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他人を屈服させて自分の影響下に置くのは気持ちがいい

今回もいじめの話。「こんなくだらないことはさっさと終わりにしよう」(2019/11/23)の続きです。

最初に身も蓋もないことを言うと、いじめの根絶は無理だと思う。
その理由は、いじめというものが「人間の生きるエネルギーと不可分な性質」を持っているからだと考えているからだ。

いじめの多くが、「他人への影響力の行使」という快感からきている。
他人を屈服させて自分の影響下に置くのは、誰にとっても気持ちがいい。俺だって気持ちがいい。
いじめはその快楽を手っ取り早く供給してくれる。

そしてその快楽が、人間をここまでのし上げてきたともいえる。
いじめのない世界は他者への影響力を極端なまでに制限した世界であり、それは不可能ではないが現実味が薄い。
そして何よりそこまで強く制限するということは、強力な権力の存在が必要であり、そうした権力がいじめを作り上げないというのは、いかにも薄っぺらい世界観だ。

では、いじめは無くならないから何をしても無駄か、と言えばそうでもない。
誰かが「他人への影響力の行使」を仕掛けてきたら、面従腹背でもいいし「クソでも喰らえ」と言ってもいい。
それで何か危害を加えてきたら、そこで初めて表に出せばいい。

影響力は同じ土俵に立たなければ、及びようがない。
逆に、そこしか場所がないと思ったら、これはいじめっ子の思う壺だ。

いじめの自衛策とはどのようなものが考えられるだろうか。
こういうことを書くと、「いじめられるようなことはしない」などと答える人がいるが、こういう人はあまりいじめのことが分かっていない人なのだろう。

いじめに理由を求めるのはナンセンスだ。
そりゃあ後付けでいろいろと言ってくるさ。でも大抵のことは「なんとなく」で始まる。
それに「いじめられるようなことはしない」というのは、中等教育の現場においては変てこりんな答えだ。
「いじめられる側にも問題がある」というのと同じで、問題がない人間なんているものか。
ましてや10代の子供たちだ。問題なんて売るほどあるぜ。

自衛策で言うと、たとえば全員に無視されるというのは、俺からしたらご褒美なのだが、世間ではかなり辛いいじめの分類に入る。
しかし世界中から無視されるというのは、困難だ。
いじめっ子の影響力の及ばない世界はほぼ無限に広がっていている。
同じクラスで無視されているなら、他のクラスの人と話せばいい。
他のクラスで話す人がいないなら、同じクラブでもいい。
学内にいないなら、塾でもいい。塾にいない(行ってない)なら、家族でもいい。
家族とも折り合いが悪いなら、ネットでいい。
つまり、日ごろから世間を広く構えていることが、いじめの自衛策としては効果的だ。

もし君が未成年で、「世間が狭い」というなら、少なくとも親とは話ができる環境をつくる努力をするべきだろう。
それすら無理なようなら、叔父さんでも叔母さんでも、とにかく誰か話の出来る大人が君の最後の蜘蛛の糸になる。


さて、最後に。これを読んでいる世界中の人へ。
もし悩んでいることがあって誰にも相談できないというなら、俺が相談に乗るぜ。
俺以外に読まれたくない場合は、コメント欄で「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れて送信してくれ。
尤も偏屈でいい加減で酔っ払った大人の戯言になる予定なので、それで解決するかどうかは自信がないけれども。

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コメント

>影響力は同じ土俵に立たなければ、及びようがない。
>逆に、そこしか場所がないと思ったら、これはいじめっ子の思う壺だ。

私もそう思います。
影響力や権力は、「ある人」と「その人が属する集団・場」との相互作用により生じるものですから、影響力や権力から逃れたいならば、その集団・場を離れること(安全基地となりうる集団・場を持つこと)が大事だと思います。

※上で「集団・場を離れる」と書きましたが、学校という場を「離れる」という選択は現実的にはなかなか難しいですね。私の視野が狭かったです。私が子のいじめに直面したら、まずは繰り返し繰り返し子と学校と粘り強く話を重ねますかね。それでうまくいくのかどうかわかりませんが。

No title

 よく言われることであるが、中学2年というのが一つの節目になる。と思う。 いじめにせよ人間関係のトラブルにせよ 中学2年がピークだということだ。

 理由はいろいろあるが、小学生は子供だ。高校生は結構大人だ。 その境目が中学生。 そして中一はまだ新しい世界に戸惑っている。中三になると受験でそれどころではない。 中二があれこれ起こりやすいのだ。

 塾には、わざわざ離れた場所の塾に来る子もいる。「学校とは異なる人間関係の中で勉強したい」という子もいるのだ。

 中学生がメインの塾では いじめ防止にはことさらに注力している。そういう、信頼できそうな、面倒見のいい塾で、一人 勉強するのもいいものである。

※実際、オラは塾講師時代、そういう子と一緒に頑張ったこともある。

屈服させたい男と尽くされたい女

>いじめの多くが、「他人への影響力の行使」という快感からきている。
他人を屈服させて自分の影響下に置くのは、誰にとっても気持ちがいい。俺だって気持ちがいい。
いじめはその快楽を手っ取り早く供給してくれる。

→ジャーナル・ギャップ様の解説を読ませていただいて、男性の快感と女性の快感は少し違うと感じました。女性の場合「自分の指示に従ってくれる事はもちろんですが、何かを指示する前に自分のためにかいがいしく働いてくれる」という事に快感を感じます。だって・・・メンズ達が若くてきれいなお嬢さん方ではなく私に気に入られようと頑張ってくれるのですよ。この歳になったらイケメンのお兄さんにちやほやしてもらえるなんてなかなか無いですから・・・そりゃあ気分が良いです。多少変な人がいても我慢できます。

 繁忙期の日雇い派遣さんの中には、たまに、すごく怯えた表情でやたらと私の顔色をうかがってくる方がいます。たいてい仕事もできません(苦笑)酷い会社で酷い上司に意地悪されてきたんだろうなぁと思いつつ、手取り足取り優しくゼロから仕事を教えますが、ごくごく希にちょっと失敗しただけで泣きそうになる子がいます。メンタルに異常をきたすほどいじめるのはホントにやめて欲しいです。

No title

>他人を屈服させて自分の影響下に置く

 ふと思い出した。

 何年前だったかなあ。 大掛かりな国家プロジェクトの「完成記念パーティ」なんぞに取材に行ったことがあった。
 出席者は、議員 閣僚 高級官僚 ゼネコンの社長 土建屋の社長 ・・・
  
 まあ脂っこい。 火をつけたら燃え上がりそうなくらい脂ぎっているのだ。 

 年齢はほとんどが60歳以上。 80近い人もいる。そして9割5分以上が「男性」だ。

 権力闘争、出世競争を勝ち抜いてきた人たちだ。
 他人を顎で使うことを夢見て、そして成功してパーティに来てお互いを称え合う人たちだ。

奔放に生きるシアワセ

「トップにはなりたくはないわ。いつも自分より上にある何かを見上げていたいから」
「今の70代は昔の50代よ。」

 古希を過ぎてもその美貌を武器に自由奔放に生きる大女優カトリーヌドヌーブの言葉である。そんな人生に憧れる女性も多いと思う。

>権力闘争、出世競争を勝ち抜いてきた人たちだ。
→そんな男達の金と権力に群がる女達というのも確かに存在する。

 しかし、女とは生来わがままで気まぐれな生き物なのだ。好奇心の赴くまま自由奔放に生きる事に憧れ喜びを感じる。

 今日は口コミ投稿を条件にお高いオイルエステ(しかも一番人気のセラピストを指名)に行ってしまったので、一滴も飲んでいないのにめっちゃ眠いです。睡魔と戦いながらようやく口コミを書き上げました。

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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