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鉄緑会は凄いのか?ズルいのか?

自分のよく知らない世界のことは、何かと過大評価したり過小評価しがちである。
何の話かと言えば先日の記事「統計学と論理学と青二才は振り向かない」(2019/10/02)における鉄緑会の話だ。

凄く硬そうな名前の単語帳


甘えん坊将軍さんがコメント欄に書いてくれたように、広告なんかしないのにたくさん人が鉄緑会に集まってくれるのは、周りの人達が「鉄緑会は凄い」「鉄緑会はズルい」「鉄緑会という秘密結社」「鉄緑会はドーピング」などなど、毀誉褒貶を繰り返してくれるからだろう。

とくに「毀」「貶」のほうが強力な広告になっている。
「鉄緑会の授業ってわかりやすいし成績上がるし東大に合格出来る」よりも「鉄緑会はズルい」と書いた方が人は動く。
ズルいものを我々は無視できない。

さて、女が女を過大評価も過小評価もしないように、受験の世界にどっぷり嵌まっている人間は鉄緑会を、「凄い」とは思うかもしれないが「ズルい」とは思わない。
あれだけ優秀な生徒を集めているから実績が高くても当たり前、とも思わない。
デキるやつをそのまま難関大学に送り込むのは難しい。二死満塁で今期10打数ノーヒットの代打を相手にするようなものだ。
打ち取って当たり前と思うかもしれないが、その当たり前をしっかりできるやつが投手が、エースなのだ。

鉄緑会の「凄い」ところは、そのデキる連中にしっかりやりきらせるところだろう。
あれだけのハードな勉強をやらせ切るのは凄い。
授業時間をどんどんオーバーしたり、熱心に生徒の相談に乗ったりするところなどは、おそらく鉄緑会エアプな奴には想像できまい。

しかしだからといって俺が鉄緑会を勧めることは少ない。
中には鉄緑会入塾への最後の一押しをしてもらいたくて俺に相談してくる人もいるが、俺はグノーブルや平岡塾やSEGやその他諸々、その人が通える範囲の塾の話をする。

結局塾は道具だ。
みんなにそこそこ使いやすい道具もあれば、その人には合わない、逆にぴったりはまる道具もある。
それに塾選びは伴侶選びのような慎重さが必要なものでもない。
1ヶ月2ヶ月行ってみてから辞めたって、誰にも後ろ指さされない。
入塾金なんざくれてやれ。カネで解決できるなら、却って後腐れがなくていいや。(何の話だ?)

というわけでこの記事にタイトルの問いに答えれば、鉄緑会は凄いけどズルくない、というところか。
尤も広告らしい広告なんかしないのに集客できるところは、やっぱり「ズルい」。

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コメント

No title

エデュの書き込み効果って侮れないと思います。

 というか、エデュを見なければオラはおそらく一生鉄緑会の名前を知らなかったであろう。
 そういう人は少なくないのではないだろうか。

 東京の中高一貫に行っていれば自然に名前が聴こえてくるもんかもしれんが・・

※名前がいいんだよね。 鉄 ってのがいい。
 鉄は熱いうちに打て、鉄の意志、鋼の心臓、なんか「スパルタ」なイメージが名前にある。大リーグボール養成ギプスをはめて虎の穴で計算練習しているようなイメージがあるのだ。 

※鉄緑会を出て東大入ったものは、生涯鉄緑会に忠誠を尽くし、年収の1%を寄付し続ける。みたいなイメージもある。

※それと「指定校」
 こいつが効いている。 鉄緑会指定校、ってなんかプライドをくすぐるのだ。指定校を外されたなんて言ったら ・・・そのショックたるや・・

 ちなみにこの書き込みを見てお分かりの通り、オラは鉄緑会について名前以外何にも知りません。

改めて鉄緑のHPを見てみたら、指定校の在籍生徒数だけでも4,500人超(単純に6学年で割ると1学年750名超)と、私が講師をしていた頃の2~3倍程度になっていると思います(知らぬ間に校舎の数も増えてる)。

これではもう保護者会は開けまいと思ったら、まだ開催しているという!
私は確か大学2, 3年頃からいくつかの学年の学年主任を務めましたが、当時でも200人の保護者を前に緊張したけれど、保護者が500人とか700人ともなると、緊張の度が過ぎてお腹が痛くなりそう。

確かに私の知る限り、昔も授業時間は有って無きが如きものでした(裏を返せば、講師の時給を計算しても意味がない)。

平岡塾の名前も懐かしく思い返しました。私自身が高3のときに2か月くらい通いました。
こちらもHPを見てみましたが、今でも昔と同様に、イスではなく床に座って授業を受ける形式のようですね。
平岡先生はもうお亡くなりになってしまわれたようで。模試で好成績を取った際に平岡先生から金一封を頂いたことを覚えています。親に黙って小遣いにさせていただきました。合掌。

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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