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埼玉県公立高校からの大学受験戦略

今回は埼玉の公立高校の合格実績比較です。
埼玉までやる気はなかったのですが、埼玉は県立の男子校女子校がある特異な県ですし、この難関国公立のカテゴリーに地元大学が入っていません。

そうした他県とのちょっとした違いが、合格実績に影響を与えるのかどうか。そうしたことを踏まえて、どの高校ならどのあたりにいればどんな大学が視野に入るのか、をポテチ喰いながら話そうという腹です。

そんなのバッチリ勉強して、行ける大学に行けばいいんだよ、という人はカラオケで米津玄師でも歌っててください。
こっちはサイボーグ009のopを歌ってますから。(石川智晶の「誰がために」が絶品!)

というわけで、現浪込みの合格率を出してみました。
但し、公立で高校受験のみ実施の偏差値60以上(偏差値は市進から拝借)。

A率:東大率
B率:東京一工率
C率:旧帝一工率
D率:難関国公立率
難関国公立:旧帝一工+筑波千葉電通外大農工横国首都横市

学校名称 値 A率 B率 C率 D率
県立浦和 71 10.3% 21.3% 38.3% 52.8%
大宮高校 70 *2.7% *8.2% 15.8% 37.2%
浦和一女 69 *1.0% *1.8% *5.8% 18.3%
県立川越 68 *0.8% *5.9% 12.7% 28.1%
川越女子 67 *0.5% *1.1% *1.6% *6.8%
春日部高 67 *0.3% *2.8% 10.9% 21.3%
蕨高等学 66 *0.0% *0.0% *1.1% *5.6%
所沢北高 65 *0.0% *0.6% *1.9% *6.9%
浦和西高 65 *0.0% *0.3% *0.3% *4.1%
越谷北高 64 *0.3% *0.8% *1.8% *5.7%
不動岡高 64 *0.0% *0.0% *2.2% *7.8%
川口北高 63 *0.0% *0.0% *0.0% *4.4%
熊谷高校 62 *0.3% *0.9% *3.4% *9.3%
越ヶ谷高 62 *0.0% *0.0% *0.0% *1.2%
熊谷女子 61 *0.0% *0.0% *0.5% *1.6%
和光国際 61 *0.0% *0.0% *0.0% *2.5%
浦和南高 61 *0.0% *0.0% *0.0% *0.9%
川越南高 60 *0.0% *0.0% *0.0% *0.8%
※現浪込み 「サンデー毎日」2019.4.14から俺が手計算
※卒業生数は全日制のみのカウントに合わせるため、「サンデー毎日」2019.6.23を参照。2019.6.23にない場合は、2019.4.14の数字を使用。

01.もうね、浦高の一強まざまざですよ。(現役だけだとどうなるかわからないけど。後で現役のリストも作ってみるか)

02.浦和一女は川越(男子校)にA率(東大率)で誤差レベルの勝利を収めただけで、他は完敗。
一人暮らしを余儀なくされる地方国立は、さすがに女子は数字が伸びないか。
というわけで、後で首都圏私立の表も作ってみるかな。立教が多そうだな。

03.川越女子も同偏差値帯の春日部(男子校)に完敗。
それでも浦和一女も川越女子も、東大だけは少ーーーしだけ勝っているのが面白い。

04.気がつきにくいけど、熊谷高校(男子校)と越ヶ谷の間に断層がある。同じ偏差値62だけど、これが男子校と共学校の出口の差か。

05.やはりカテゴリに地元国立がないと数字は厳しくなる。まあ入れたところで何だ、というレベルかも知れないが。

06.埼玉大学という大学のレベルがよくわからない。
千葉大学や首都大学に比べ難関ということはないと思うが、就職関係で悪い話は聞かない。
尤も、無色透明扱いなのかもしれないが。

07.偏差値65(上位5%)で進学したら、とにかく埼玉大学をターゲットに頑張るべき、というのが基本だろう。

<参考記事>
都立高校からの大学受験戦略」(2020/01/12)
千葉県立高校からの大学受験戦略」(2020/01/13)
神奈川公立県立高校からの大学受験戦略」(2020/01/16)

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コメント

No title

埼玉の公立についてはいっぱい思うことがある。

所沢北!  偏差値が65もあるんだ。
 で、 所沢は?  ・・・・・ない。 ない。 ない。
 え? 所沢って偏差値60ないの? (調べたら59)

 オラが埼玉で塾講師していた頃は、所沢北が所沢を追い越した頃だ。 「所沢北が完全に上になった」とか言われていた。 でもあえて 所沢を受ける子も存在した。 新興の所沢北より伝統の所沢を選ぶ生徒がいたのだ。

 あれから云十年。 こうまで差が開いてしまったのか・・・

※熊谷、熊女 どうした? ここまで落ちぶれたのか? 所沢北より下だとは・・・!

 以前も書いたが、理科大には「熊女閥」があった。 熊のように怖い理系女子がたくさんいたのだ。
この状態だと理科大も多くは受からんかも・・・

※話には聞いていたが、川越 川女は・・・
 もう「埼玉大入れれば十分」という感じだ。

 春日部も・・

※まあ 要するに 都内や栄東などの中学入試に優秀層が流れ、高校受験の層が薄くなった。
 その分、学区が緩和され、従来 熊谷 川越 春日部などに行っていた優秀層が浦和に集まっているのだろう。 浦和は持ちこたえているが、そのほかは死屍累々だ。

No title

 仮に D率10%を「有名大学進学校ライン」とする。
(上位にいれば 国立大、マーチが見えてくるというラインだと思う)

<東京>
竹早高校 63 *0.0% *1.5% *3.3% 10.2%

<千葉>
木更津高 62 0.0% *0.3% *2.5% 12.5%

<神奈川>
希望ヶ丘 62 0.0% *1.0% *1.6% 10.7%

<埼玉>
熊谷高校 62 *0.3% *0.9% *3.4% *9.3%

※埼玉だけ10%切っているが、名門熊谷に免じて許してやる (埼玉大を入れると10%を大きく超えるだろう)

と、こうやって並べてみると意外にどの県も大差ないニャ。

市進偏差値 62 というのは、一つの目安になりそうだ。

よし 頑張れ! (誰に言っているんだ?)

埼玉今昔

私が埼玉の塾でバイトをしていた時代も、公立高校は浦和がダントツでしたが、川越、熊谷あたりも毎年10人前後東大に合格していて、浦和一女は女子の最高峰として東大に毎年5人以上は合格者を出していたと記憶しています。その頃は栄東や開智は影も形もなく、浦和明の星は確か高校のみで、一女の前受け校でしたし、東京ですが豊島岡もよく一女の併願に使われていました。

その後、遅ればせながら埼玉にも私立中学指向が芽生えてきた事と、バブル崩壊後の郊外の衰退が重なって、まず熊谷、川越、春日部などの都心から距離のある伝統校が衰退し、その波が浦和にも及ぶに至り、公立を経ても東大を目指せるルートを守るべく学区制限の緩和に踏み切った、という事でしょう。ハルビンさんのご指摘の通りと思います。

一女は大宮が理数科を設置して以降、じわじわと優秀層を大宮に奪われていきました。今は、女子教育を指向し、かつ私立に行かせる余裕が有る場合は、浦和明の星、桜蔭、豊島岡という組み合わせが定番です。また、かつては浦和西は大宮と同レベルで、自由な浦和西、勉強させる大宮、という棲み分けでしたが、去年の浦和西の実績を見たら、早稲田4人、慶應ゼロ、東京一工は辛うじて一橋のみ1人。一体どうしてしまったのか。

人口が集中している旧浦和市、川口市辺りは比較的富裕な層や教育熱心なタワマン族なども多いので、私立への流出は続きそうです。

熊女の話

>※熊谷、熊女 どうした? ここまで落ちぶれたのか? 所沢北より下だとは・・・!

公立における女子校離れの勢いは強いですよ。
中高一貫における「6年の積み重ねによる女子教育」なんか微塵もアピールできないですからね。

> 以前も書いたが、理科大には「熊女閥」があった。 熊のように怖い理系女子がたくさんいたのだ。
この状態だと理科大も多くは受からんかも・・・

現役4名合格で、3名進学のようです。
(何故か「サンデー毎日」2019.4.14だと合格者名は1名ですが)

陸宿借さんへ

>自由な浦和西、勉強させる大宮

この公式はハルビンさんの所沢、所沢北にも当てはまりそうです。
つまり

自由な所沢、勉強させる所沢北

高校受験に関してはこと「勉強させる」というのは猛アピールポイントなのでしょう。
浦高も自由ですが、学校行事でがんじがらめな自由ですから、これはちょっと違うか。

No title

 先日 仕事で、「北関東の公立高校」の在学生(女子)と話をした。

 その女子の話によると「偏差値はトップクラス」だという。 調べると確かにそのようだ。

 しかしなんて 「チャラチャラ化粧した女子」 だ。 オラ、ヤンキーかと思ったぜい。(オラは古い昭和の人間なんだろうな。)

 北関東の公立も結構自由らしい。

※埼玉のところに書いたけど 埼玉じゃないよん

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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