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生徒が先生を評価するのはアリか?ナシか?

どこぞの小6生が「担任の不信任署名集め」をやったというニュースを、最近Yahoo!だかCNNだか誰かのブログのコメント欄で見たような気がする。

というわけで今回は「生徒が先生を評価するのはアリか?ナシか?」というお話。
結論から言えば、俺は「アリ」だと思っている。というか、すぐにでもどんどんやればいいのに、とさえ思う。

ところが反対派の意見をネットで読むかぎり、どうもこの「生徒による評価」に対するスタンスが、俺と世間ではかなり違っていることに気が付いた。

反対派としては、下記のようなマイナスを挙げている。
・生徒に先生(の授業)を判断する力量なんてない
・それなのに、それを基に待遇が変わるのは不合理だ

「生徒に先生(の授業)を判断する力量なんてない」という傍証として、ある反対派の教師は「楽しいだけの授業をいい授業に選ぶに決まっている」と書き、また別の反対派の教師は「受験に役立つだけの授業を評価するに決まっている」と書く。

なんだ、決まってないじゃないか。

結局のところ「自分に自信のない要素」を高く評価されるのが怖い、ということだろう。
「楽しいだけの授業をいい授業に選ぶに決まっている」という教師は、自分が「楽しい」授業をする自信がない。
「受験に役立つだけの授業を評価するに決まっている」という教師は、自分が「受験に役立つ」授業をする自信がない。

ところが実際に生徒に授業アンケートをとった藤原和博氏(元杉並区立和田中学校長)によると、「もう見事に職員室内で先生たちが抱いている暗黙の評価と一致してしまう」内容だったらしい。
「楽しいだけの授業をいい授業に選ぶに決まっている」と考えるのも、「受験に役立つだけの授業を評価するに決まっている」と断じるのも、いささか生徒を馬鹿にしすぎじゃないかな。

で、俺の考えとしては、ベスト3ぐらいは学内で公表して、一種のお祭りのようにしてしまう。
つまりそこには「責任」など存在させない。だから待遇にも反映させない。

そのかわり、教師のプライドだけには訴えかける。
本当に「良い授業をしたい」と考えてるなら、楽しい授業をしているのは誰で、どんな授業なのか興味はあるだろう。
それに受験に役立つと思われている授業をしているのは誰で、それはどういう授業なのか、当然興味を持つに決まってる。
そういった向上心を持つ人間には有用だろう。

そうじゃない教師はどうするかだって?
そんな教師にいまさら何をやったって無駄さ。問題を起こさないようにするのが関の山だ。

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コメント

No title

 こういう話をすると年配の人は「日比谷ではなあ」と日比谷自慢を始める。(あ、動機さんのことではないですよん)

 日比谷では、校庭で自分の教わりたい先生のところに集まってクラス分けをする、という話だ。

 この話、日比谷出身ではない人もなぜか自慢する。謎だ。

評価させる事で評価する

学生の場合評価する側が期間限定なので難しいが、社会人の360度考課を取り入れている会社では、上司を評価させる事でその部下を評価することも出来る。
常に、上司の批判しか書かない人や以外に客観的な人、好悪がハッキリ出る人等です。評価する方される方の双方の多面的情報を得て評価することができるという意味で、やった方が良いでしょう。

No title

私の時代だと、教師とは仰ぎ見るものという感覚がまだ残っていましたので、教師を評価するという発想は有りませんでしたね。
どこの話か記憶が定かではないのですが、ある大学で学生による教員の評価を行った所、単位を取りやすい教員の評価は低く、出席や到達度に厳しい熱心な教員の評価が高い、という結果になったそうです。学生はちゃんと見ているということですね。

尋常ならざる知性を持つ人間の「圧倒感」

> どこの話か記憶が定かではないのですが、ある大学で学生による教員の評価を行った所、単位を取りやすい教員の評価は低く、出席や到達度に厳しい熱心な教員の評価が高い、という結果になったそうです。学生はちゃんと見ているということですね。

さすがに小中学生だとそこまでいかないでしょうが、大学生ぐらいになると確かに好悪ではない、何と言うか、尋常ならざる知性を持つ人間の「圧倒感」というものに「畏れ」を感じると思います。
そこまでいかずとも、彼我の歴然たる差に、純粋に畏敬の念のひとつやふたつ湧き上がることでしょう。

まあ、ダメな奴はダメでしょうけど。

No title

>48連勤の塾講師「適応障害」で労災認定 「生徒のため」有給休暇もとれず

というYahoo!ニュースがあった。

これ、よくわかる。 オラも塾講師の頃はほとんど休まなかった。若い塾講師は 日曜も祝日も正月も休まず、「質問教室」「正月特訓」に来ることが求められる。

 当時は若かったし、楽しかった。
 生徒に教えるのがやりがいだった。
 から 普通にできた。
 
もちろん、もうできない。 当時から講師の「若さ」と「やりがい」を浪費して成り立っている業界だなあ、と感じていた。

No title

 昨年、長男の受験の時、一番感銘を受けたブログ(記事)は ↓ だった。

http://usjuku.jugem.jp/?cid=23

「猫ギターの教育論」
開成卒の塾講師?が書いているブログだ。

 ひょっとしたら有名人でJGさんは知っているかもしれない。
(というか、オラは エデュで天麩羅蕎麦さんの投稿をみて、同一人物か?と思った。似ている)

 中学受験関係者のブログは面白い。
 なぜか? 知性があるからだろう。
 これが高校受験(特に公立高校受験)だとオラみたいないい加減な人間でも塾講師ができたりする。
 中学受験と大学受験は生半可な知識ではできない。と思う。
 だから面白いんだろう。

猫ギター

>  ひょっとしたら有名人でJGさんは知っているかもしれない。
> (というか、オラは エデュで天麩羅蕎麦さんの投稿をみて、同一人物か?と思った。似ている)

さあて、どうでしょうかねえ。
(知ってはいますが同一人物のワケがありません!)

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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