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難関校で校則が必要ないということは、結局こういうことだ

前回の投稿「ルールの範囲内で戦うのにズルいも何もあるものか」(2019.01.13)の続きですが、実は今回は校則のお話がメインです。
前回とのつながりが見えない方もいると思いますが、なあに大丈夫です。大船に乗ったつもりで俺に任せてください(泥船……

さて校則の話で、生徒の自由や時には人権を侵害する校則の話題の時に、「まだ中学生だから(高校生だから)仕方がない」という論調が生まれる。
ところがそうした論調に対して、「制服のスカートの長さなんてどうでもいいじゃん。女子学院は制服そのものがないよ」と言うと、「女子学院ぐらい頭が良ければいいんだよ」と返される。
また「髪の毛の色なんてどうでもいいじゃん。麻布なんて七色だよ」と言うと、「麻布ぐらい頭が良ければいいんだよ」と返される。

この学校名には筑駒や開成などが入ったりもする。

じゃあ頭の良い学校は、偏差値の高い学校は、東大にたくさん合格する学校は、校則で縛らなくてもいいのか。
そういう学校の生徒は髪の毛の色や制服の長さや下着の色などで縛らなくても、自分で善悪を判断し、自分で行動できるから、校則でいちいち指図する必要はないのか。

となると、前回「ルールの範囲内で戦うのにズルいも何もあるものか」(2019.01.13)に書いたことと矛盾する。
難関校の生徒たちはそうでない生徒たちに比べて、自分で判断して動けるのか、それとも指示がないと動けないのか。

あくまで何となくだが、俺の考えは「難関校の生徒たちはそうでない生徒たちに比べて、自分で判断して動ける」から校則は必要ない、といったほうに近い。
こう考えれば企業が実施する学歴フィルターの合理性も証明できそうだ。

これからの社会では、誰かからの指示で動くのではなく「自分で判断して自分で動く」ことが重要だ、と多くの識者が言う。
ならば圧倒的に難関校の生徒が有利になる。それも校則のない難関校の生徒だ。
「ルールだから守れ」なんていう大人の薄っぺらさを冷笑する子供たちだ。

でも、こういう頭のいい連中は、自分に有利なルールはしっかり守るからな。
だから受験のルールはしっかり守るのさ。

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コメント

No title

 アホ息子1号が「学校行きたい行きたい」と叫んでる。
 アホ息子2号はそうでもないようだ。

 今日、そんな話をした。
 アホ息子1号の学校は 比較的自由で「息苦しさ」はないという。 (オラから見ていていてもそこそこ自由でいい学校だ) 息苦しさがない=学校行きたい と結びつけるのは危険かもしれんが、学校は楽しいらしい。

 2号はどうか?
 2号は、学校(公立)が多少息苦しいらしい。
 麻布や東葛(校則がほとんどない)の話をすると「行きたい」という。

 そう、校則なんてないほうがいいんだ。
 可能なら東葛のような学校に行った方がいい。

 残念ながら日本は 偏差値と自由さは相関があるらいしい。 自由を求めて勉強するのも大切だ。 頑張れ

ルールは、単なる「守るか、守りたくないか」という地平を超えて、「なぜそのルールがあるか(規制の必要性)、設定されているルールの内容が規制目的との関係で相当な範囲となっているか(規制の相当性)」という地平で捉えるべきだと考えます。

立法(=国民が従うべきルールの設定行為)においても、まず第一に規制の必要性があるかどうかをみて、もし必要性が認められるなら、第二にその必要性との関係で相当な範囲内において規制内容を定めることとなります。

仮に難関校において校則がないか、または少ないとするならば、

①校則を設けたとしても、その校則の必要性や相当性を生徒から鋭く追及されるかもしれない(=学校が設定したお仕着せのルールでは生徒を拘束することはできないかもしれない)。

②校則がないがゆえに支障が生じるとしても、生徒自らその対応の必要性と、相当な内容の対応方針を考えてもらいたい(=生徒が自らルールメイクできるようになってもらいたい)。

という両側面があるのかもしれませんね。
(上記の②は教育上とても大切なことだと考えます)

※追記
上のコメントを読み直しましたが、①②は(特に②は)難関校に限った話ではないですね。失礼しました。

宿題がないというのがどういうことか、よくわからないらしい

中等教育の本質は「学べや学べ」だと俺は思っていますが、実際の当事者たる生徒からしたら、何しろ楽しいこと、これに勝る教育はないでしょう。

>麻布や東葛(校則がほとんどない)の話をすると「行きたい」という。

これは確かに公立中の子供に言っても、信じてもらえないんですよ。
「そんなんじゃ、勉強できなくなっちゃうよ?」

そうか、だから麻布は60人しか東大に合格できなかったんだな。

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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