本日は中学受験いろは歌留多です。あんまり夏らしくないですが、まあ、思いついちゃったんでやりますよ。
全体が長いので4つに分けます。
まずは【い】から【を】。
【い】
1月から始めようもはや首都圏の中学受験は1月から始めるのが主流。通うあてがなくても受けておいた方が、受けない人よりもずっと2/1に力を発揮できると俺は思うのだが。
しかし最初に最高の舞台を用意するという考え方も、なかなか攻撃的で面白い。
【ろ】
論拠よりも信念模試の成績が悪くても、冠オープンが撃沈でも、過去問で合格最低点を大きく下回っても、あの学校が呼んでいる、と邁進するのも自由。
【は】
初めて見たものに恋をする孵化した雛が初めて見たものを親鳥と思うことを、インプリンティングと言うらしい。
え?中学受験と関係ないって?
いやいや、テキトーな気持ちで学祭に連れて行くと、その学校に恋しちゃうこともあるかもね。
【に】
西日暮里と日暮里は近すぎる確かに駅間が短いよなあ。やっぱり政治的なことが働いたのかなあ。
入学前は両目をしっかり開けて、入学後は片目を瞑るクロコマ氏の名言。中学受験生のすべての保護者に贈りたい。
【ほ】
本郷なのに巣鴨が最寄り本郷中学あるあるのひとつ。試験当日で迷う人はいないだろうが、説明会では迷うかも。
同様な諺に「巣鴨なのに大塚が最寄り」。
【へ】
偏差値が簡単に上がるわけがないもし簡単に上がったなら、それは以前が悪すぎたのだ。
夏から偏差値10アップなんて広告文句、真に受けてはいけない。あれは常套句。「本日はお日柄もよく」と同じくらいの意味しかない。
【と】
遠くの御三家よりも近くの渋幕そうはいってもやっぱり御三家には抗いがたい魅力があるようで、「うちの子、御三家受かる力はあったけど渋幕に行かせました」と表明していないと、気持ちの落ち着かない人がいるのも確か。
【ち】
ちっとも勉強しない他人のこの言葉を信じる人はさすがにいないよな。・・・・・・いないよな?。
【り】
立教で我慢するか早慶附属が全落ちで立教池袋(あるいは立教新座)と芝(桐朋や攻玉社と交換可能)に受かった場合。どうするのかが問題だ。
【ぬ】
鵺の鳴く夜は恐ろしい友人の娘は中学受験おしせまった冬の夜、いきなりギョエーって鳴くようになった。どうやら答え合わせをしていてケアレスミスをすると鳴くらしい。
秋までは鳴かなかったのだが、考えてみれば鶯だって春の旬にだけホーホケキョと鳴くのだから、鳥類としてはおかしい話ではない。鳥類としては。
もちろん元ネタは『悪霊島』(横溝正史)のフレーズ。
【る】
ルーテルってルターのことかよ浦和ルーテルが青学の系属になったときに初めて知った。
【を】
遠方(をちかた)に置け、面倒な奴はたとえばママ友のボス的な人とはつかず離れずでいるのが正解ですが、なかなかそうはうまくいかない。ならば遠ざけておいた方が良いでしょう。
続きますよ。
<参考>
「
中学受験いろは歌留多2~我が世誰ぞ常ならむ」(2019/08/30)
「
中学受験いろは歌留多3~有為の奥山今日越えて」(2019/08/30)
「
中学受験いろは歌留多4~浅き夢見じ酔ひもせず京」(2019/08/30)
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