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中学受験における「負け」とは1~どうなったら負けなのか?

今回はハルビンカフェさんからリクエストのありました、負け方指南、というお話。

受験に関して「勝つ」とは合格することであり、「負ける」とは不合格になることだと、明確に考える方法はある。
ただこの考え方は、自分とは関係ない一般的な文脈で使う分には割と簡単で使い勝手がいいが(合格して負けとか不自然だしね)、自分の子供の話となると勝手が違ってくる。

これは俺の場合だが、受験校に関しては最初はなんとなく偏差値だけで考えていた。受かるところに行けばいいって。
ところが幾つかの学校名が具体的に上がってくると、どの学校に行かせたらいいのか、を考えるようになってきた。

こうなると欲が深くなる。規律と自由、共学と別学、様々な対抗軸の中で、自分の子供にどんな教育を受けさせたいのか。
得意なところを伸ばしたいのか、苦手なところを克服したいのか。
こうした迷路の中でうんうん唸りながら迷っていた結果、「中学受験は親が子供にどんな教育を受けさせたいかを選ぶ受験である」、という結論に至った。

さて、こうした経緯が「負け方」とどんな関係があるのか。

これはね、受験における「負け」を何と定義するか、という話につながります。
最初に「負け=不合格」ということを書きましたが、「中学受験は親が子供にどんな教育を受けさせたいかを選ぶ受験である」ならば、「負け」とは不合格を意味せず、「受けさせたい教育を受けさせられない」を意味するようになります。

ということは、中学受験の「負け」とは全敗、つまり公立中学への進学を意味する……となりそうですが、ここにもちょっとしたカラクリがあります。
というのも、中学受験の勉強を2年なり3年やった経験は水泡に帰すのか?
まあ、そんなことはないですね。
勉強した分はリセットされず、繰り越したまま中学に行くわけです。

喩えるなら、オークションで絶対落としたい古書があったとしましょう。そのために100万貯めたわけですよ(スゲッ!、どんな古書だ?!)。
ところがオークションで残念ながら落とせなかった。
中学受験の全敗とは、こんな感じです。オークション会場に行くまでの旅費などの必要経費などはさっぴかれますが、まあ100万近くが懐に残っているわけです。

じゃあ、中学受験に負けはないじゃん、と思った皆さんへ。
そんなわけないですよ。
世の中に勝ちばかりな勝負なんてありゃしません。

というわけで、「中学受験で負けるとはどういうことか」に関しては次回のお楽しみ。

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コメント

No title

記事、ありがとうございます。

 「負け」は、「初心=中学受験に何を求めるか」と密接に関係がある。
 開成に合格しなければ負け、という人もいるだろう(本当にいるかどうかは知りません)

 二人目にして JGさんの書く「中学受験は子供の教育をデザインする」と言う言葉がようやく分かって来ました。

 長男は、まあ、偏差値と見栄との戦いだった。
 千葉で言えば、実際 渋幕 市川 東邦 秀英 どこに入っても大差ない。 「生徒のレベル」が「多少」違うだけだ。校風や教育に「これだけは譲れない」という違いはない。(ただ、秀英だけは、渋幕の隣に通う、というのが辛いかもしれません。これは秀英さんの責任ではないですが)
 終わってみればそう思う。

 で、次男である。求めるものは
1)中高一貫のカリキュラムで 大学を目指したい
2)せっかく千葉にいるんだから広いグランドで目一杯部活をさせたい
3)毎日 宿題に追われる生活は嫌だ。自主性も重んじてほしい。チェックテストくらいはOK
4)校則も、麻布 東葛までは求めないが、息苦しい学校、理不尽な学校は嫌だ
5)見栄もある。将来 仮に千葉で生きるときに、出身高校を言いづらいのは嫌だ。
6)可能なら 東大合格がコンスタントにいる学校がいい。これは次男が東大に、と言う意味ではなく、東大生と自分の距離感、何が違って何が変わらないのか、を感じてほしい。
7)学校に 「予備校ではない」「アカデミックな感じ」が少しでもほしい

 と欲が出てくるわけです。
1)はどこの私立もOK。 千葉明徳でもOK
2)も 千葉明徳でもOK 

3)4) が問題。  ここを重点的に学校見学していた。開智日本橋、安田学園と、 息苦しいなあ、と感じた。(違う、と言う意見 大歓迎です。ぜひ、ここがいい、と言う意見お願いします)

5)は鬼嫁がいう。 やっぱり千葉県民としては「明徳は」と気になるらしい
6)は まあいいや。 ここは「できれば」でいい
7)も、 大学で取り戻せるのでまあ 「できれば」でいい

 と 息子の偏差値を棚に上げて言いたいことを言うと 1)から7)まで ある。

 で、上記のわがまま?によって 適正偏差値の開智日本橋 安田学園を受けないことにした。
 結果

 稲毛 芝柏 千葉明徳(明徳は行く行かないに関わらず お試しとして受ける)

 という特攻受験になった。
 条件が満たされないなら、公立に行こう、と言うことである。

 あ、こう書いていたら少しずつ気持ちが整理されて来た・・・
 そうかあ。 そう言うことだ。

No title

 しかしこうやって整理すると、千葉明徳が当てはまらないのは 5)6)7) くらいだ。
 じゃあ明徳でいいんでないの?とも思う。

 次男も9月までは明徳が気に入っていた。単に「文化祭がショボかった」だけだ。

 まあいいや、明徳は延納手続きが2月13日まで可能だ。 仮に落ちたら、それからゆっくり 公立か明徳か 本人が行きたい方を選べばいい。

 まずは、稲毛 芝柏 受かるために全力を傾けることだ。次男は今日も 朝 メモリーチェックと 365(公立一貫向け文系と理系の毎日の練習課題問題集。サピで言えば基礎トレだ) やって元気に学校に行った。

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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