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浪人する心情と、諦めきれない女

本日は大学入試の話です。
先日WEBのニュースで、予備校講師だか大学の先生の「受験生は滑り止めにしか受からなくても、浪人せずに受かったところに進学した方がいい」という内容の記事を読んだ。
浪人してくれた方が予備校にとってはおいしいから、大学の先生の話かもしれない。
ただ、東進のエース・林修氏も同じようなことを書いていたから(「受験勉強なんて無駄」)、予備校の講師も同じような意見なのかな。

尤もこういう人たちがそんなことを発信しなくとも、もはや浪人生という種族は絶滅危惧種だ。
1990年代には全国の大学生のうち3人に1人が浪人だったが、20018年度では5人に1人だ。さらにこの四半世紀で18歳人口は40%以上減っているので、浪人生なんて昔に比べるとなかなか見つからない。

ただ、大人が「浪人なんて意味がない」なんて言ったところで、浪人する奴は浪人する。
授業の質は変わらない、だとか、貴重な青春時代の1年を受験勉強に費やすなんて、だとか、善き大人たちは言うわけだ。
しかし本人たちからしてみると

うるせーよ!

なぜそんなことになるのか。
これは立っている場所が違うからだろう。
大人たちが社会的視点からモノを言うのに対して、当の本人たちは非社会的視点から、つまりプライドやコンプレックスでモノを言う。

「東大生になりたい」「慶應に通いたい」「都の西北を歌いたい」

他の連中はそうかもしれないが俺は違う、という気持ちが強い。
さらに悪いことに、俺が「結構浪人の成功率は高いゾ」なんて書いちゃったりしている。
「浪人成功率はどれくらいか?~都内某男子中高一貫校の場合(2018/11/13)」「浪人成功率の高さは何を物語っているのか?(2018/11/14)」
※俺のブログにそこまで影響力があるわけないけどね。

ところで、このお互いの立っている場所の違いは、別れた恋人をなかなか諦めきれない男の心理に似ている。
(女もそうなのかもしれないが、詳しくは知らないので割愛)

「もうあんな女のことなんか忘れろ」
「もっといい女が山ほどいるぞ」
そんなアドバイスは当人にとって雑音に過ぎない。この瞬間、あの女こそが「運命の女」なのだ。
『アルルの女』(ドーデ)の主人公の青年を嗤うのは難しい。

まあ浪人ぐらいで気が済むなら、やってみるのもいいぜ。
三浪したりストーカーしたりは勘弁だけどな。

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コメント

出番だ

自分をフッた女に再チャレンジよりは、自分をフッた大学に再チャレンジの方が、そりゃあ成功率は高いだろうね。
女の方は、「俺のどこが悪かったの?悪いところは直すから」なんて言ったら、「全部!」とか、「そういうところがイヤなのよ!」とか、「あなたは悪くないんだけど、私のわがままだから、ごめんね」とか、速攻で返って来るけど、大学の方は、自分のどこが悪かったのか点数で教えてくれるし、悪いところを直せば次は入れてくれるからね。

No title

知人の例ですが、まったく相手にもされていなかった女性が交通事故で入院した際、花束持参でまめにお見舞いに通って落とし、めでたくゴールインという男がいました。
女性の気持ちが弱っている時を突いたわけですね。
そういう話を聞くと、人間相手は難しいけれど同時に面白いナとも思いますね。
「何?東大の世界大学ランキングが落ちたって!薔薇の花束を持って激励に直行だ!」とか意味ないですものね。

〇束

あくきんさん。
素敵なエピソードですね。
大学に花束を持って行っても意味はないでしょうが、〇束なら、意味があるケースがあるかもしれませんね。
女性だと、更に意味を成す可能性も高そうですが。

No title

 まあ、東大の林先生に「受験勉強無駄」とか「東大行っても無駄」とか言われてもねー。
 じゃあ、イチローに「受験勉強無駄」と言われたら納得するのか?  うーん。
 叩き上げ中卒社長に言われたら納得するのか? うーん。
 宇治原くんやカズレーザーに言われたら納得するのか? うーん。
 ノーベル賞学者に言われたら納得するのか?
うーん。
 藤井聡太に言われたら納得するのか?うーん。

 美貌だけで生きるモデルに言われたら納得するかもしれない。

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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