拾えました。少ないけれど、栗おこわで家族全員で味わいました。
それなのに、子どもの弁当に入れようとしたら「口の中の水分が取られるから、白いご飯にしてくれ」だと。

その、白いご飯も長雨で例年の9割位の収穫量です。

栗ご飯

>それでも、何とか栗は3Kg拾えました。

お、それは凄い。
しかし栗ご飯、人気ないですね。
俺は好きだけどなあ。まあ確かに、水分は持っていかれるけど。

No title

栗が口の中の水分を取られることで、何が不都合があるのか聞いてみた。

早弁する時に喉に詰まるのだと。

不都合な理由はよーくわかったが、何かしっくりこない自分がいる。

共和国秋の食卓

 共和国が栗の木だらけという事はあまり知られていませんが・・・「勝手に拾っていいよ』というお宅も多いので、拾わせてもらっています。毎年、甘露煮にしておせちに使っています。
 秋冬の炊き込みご飯は“キノコ““ゴボウ“”レンコン””むかご”“カキ&生姜”です。
 冷凍にしておいた“葉唐辛子の佃煮”とシラスのチャーハンを作ったりもします。

No title

別のトピックで紹介した架空の国「ポヤイス国」のビーチには、砂金がふんだんに散らばっているとの触れ込みだったようです。

某共和国は栗の木だらけで、「勝手に拾って良い」というお宅も多いとは、栗が大好物の私にとっては、地面に金塊が転がっているようなものです。

件のポヤイス国に向かった移住希望者は、宣伝とは大違いの未開の地で、故郷とはまるで違う気候にも苦しめられ命を落としたと聞きます。土地勘のない私が栗を求めて某共和国に足を踏み入れたが最後、最近急増中と聞くキョンに体当たりされて、帰らぬ人となるやもしれませぬ。

No title

共和国では、キョン急増中らしい。家はまだ、大丈夫なんですが。鳴き声が不気味という。革製品にもってこいというが、狩猟する人が少ないから増える一方だ。

栗はイノシシの好物。というより栗の根元にいるイモ虫もお気に入りらしい。頼むから、掘り返さないで欲しい。掘っても良いけど、埋め戻しておいて欲しいんだよなあ。

それよりも、栗の周りには何故かヘビがいる確率が高い。マムシは見たことがないけど、共和国の栗拾いではイノシシの落とし穴と思わぬところでのヘビにご用心ください。

No title

チーバくんさん、大変貴重なアドバイスをありがとうございます。キョンだけでなく、数倍手強いイノシシ、それを狙う猟師の罠、時に誤射、仕上げはヘビですか。私のような素人では、命がいくつ有っても足りません。

おとなしく、近所のスーパーに買いに行こうと思います。

>共和国では、キョン急増中らしい

→仕留めるのが難しいのに報償金が安すぎるんですよ。
イノシシ:0〜2万円
サル:0〜2万3000円
キョン:0〜6000円
ハクビシン:0〜3000円

 猟友会の会費と税金はそれほどじゃないけれど、訓練された猟犬を飼うための出費を考えたらMAX6千円は安すぎだと思います。

 ちなみに私はシマヘビもアオダイショウもゴキブリも素手で捕まえられますが、蛇の類は威嚇してくる前に平鍬で叩き斬っています。

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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