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中学受験いろは歌留多3~有為の奥山今日越えて

さてさて、中学受験いろは歌留多の第3弾(【う】~【て】)です。

【う】
兎追いしかの学校
校長先生という人達は、生徒に兎を追わせるのがお好きのようだ。
麻布の先代の氷上校長は勉強と学生生活の2羽の兎を追いかけさせたし、県立浦和のこれまた先代の杉山校長は、勉強と部活と学校行事の3羽の兎を追わせようとした。
でも兎ちゃんを追わせようとする校長はついぞ見たことがない。これだけ男子校があるのに。

【ゐ】
田舎の横綱、江戸の十両
地方で秀才天才ともてはやされても東京に来てみるとさほどでもない、という諺(俺が今作った)。
尤もだからなんだというわけではなく、十両も横綱も関係ない、十代の天才とは歴史に残るような奴だけが天才なのだ。

【の】
のび太、あらわる
麻布中学の2013年の入試問題(理科)では「ドラえもんが生物でない理由を書け」という問題が出題された。
さすが麻布カッケーなどと一部で盛り上がったが、問題をよく見ると至極まっとうな内容だったので、ドラえもんを使って変人学校アピールとは麻布め汚いぞとも思った。
尤もその時に半べそをかきながら「それでも僕は、ドラえもんは猫型ロボットという生き物だと思う」と解答用紙に書いた受験生がいたらしいが、彼の合否は不明。

【お】
親よりも講師
どうも子どもへの小言というのは親よりも第三者の方が良いらしい。
講師はプロだからやらせるのがうまい、という意見もあるでしょうが、友人の塾講師は、やっぱり子どもに勉強させるのはうまくいかなかった。

【く】
繰り上げ合格の魑魅魍魎感は異常
十年ほど前の友人の話だが、不合格になった本命校から夕方電話がかかってきた。
○○女学院教頭の☓☓ですが、あすのお昼までに入金いただければ繰り上げ合格になります、とのこと。欣喜雀躍、早速次の日入金したとのこと。
今考えると怖い話だよなあ。

【や】
やる気あんのか?
安心してください。受験生に向けて言った言葉ではありません。
じゃあ誰に向かっていったのかと言えば、学校の広報に向けてです。何しろ6月になっても7月になっても大学合格実績が更新されない。
挙句に、うちは大学合格実績で選ばれるような学校じゃないから、などと言い訳し始めるんですよ、そういう人は。
さて、そろそろ9月になるけど、まだ更新されていない学校もあるんじゃないかな。

【ま】
まさかの合格は地獄の一丁目
受験の世界では「まさかの不合格」よりも、「まさかの合格」の方がずっと怖い。

【け】
慶應はいま一つ信用できない。特に中等部
これは徹頭徹尾、個人的な感想なのだが、とある議員の息子が中等部に合格したのがその発端。どう考えても中等部に受かるようなおつむの出来じゃあないのになあ。オヤジは「まぐれが起きたよ」と言ってきたが、そんなの信用するほど俺だってうぶじゃないよ。

【ふ】
雙葉を双葉と書くなかれ
でも國學院は国学院と書かれるし、慶應は慶応とも。武蔵は最初から武蔵で、武藏なんて書かないのかな。

【こ】
合格の喜びは一週間
一週間も経てば、だいたい平常に戻る。

公立行ったって東大に行ける
全くその通りです。頑張ってください。

【え】
英語入試が序列を変えるか?
俺は中学受験の英語入試に関しては賛成派である。やりたいところはどんどんやれば良いし、それに対応して受検生の勉強の中身が変わるのも面白い。
しかしこういうのがすぐに「英語入試は必須。全校でやるべし」あるいは「英語入試は邪道。やる必要なし」みたいな流れになるのが嫌いだ。
こんなもの各々の学校や受験生の家庭が考えればいいことで、「正しい形」なんてものを追いかける必要はない。

【て】
適性検査型試験
公立中高一貫人気がもとで誕生した、新しい入試の形。多くの中堅私立中学で実施されており、中にはドル箱になっている学校も。
この逞しさが「私立」である。

次が最終回です。

<参考>
中学受験いろは歌留多1~色は匂へど散りぬるを」(2019/08/30)
中学受験いろは歌留多2~我が世誰ぞ常ならむ」(2019/08/30)
中学受験いろは歌留多4~浅き夢見じ酔ひもせず京」(2019/08/30)

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コメント

No title

県立浦和の杉山校長は私立武蔵の校長になりましたね。
県浦和(市浦和)、私武蔵(都武蔵)と同一名称校のある学校に縁があるようです。

No title

以前も書きましたが 千葉の主要校の校長・・・

渋幕・・・言わずと知れたあの有名人
市川・・・元 筑駒の副校長
東邦・・・生え抜き
秀英・・・元 千葉高の校長
芝柏・・・生え抜き

 です。

 生え抜きがいいのか、外から招聘したほうがいいのか 独裁者がいいのか・・・ はたまた校長なんてどーでもええのか・・

二兎を追った結果さんへ

>県立浦和の杉山校長は私立武蔵の校長になりましたね。
>県浦和(市浦和)、私武蔵(都武蔵)と同一名称校のある学校に縁があるようです。

杉山剛士氏は武蔵出身なのね。
新しい浦高校長の小島克也氏は浦高出身。

どちらの学校もOBが校長に就任。
最近はOB回帰なのかねえ。

市川の宮崎校長には、高校のころ社会を教わりました。
戦後日本の授業で、やや左寄りの授業でした。
僕も当時は社会主義的な考え方に同調してたので、わりと真面目に勉強してました。

何かのレポートで、戦後日本の民主化は大変よいことでした、という趣旨のことを何かの本を要約してかいたのですが、最後に、でも農地解放のために不在地主だった私の祖父は零落しました、私にとって日本の民主化が良いことだったのかはよくわかりません、というようなことを書きました。
それにたいして、何か優しいコメントを書いてくれたことを覚えてます。

宮崎先生、副校長になって、今は市川の校長になったんですね。
真面目に授業するよい先生だったと思います。

No title

 宮崎校長、保護者からの期待はとても大きいようです。有り体に言えば「東大合格者を増やしてくれるのではないか」という期待。

 まあ、そんな簡単に行くならどの学校も筑駒の先生を招聘するわけで・・

 一方、基本的に「放任」の方針のようで「もっとスパルタにしてほしい」という保護者もいるようです。
 こちらは「筑駒と市川は(生徒のレベルが)違うんだから」という意見。
 
 まあ、オラは入学式でしか姿を見ていないのでなんとも言えないですが、優しそうな先生でした。

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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