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青山学院高等部は無試験で入学できるって本当?

おもしろいブログを見つけました。←導入が悪意のカタマリ
四谷武慶という人が書いている「中学受験をぶっ壊せ! 新時代の考え方」というブログです。

タイトルから分かるように、中学受験サゲ高校受験アゲなブログですが、それはまあいい。
問題は言ってることがむちゃくちゃなところ。

今回ご紹介するのは「中学受験失敗かも。でも大丈夫。高校受験があります。」という記事。
中学受験で失敗したら高校受験で挽回すれば良いじゃん、という考え方は分からなくはない。
ちなみに彼の中で中学受験の失敗は「御三家、早慶がボーダーライン上にいる生徒さん」以外の方です。
ほとんどじゃねえかよ。

ところで、どうして中学受験サゲの人って、大学合格実績で勝負しようとするんですかね?
この方も「GMARCH、日東駒専でよければ躊躇なく高校受験への移行が正解です」なんて言ってますが、「中学受験なんかやる奴はどうせ大学実績が目当てなんだろ?」という底意がぷんぷん匂ってきます。
じゃあお望み通り乗ってやるよ、お前さんの土俵にさ。

で、四谷武慶くんが言うには
「青山学院高等学校は高校で推薦入試がありまして、9教科で38(素内申)1教科平均4.2です。[5段階評価]つまり試験がないんです。中学受験する必要がありますか?」

え?本当?青学の推薦入試って評定だけで試験ないの?
で、青山学院高等部の公式HPに当たってみました。

選抜方法:適性検査・面接・書類審査

・・・・・・確かに面接も書類審査も「試験」ではない。適性検査も検査であって「試験」じゃない
・・・・・・そんなわけねえだろ。
検査が試験じゃないというなら、小石川中等教育も無試験で入れることになるし、日比谷高校も無試験で入れることになる。

青山ビューティ学院
※ちなみにこちらは青山学院は青山学院でも、青山ビューティ学院です。入学にあたっては試験も検査もないと思います。

尤もこの適性検査に関しては、公式HPで「特に受験準備を必要とする出題内容ではありません」と書いてあるので、そんなに難しいものではない・・・・・・か、どうかはわからない。
なにしろちゃっかり「内容は公表していません。教科ごとに合格最低点(非公表)が設けられています。」などと書いているので、油断はならない。

ことによると高校受験アゲの方は「受験準備を必要とするほどじゃないんだ、難しくないんだ」とハッピーな気持ちになるのかもしれない。
しかし、中学受験の苛烈な世界に身を置いた者としては、2つの点で不安になる。

1つは「選抜するんだから差がつく問題であるはずだ」ということ。
そしてもう1つは、もし適性検査が青学の言うように受験準備の必要ないレベルであるならば、どこで合否が決まるのか、ということ。
それは面接と書類審査である。つまり、いかようにも操作できるゾーンで合否が決まるのだ。

まあ、他人の受験戦略をとやかく言うのはこれぐらいにしておくが、こんなこと鵜呑みにして「中学受験なんて必要ない!だって無試験で青学の高等部に入学できるんだもん!」なんて思う人いるのかなあ。


★★★補足★★★

青山学院高等部の合否のつけ方は、おそらく次の順番なのだと思う。
1.適性検査の点数
2.9教科評定
3.面接・書類審査

1と2は逆になるかもしれないし、有名な政治家のお子さんや、有名な芸能人のお子さんや、有名な経済人のお子さんや、有名な文化人のお子さんや、有名なスポーツ選手のお子さんなんかは、別の力学が働くのかもしれない。
俺はそういう点ではこの学校を信用していないし、また私学がそういうことをするのは、別にどうとも思わない。
好きにすればいいさ。

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コメント

四谷氏のブログを見てみました。

同ブログの「開成 VS  大森学園 東大合格近道は?」(2020/08/29)との記事を見ますと、
開成中合格者について「上位200番以下での合格は不幸です。」と書かれていたり、
「開成の450番以下ならば、大森学園の最上位にはかなわないということです。」と書かれていたりして、
同氏は「中学受験」より「公立中学経由の高校受験」を推しているわけですが(それはそれで一向に構わないのですが)、
なのになぜブログにペン剣のアイコンを使用しているのかしら?(ブログのカテゴリによって自動的にアイコンが設定されてしまうのかしらん)

1学年に400人しかいないはずの開成の「450番以下」というのも、神秘的な雰囲気を漂わせます。

開成の450番以下

>1学年に400人しかいないはずの開成の「450番以下」というのも、神秘的な雰囲気を漂わせます。

大宮開成(埼玉)なら1学年470人いるので、ギリ当てはまりそう。

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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