コメント
No title
オラがミステリを狂ったように読んだのが 1990年頃から2005年くらい。
1990年頃何があったか?
「このミステリがすごい」が創刊されたのだ。(ウイキを見ると1988年創刊)
この本はオラには新鮮だった。
それまでは直木賞や芥川賞、そして朝日新聞などの「超上から目線」の書評しか判断材料がなかった時に「オラ目線」に近い書評本が現れたのだ。
創刊当時は、 権威に反抗して、読書のプロが本当に面白いものを選ぶ、という雰囲気があった。
「このミス」というのは、数十人の書評家、本好き、大学のミステリサークルなどが、それぞれ順位付けをしてその総合点でランキングするというもの。2年くらい見ていると「オラにあった書評家」とかがわかって来る。「この人の一押しなら読んでみるか」って感じになるのだ。
※その後オラは彼ら書評家と仕事することになる。で、このミスでオラが信頼する書評家(茶木さんという人)は、オラが仕事した書評家連中には大変評判が悪かった。ふふふ
ミステリを読んで、年末に「このミス」を買う。そして読み逃したミステリを読む、という生活が15年くらい続いた。 そしてミステリ生活はある日終わりを迎える。 結婚なんぞして子供が生まれたのだ。 本を読む時間などない。 子育て、食事作り、そして中学受験である。
※と、結婚が諸悪の根源のように書いているが、実際の原因は「目が悪くなった」ことだと思う。本を読むと目が疲れてしまうのだ。長い時間読めない。
※今は、「このミス」も「権威」になってしまった感じがある。残念だ
1990年頃何があったか?
「このミステリがすごい」が創刊されたのだ。(ウイキを見ると1988年創刊)
この本はオラには新鮮だった。
それまでは直木賞や芥川賞、そして朝日新聞などの「超上から目線」の書評しか判断材料がなかった時に「オラ目線」に近い書評本が現れたのだ。
創刊当時は、 権威に反抗して、読書のプロが本当に面白いものを選ぶ、という雰囲気があった。
「このミス」というのは、数十人の書評家、本好き、大学のミステリサークルなどが、それぞれ順位付けをしてその総合点でランキングするというもの。2年くらい見ていると「オラにあった書評家」とかがわかって来る。「この人の一押しなら読んでみるか」って感じになるのだ。
※その後オラは彼ら書評家と仕事することになる。で、このミスでオラが信頼する書評家(茶木さんという人)は、オラが仕事した書評家連中には大変評判が悪かった。ふふふ
ミステリを読んで、年末に「このミス」を買う。そして読み逃したミステリを読む、という生活が15年くらい続いた。 そしてミステリ生活はある日終わりを迎える。 結婚なんぞして子供が生まれたのだ。 本を読む時間などない。 子育て、食事作り、そして中学受験である。
※と、結婚が諸悪の根源のように書いているが、実際の原因は「目が悪くなった」ことだと思う。本を読むと目が疲れてしまうのだ。長い時間読めない。
※今は、「このミス」も「権威」になってしまった感じがある。残念だ
ミステリ書評に権威が必要だった時代なんて、今のキッズには想像もつくまい
「このミス」が「権威」となった今でも、「このミス」が作った「反権威」の流れは生きているようです。
今ではインターネットに個々の人が感想を載せていますので、レベル差はありますが、書評の裾野は広がったでしょう。
尤もそうした在野の書評家の一番の功績は、新刊の書評よりも埋もれた名作佳作を掘り起こすことのようですが。
今ではインターネットに個々の人が感想を載せていますので、レベル差はありますが、書評の裾野は広がったでしょう。
尤もそうした在野の書評家の一番の功績は、新刊の書評よりも埋もれた名作佳作を掘り起こすことのようですが。