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中央大学法学部が八王子から帰ってくるってよ

先日の記事「女子高生に人気のキャリア…デザイン…学部…?」(2019/09/20)で話した予備校の先生のお話の続き。
今回は中央大学が法学部を多摩キャンパスから都心に移すというお話。

中央大学、法学部の都心移転スケジュールを理事会で決定
中央大学は理事会を開き、東京都八王子市の多摩キャンパスにある法学部の東京23区内移転計画について審議し、2023、2024年に順次、移転するスケジュールを決定した。
(大学ジャーナル 2018年9月13日)

移転先は駿河台及び後楽園とのこと。年次、学年によって異なる、ちょっと変則的な移転になるようだ。
新大学1年生が4年生になるときからの移転なので、大学受験ではまだ影響は限定的だが、2021年度2022年度とかけて、中央大学法学部の難化は避けられないだろうねえ。

中央法科は「白門」の名で知られ、東大や早稲田とならぶ法学の名門だが、ここしばらくはすっかり慶應の後塵を拝し、最近では明治にも脅かされる有様。
しかしこれで凋落にも歯止めがかかる、ともっぱらの噂。
まあそうだろうう。

中央法科はそもそも法律を教えるスキルは高い。
慶應のように色香に惑わされ司法試験の問題を教えちゃうような、そんな楽しい方法で司法試験合格者を出していない。

さて、中央大学法学部の難化の前に、中央大学付属の高校の難化が来るだろう。
現在のV模擬60の偏差値は下記の通り。

中大高校 男65 女65
中大杉並 男65 女65
中大付属 男65 女65
中付横浜 男65 女65


まあ、見事に同じ数字が並んだよ。
これが軒並み68程度になるんじゃないかな。明大明治や青学レベルというところ。

そして中学受験では、下記の通り。
(Y80 2/1 2019結果偏差値)

中大付属 男55 女57
中付横浜 男55 女57


この両校で明治や青学の付属を喰うようになると、かなり付属受験地図が変わってくる。
というか、「変化がない」ということは考えづらい。

で、こういう話になるとすぐに「どうしたらいいですか?」「どこが狙い目ですか?」という流れになるが、そんなもの各ご家庭で考えてどうぞ。
そもそも中央法科が都心にくるのを機に、子どもを法学部に入れたいと考えるなら、中央を受けない手はない。
「法学部なんてどうでもいい」、「私立大学は考えてない」、「都心回帰でかえって遠くなる」という人は、まあ受けないだろうね。
また、付属狙いで法学を考えてないなら(あるいは中央に魅力を感じないなら)、法政も明治も立教も青学も狙い目になる。

それにしても何度か書いたが、いろいろな取り組みをしても大した結果が出なかったのに、キャンパスを都心に動かしただけでこれだけ動くのか。
そりゃそうか。

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コメント

炎の塔

いよいよ「炎の塔」が都心に来るわけですね。
法曹になると覚悟を決めた人間にとっては最高の環境になる気がします。

※「炎の塔」
中央大学多摩キャンパスの学生研究棟の別名。
司法試験や公認会計士試験等の合格を目指し学生が日夜勉強に勤しんでいるという。

No title

中央法の人間は、多分、必ず「中央の法です」と言うだろう。 よほど謙虚な人でも「中央」とは言わないだろう。 きっと。

 もしかしたら「中央大の方から来ました」という冗談があるかもしれない。

ほぅ、そうですか。

中大法出身者とは多くの方々と仕事でご一緒させていただきますが、皆さん中大法に誇りをお持ちですし、また出身者同士の連帯感も強固な気がします。

中大法が都心に出てくると、これまで多摩が遠くて足を運びにくかった中大法出身の法曹界の重鎮たちが、気軽に大学に足を運ぶことができるようになる。そうなると、(今も既に行われてはいますが)法曹実務家による講義がより一層充実していくかもしれない。

法学って紙(六法)に書かれた抽象的なルールを学ぶものだから、ともすれば(まだ社会に出たことのない学生にとっては特に)実社会との繋がりをイメージしにくいところがありますが、法曹実務家から「法律が実際に生かされている現場」の話を聞くことは、法曹を目指す学生にとってよい刺激になるのではないかと思います。

No title

>移転先は駿河台及び後楽園。

丸の内線茗荷谷駅・左手側徒歩3分の敷地らしい。更地で整備済み。アトミ学園のとなり。道路から拓殖大学の看板がよくみえる。


>年次、学年によって異なる、ちょっと変則的な移転になるようだ。

どうりで。ちょっと狭いと思った。

No title

あ、なーる。

ちゅうだいのふぞくのイベント、しょうがくせいとおやがたくさんいた。

No title

バブル期に大学の郊外移転が相次ぎましたが、学生集めという観点では大半は失敗に終わり、特に中央は負け組の最たるものでしょう。私立ではありませんが、旧・都立大も失敗しましたね。名前も含めて。(何とか名前は戻すようですが、昔の敷地は巨大なマンションが建ってしまってます)

一方でMARCHの勝ち組はなんと言っても明治。他大学が相次いで郊外移転する中、「街無き処に実学無し」というポリシーの下、駿河台のキャンパスを高層化する等して人気を高めました。

そもそも文化系の学部を田舎に移転させるのは悪影響しかないと思います。理系のように研究施設や電算機センターなどが要るわけでもなし。おそらくは米国の有名大学が結構郊外にあるのを見て大丈夫と思ったのかも知れませんが、あちらではたとえ自宅から通える距離の大学でも、家を出てドミトリーに入るかシェアハウスに入るのが普通ですから、全く参考にはなりません。

さて、中央の都心回帰がどの程度の効果をもたらすのか、注目したいところです。

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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