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アクロイドって誰?という人は、幸いである~これから心底驚くがいい

青年期にエラリー・クイーンやヴァン・ダインにハマった。
勿論アガサ・クリスティも読んだのだが、クイーンに比べると「通俗的」で、その頃の俺はハマらなかった。

しかし、いまクリスティを読み返すと、その頃の俺がいかにド素人ちゃんだったのかがよくわかる。
読みやすいからって「通俗的」などと断じていたのは、わが生涯の痛恨事である。
クリスティは恐ろしい作家だ。

今夜はその「恐ろしさ」が一番明瞭に出た作品『アクロイド殺し』(アガサ・クリスティ 1926年)のお話。
ところで「アクロイドって誰?」と思った人は、すぐに本屋で「アクロイド殺し」を買ってください。1000円あればお釣りが出ます。
絶対ネット検索なんかしちゃダメですよ。wikiで簡単にネタバレされています。amazonだって信用なりません。

そして読んでいる間は、誰にもその本を読んでいることを秘密にしましょう。
さもないと心無い友人が「ああ、それって犯人が~~」などと言ってくるかもしれません。
俺は中学時代にネタバレされて、今でも同窓会で会うたびに愚痴を言ってます。

そして読み終えたとき、「ああ、やっぱりこいつが犯人だった」と思ったら、あなたは恐ろしい人です。

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コメント

衝撃的

確かに衝撃的でしたね。私は幸いにも、中学生の頃、心底驚くことが出来ました(笑)。

しかし、重度の後遺症が・・・。その後、推理小説を読んでも犯人を推理する楽しみは無くなってしまいました。

No title

 アクロイドって誰?

 ミステリで最も有名な被害者(殺された人ってことね)です。

 有名な探偵は、世界で投票したら・・ ホームズが一番かなあ。ポアロもベスト3には入るだろう。
 でもミステリで殺された人だったら アクロイドが1番有名だろう。

飲んでるから許して

全く関係ないんだけど、さっきソフトバンクが獲得したスチュアートをテレビで見たら、全然野球得意そうに見えないんだよねー。顔とか動きが。
セルロイド製の腹話術の人形みたいな感じなんだよなあ。もし活躍したら、ヒーローインタビューは毎回いっこく堂とセットでお願いしたい!!

「裸の銃」的な笑いbyフランク・ドレビン

>セルロイド製の腹話術の人形みたいな感じなんだよなあ。もし活躍したら、ヒーローインタビューは毎回いっこく堂とセットでお願いしたい!!

この不謹慎な諧謔がつけ麺さんの真骨頂だなあ。
しかし、もしそれをやったら、スチュアート恐るべし、だ。

なんて言いながら、1イニングも投げないでアメリカに帰ったりして。

ミステリーを読み解く鍵はパパ活?!

>誰にもその本を読んでいることを秘密にしましょう
 早坂吝『○○○○○○○○殺人事件』あたりはずっと秘密にした方が良いかもしれません・・・好き嫌いがハッキリと分かれるストーリーだと思います。
 殺人事件と言えば・・・木嶋佳苗死刑囚が三度目の獄中結婚をしましたね。お相手は新潮のデスク・・・彼女の達筆な文字とサービス精神に溢れた文章は、男性にとっては魅力があるのだろうと感じました。まぁ1番の武器は神様からのギフトらしいんですけどね(笑)彼女の文章もまた激しく好き嫌いの分かれる文章だと思います。

人間の顔は食べづらい

早坂吝の「らいち」シリーズはかかさず読んでます(笑)
それよりも白井智之の方が、「人前で話さない作家」にふさわしいかも知れません。

人間の顔は×××××

早坂吝の「らいち」シリーズはかかさず読んでます(笑)
それよりも白井智之の方が、「人前で話さない作家」にふさわしいかも知れません。

※ちなみにこの書き込みのタイトルに白井の代表作のタイトルを書き込んだところ、「不正な投稿だと判断されました」と弾かれました。
ブログ主、またもや書き込み禁止処置を食らうの巻。

で、一部伏字(××)を用いて書き込みましとさ。

最も有名な被害者

>アクロイドって誰?
>ミステリで最も有名な被害者(殺された人ってことね)です。

凄い着眼点だニャ。
そういう発想はなかった。

FC2の改心

あれ?
「不正な投稿だと判断されました」と表示されたから、弾かれたと思ったらちゃんと載ってる。

改心したかな。

ミクロイドSなら見てました

小学生の時は推理小説にはまっていて、最もお気に入りだったのがガストン・ルルーの『黄色い部屋の秘密』でした。国語力がなかったので同じく密室トリックとして有名な横溝の『本陣殺人事件』を読むのは頓挫しましたし、『虚無への供物』、『黒死館殺人事件』も所有はしていたものの結局読まずじまいでしたね。『アクロイド』は先に犯人を知っていたのでどうも読む気になれませんでした。
JGさん『Yの悲劇』はいかがでしたか?これも「あっと驚く犯人」系のストーリーで、先に犯人を知っていたゆえ読まなかった作品の一つです。

大学生になる頃には推理小説、とりわけトリックものに対する興味を失っていましたが、唯一「あっ!」と驚いたのは『斜め屋敷の犯罪』でしょうか。

No title

>ガストン・ルルーの『黄色い部屋の秘密』

 以前、クリスティの仕事をした時、クリスティに最も影響を与えた作家が、ガストン・ルルー、という結論でした。 クリスティの原点と言っていいかもしれません。

No title

えっ、ガストン・ルルーってミステリーは『黄色い部屋』と『黒衣夫』人くらいしか書いていませんでしたよね(ほとんど一発屋)?
クリスティが最も影響を受けたとはとても意外です。
クリスティまわりの仕事をされた時、失踪事件の真相はわかりましたか?
以前イギリス人の知人と話した時、ずいぶん古い事件のはずなのにクリスティの失踪事件の事を皆(数人ですが)知っていました。

よく驚く男

>JGさん『Yの悲劇』はいかがでしたか?これも「あっと驚く犯人」系のストーリーで、先に犯人を知っていたゆえ読まなかった作品の一つです。

これもネタバレした後で読みました。
なぜ犯人はマンドリンを凶器に使ったのか、という犯行手段の謎まで、ご丁寧にネタバレされました。

でも十分楽しみましたよ。
陰鬱たるハッター家の雰囲気が、ミステリの合間から滲み出ていて、良い小説でした。

この「あっと驚く犯人」って、つまり当時の社会常識を逆手に取っているわけで、ヴァン・ダインの『グリーン家殺人事件』と同じグループだと思います。
ちなみに『グリーン家殺人事件』はネタバレなしに読んで、読んだ後に熱を出しましたので、『Yの悲劇』もネタバレなしに読んだらきっと熱を出したこと請け合いです。


>大学生になる頃には推理小説、とりわけトリックものに対する興味を失っていましたが、唯一「あっ!」と驚いたのは『斜め屋敷の犯罪』でしょうか。

俺はその前作『占星術殺人事件』で「あっ!」と驚きました。綾辻の『十角館の殺人』でも驚きました。
まあ、よく驚くんですよ、俺という人間は。

No title

>失踪事件の真相

あ、さすがにそこまではわかりませんでした。

 仮に新しい「物的証拠(文書とか)」などを発掘して真相に迫れれば、BBCと共同制作のNHKスペシャルが1本作れるほどのインパクトがあると思います。

(実際BBC取材班とかエゲレスの大学にはライフワークとしてやっているような人がいると推測する)

No title

アマゾンで『Yの悲劇』(越前訳)の感想覧に花鳥風月さんという方がこんなコメントを書いていらして、なるほど確かにそうかも、と思わさせられました。思い出が加味されると評価がつい甘くなるんですよね。「沢村は160キロ以上出ていて大谷より速かった」みたいに(笑)

“クリスティやクイーンは未だに人気が非常に高いが、それは子供向けのホームズ、ルパン、少年探偵団を経た小学生高学年から中学生が、初めて手にする大人向け推理小説(翻訳版はクリスティとクイーンが最も入手しやすかった)であり、大人の知識や怜悧な物の見方だと粗が目立つ話でも、子供の純真な心には驚きの方が大きな割合を占め、その時の印象が強く残ったまま、大人になった後で再読し、(自分の子供時代を懐かしむことも加味して)再び高評価をつけるので人気が継続するのだ”

逆に、私は小学生時代、難解さから敬遠した諸作品(ヴァン・ダインやディクスン・カー等)を、大人になって経験を積んだ今でこそ丸ごと味わえるような気もしていて、あの時中途半端に読まずにとっておいたーそれゆえ初読の楽しみが残っているーことを嬉しくも思っています。
JGさん、またブログを通してミステリィの古典についていろいろ教えてください。
最近は越前訳を始め、新訳が次々出ているようですね。

No title

 トルコがクルド人地区に攻め入ったらしい。

 昔 船戸与一著 「砂のクロニクル」という小説を読んだ。 この小説は強烈だった。 クルド民族問題をここまでの小説に仕上げた船戸さんの力量には感服する。
 世界の諸問題を小説で知る、という手法を教えてもらった本だった。

 ということで オラはクルド人には感情移入している。 (実際に周辺に住めば そんな綺麗事ではないんでしょうけどね)

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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