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文庫本と折りたたみ傘と財布、それに小型ラジオ

史上最大、10連休と懼れられた令和最初のGWが終わった。
皆さんはいかが過ごされたであろうか。
ちなみに俺は予告通り、仕事仕事飲み会仕事、と相成った。

TVニュースを見ると、いたるところで渋滞が発生し、ターミナル駅では疲れ切った家族が映し出されているが、これは(俺のような)旅行に行けなかった連中を慰めるための光景である。
どんなに疲れても、やはり旅行は楽しい。

俺は旅行が好きである。
学生の頃は、GWも夏休みもよく旅行に出た。多くは友人たちとのにぎやかな旅行である。(恋人との甘い旅行もあったが…、あれ?あったっけかな?)
しかし実は俺が好きなのは、一人旅なのだ。

9月や2月、そして3月などは、大学生は比較的自由になる時間が生まれる。そんな時、ひょいと出かけてしまう。
本格的な「旅」をする気はない。リュックに下着や靴下を2つ3つ放り込んで出かける。
あとは、そうだな、文庫本と折りたたみ傘と財布か。それに小型ラジオがあれば、かなり優雅な部類だ。

青春18きっぷが使える期間なら、駅で時刻表と一緒に購入する。
で、行き先を決めるわけだが、東京という世界でもトップクラスの人ごみの都市から逃避するのだから、できるだけ人のあまりいない方へ行きたい。
今はどうだか知らないが、当時はシーズンオフのスキー場などは、自然が溢れているわりに観光客は少なかった。
それで蔵王や志賀などに向かうわけだが、あまりに人がいないところだと店が全て閉められていて、町として機能していないところもあるから要注意だ。

一度など夜になっても誰も見当たらず、宿の手配などできるわけもなく、何しろ開いているのが交番だけ、ということもあった。
その時はお巡りさんに事情を話して、隣の隣の町に宿をとってもらった。

雨に降られて宿屋に閉じ込められても、残念でも何でもない。
もとより観光などする気はないので、ごろりと寝っ転がって持ってきた文庫本を読んだり(だから難しい本は持ってきてはいけない)、そういう宿屋にはたいてい本が何冊か置いてあるのでそれを読んだり(あまり期待してはいけない)、猫が飼われているようならそいつを相手にする(大して面白いものではない)。

一度、8月のさなかに駅で電車を待っていると、乗り換えの電車が大幅に遅れるとアナウンスがあった。それで時間つぶしにラジオで高校野球を聞いていたら、人がわらわら集まってきた。
PLだったか仙台育英だったか帝京だったか、とにかく強豪校同士の対戦だったこともあったのだが、みんな暇だったのだろう。
俺はボリュームを上げ、スピーカーがみんなの方に向くように置きかえた。
一人旅だと、時々人恋しくなる時もあるのだ。

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コメント

谷に欠けると書いて欲すると読む

お金はないが時間だけはある学生時代に、18きっぷにはたっぷりとお世話になりました。
あの頃のほうが今よりもうまく旅を旅することができていた気がします。

No title

オラは学生時代 車で旅行していた。
一人旅もある。友人ともある。彼女ともある。

 車?
 当時、理科大2部に通学していた社会人と付き合っていて、軽自動車を買ってもらったのだ。
 と書くと、「なんてやつだ」と思われるかもしれないが、まあ 不良学生だったのは間違いない。

 勉強もせずに軽自動車でフラフラ日本中を回った。車のいい点は「そのまま寝られる」ことだ。気ままに運転し、観光地の駐車場などで寝た。
(オラの息子がこんな学生生活していたら鬼嫁は烈火のごとく怒るだろう。オラだって怒るかもしれない。本当にひどい学生だった)

 ちなみに車代は、バイトして分割払いで全額返した。(無利子だが)
 友人からは「金の切れ目が縁の切れ目」(車代を返したらフラれる という意味)と言われていたが、その通りだった。

鉄子の部屋

何を隠そう我が娘は鉄分多め、というか鉄である。
と言っても鉄緑ではない。
いわゆる鉄子だ。

本棚には鉄道旅から車両システム制御の専門書まで並んでいる。
自分は鉄は嫌いではないが鉄分はあまりない。だから何故に娘が鉄になったか謎だ。

まだ少々勇気がないようだが、青春18きっぷの一人旅に憧れていて、いずれは親の元から旅立つ日も近いのかもしれない。

この涙腺の弱さをなんとかして欲しい

>まだ少々勇気がないようだが、青春18きっぷの一人旅に憧れていて、いずれは親の元から旅立つ日も近いのかもしれない。

朝からデスクで涙を流してしまった。
この涙を表す適切な言葉が見つけられないまま。

いい日旅立ち

人には15歳や18歳あるいはそれに限らず、旅立ちの風が吹くのを感じる時が来るのでしょうね。

‥その涙は、親元や故郷から旅立った人が真摯に懸命に生きて来た証ではないでしょうか。

No title

子供ができると涙もろくなります。

ニュースを見ても泣けてくる。
今日のように子供が犠牲になるニュースなんて見るともうダメだ。

熟年18切符

熟年単身赴任期間中に、生まれて初めて青春18切符で旅行をしてみた。
グリーン・特急の旅ではみることのない車窓の広がりに旅情を感じる。こんな世界を知らなかった青春時代が残念だったと心底思った。普通列車でも7〜8時間も乗るとこんなに遠くに来ることが出来ることも体感した。

熟年18切符で家族に内緒の一人旅。単身赴任の醍醐味でした。

車両システムを制御すること

>車両システム制御の専門書

うっかり読み飛ばしてしまいましたが、これは鉄分が濃すぎやしないでしょうか。それとも私の鉄分が薄いのかなぁ。

白鳥座さんもさることながら、お嬢さんとも呑みたくなってきました(いろんな意味で失礼)。

No title

学生時代、大学生協では青春18切符をばら売りしていたらしいのですが、それを知らずにJRの窓口に買いに行き、2枚買うつもりだったのが5枚買う羽目になり、手持ちの現金が殆ど無いまま旅に出てしまった事があります。

泊めてくれた友人が、実家から送られてきた塊のハムを出して来てくれて、それを肴に飲んだ事は今でも忘れられません。

 幼稚園の頃「旅に出ます。探さないで下さい○○より」という書き置きを残してよく家出していました。最初は歩ける限り遠くへ・・・年長になる頃にはバスを乗り継いで14km離れた祖母の家へ・・・平和な時代だったなぁと思います。
 18きっぷを初めて利用したのは高校の時、高校生クイズの地区予選に出場するためでした。高校卒業後はアッシー君と呼ばれていた友人達の車を利用させていただいたので18きっぷを使ったのは高校生の時だけでした。旅のお供は”クルマとらじおー“いつの世も男はツラい(^^;

No title

青春18は、東京-九州を友人たちと2回くらい。
途中公園で野宿とかしました。

一人旅は実はあまり経験してませんが、冬スキー担いでスキー場までは時々行ってました。
列車で離れたところに置いていたスキー板を誰かに持ってかれてしまった時は寂しかったなあ。
一人だったし。

今回の連休中は、老いた両親と車で小旅行しました。
いろいろ昔のことを思い出しました。

No title

昔、 東京駅23:30頃発の 大垣行き という普通電車がありました。
 これが 18切符の聖地みたいな電車で、西へ行く人の多くがこの電車を使っていた。

 なんか旅行したくなってきた。
 ユーレイルパスで 最初の都市と目的地だけ決めてフラフラ行ってこようかニャ。
(いい年して、こういうバックパッカー旅行が大好きなのです)

No title

青春18きっぷは、1日間有効(日付が変わると無効)なので、大垣夜行を使って長距離旅行をする場合、東京から横浜(たしか、ここで日付が変わる)の切符を買い、日付が変わってから18きっぷを使う、というワザが当時有りました。

大垣夜行はその昔は普通の列車でもあったので、うっかり泥酔したサラリーマンが東京から乗り込み、とんでもない所で目が覚めるという悲劇が続発していましたが、その後ムーンライトながらという全車指定席に変更されて、そのような惨劇は起こらなくなりました。

旅は道連れ~要はナンパ?!

 常宿はインドラリージェントホテル。当時のレートで1泊五千円しなかったと思います。ホテル前にはバスターミナルと食べ歩きもできる市場、近くにはリーズナブルなマッサージ店や洋服屋さん、電気街などがありました。ひとり旅でのタクシーは危険なので移動はノンエアコンの赤バス。当時市内全域約10円。渋滞のためにノロノロ運転していたので、好きな場所で勝手に飛び降りる事ができとても便利でした。
 ナンパをするのは個室のあるマッサージ店「貴女の旅費と食費、それからこの店で働く1日分のお給料を支払うから日帰りで一緒に○○あたりに遊びに行かない?」と誘うとたいてい提示額よりもずっと安い謝礼でOKしてくれて、オプショナルツアーに申し込むよりも安く効率の良い観光が出来ました。

ワザは継承される

>日付が変わってから18きっぷを使う、というワザが当時有りました。

このワザは今でもあるようですよ。
数年前、うちの子どもが使ってましたから。

クライバーさんへ

>普通列車でも7〜8時間も乗るとこんなに遠くに来ることが出来ることも体感した。

30代に一度やりましたが、もう俺はできませんね。
お尻が痛くなりました。

クロコマさんへ

>途中公園で野宿とかしました。

>列車で離れたところに置いていたスキー板を誰かに持ってかれてしまった時は寂しかったなあ。

クロコマさんの旅行って、雲取山で500ウォンゲットするなど、スパルタン且つ悲喜劇的要素が多いなあ。


>今回の連休中は、老いた両親と車で小旅行しました。
>いろいろ昔のことを思い出しました。

それは良い孝行旅行だったね。

No title

 今は、数十年前に比べバックパック旅行が格段に危険になった感じもします。
 偏見かもしれませんが、イスラム圏などをバックパックで通過する、なんて言ったら(例えば息子が言い出したら) 絶対止めます。

 長期間の貧乏旅行って、多くの人は学生時代しかできないもので一生の宝になると思うのですが、現代の学生はちょっとかわいそう?かな。

旅の友

>30代に一度やりましたが、もう俺はできませんね。お尻が痛くなりました。

熟年18切符の旅の友は文庫本ではなく、エアークッションです (笑)。

甘えん坊将軍さんへ

そうおっしゃっていただくと、馬とか鹿のつく親である自分は嬉しいです。
確かに鉄分濃いですよね〜
でも生意気な普通の小娘です。

うちの娘は、何故か小さい子に好かれるので、甘えん坊将軍さんのお子様ともきっと仲良くなれると思いますよ。

一人旅今昔物語

>熟年18切符の旅

いいですねー
いつかやってみたい。エアークッションは必携ですね 笑
18切符ではなくてもミニ乗りつぶしの旅とかやってみたいなぁ。

国内では結構な田舎でも外国人旅行者の姿を見ることが珍しくなくなってきた。
ネットにアップされた写真やコメントを見ると、田舎と世界がいきなりつながっている。

海外のバックパック旅行でも、今ではスマホが必携なのかな。
スマホやモバイルがあると、一人旅の緊張感が昔に比べてだいぶ違うのかもしれませんね。

No title

白鳥座さん、お久しぶりです。
機械工学科を出てJR東日本に就職した友人がいますね。今思うと彼も鉄だったのかもしれません。お嬢さんの専門も近いですか?娘さんの一人旅は心配でしょうが、電車の旅、いつかできるといいですね。

ヨーロッパなら私はオスロ→ベルゲン間のフィヨルド・ルートをおすすめします。
船と電車を乗り継いで行きます。妻はベルニナ急行が良かったと申しております。
昔はトーマスクックの時刻表はかさばって持ち運びに不便だったのですが、今はスマホ一つあればDBのホームページでヨーロッパ内の時刻はすぐに検索できます。本当に便利になったものです。

脛に傷さんへ

>ヨーロッパなら私はオスロ→ベルゲン間のフィヨルド・ルートをおすすめします。

ありがとうございます、
さすがお詳しいです。
早速ネットで見ましたが、フィヨルド・ルートは魅力的ですね。
ベルニナ急行は、乗ったことはありませんが、鉄の憧れの路線です。

>昔はトーマスクックの時刻表はかさばって持ち運びに不便だったのですが、今はスマホ一つあればDBのホームページでヨーロッパ内の時刻はすぐに検索できます。本当に便利になったものです。

トーマスクック!
懐かしい!若い頃にドイツとスイスを旅行した際にユーレイルパスと共にお世話になりましたが、あのサイズには閉口しました。確かに便利になりましたね〜

うちの子は、そういう方面に進むのかと思っていたら、そちらは完全に趣味なのだそうです(学部は非工学系)よーわからん 笑

No title

今日は岐阜県に出張だった。
名古屋から特急に乗る。

 オラ、在来線特急ってのが大好きだ。
(新幹線は嫌いだ。 東海道新幹線なんていつも混んでいるし、景色も見飽きた。北陸新幹線とかだとちょっと嬉しい)

 名古屋駅を出てすぐに「名城大付属」という学校があった。でかでかと「SGH」と貼ってあった。
 すぐ偏差値を調べるのが悪い癖である。学校を偏差値でしか見られないのだ。(調べたら、中学はないのね。)

 で、岐阜に行って取材して、そのまま日帰りで帰って来た。 交通網が発達すると、一泊してゆっくり飲むこともできない。つまらん。

 岐阜県の駅の、塾の宣伝ポスターには「岐阜高○名 岐阜北○名」と貼ってあった。ふむふむ。

トーマスクック破産

昨日9月23日、トーマスクックがロンドンの裁判所に破産申請をしたとのこと。
https://www.bbc.com/japanese/49792020

時代ですねえ。旅行代理店を使わずとも自分で旅を組み立てられますものね。

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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