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金や地位がなくたって、俺たちは世界と戦える

本庶佑氏がノーベル医学・生理学賞を受賞したということで、ちょっとノーベル賞がらみの話を今回は書きます。
(2年ほど前に某教育系掲示板にも書きました)

朝永振一郎博士(ノーベル物理学賞)に「科学の芽」という詩がある。
ちなみにこんな詩です。

 ふしぎだと思うこと
  これが科学の芽です
 よく観察してたしかめ
 そして考えること
  これが科学の茎です
 そうして最後になぞがとける
  これが科学の花です

昔俺が在校時に物理の先生がその詩を黒板に書いたんですが、その時その教師が「芽」を「牙」と間違えて書いたんです。
これが俺たちの心をつかみました。

金も地位もない俺達でも、科学を牙にして世界と戦える!

この詩は「芽」「茎」「花」という3つの要素が意味の韻を踏んでるので、「牙」だと話が合わない。
しかし何しろ好戦的な連中ですから、「ようし牙だ!ふしぎだと思うぞ!ガオーッ!」というふうにクラス全体で盛り上がった。
次の授業の時に、先生にあっさり訂正されて、しょんぼりしたのはいい思い出です。

 ふしぎだと思うこと
  これが科学の牙です
 よく観察してたしかめ
 そして考えること
  これが科学の爪です
 そうして最後になぞがとける
  これが科学の咆哮です

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コメント

No title

 本庶さんは取材したことはない(残念)ですが名前は知っていた。
 改めて調べると 早石門下なんですね。
 (大阪バイオサイエンス研究所は何度も取材に行った。あまり関係ないか・・・)

「ネイチャー サイエンスの論文の9割は嘘」
かっこええなあ。


 出身高校は公立高校。これは動機さんが元気になりそうだ。

ハルビンカフェさんには是非とも本庶先生を取材(ロングインタビュー)していただき、本庶先生の歩みを一般向けの本にしていただきたいなあ。
立花隆さんが利根川進先生へのロングインタビューをまとめた『精神と物質』のような。

利根川先生も免疫分野だったので、『精神と物質』の続編のような感じの本になると思われ、個人的にはとても興味深いです。

ハルビンカフェさんの会社様、予算をつけてください!

No title

私も朝のニュースで本庶佑さんの件、見ました。

自分の目で見て考えて納得することが大事だと話されていました。
(なんか最近似たような事言われた気がする…あー!)

そして、そのような小中学生が出てきて欲しいとも。(私たち責任重大!?)

本庶さん、画面からお見受けするにちょっと怖そう…。
ハルビンカフェさんインタビューがんばってください!

自然科学者の姿勢や思考法、世界観には学ぶところが多い。
素朴な疑問を適切な形の問題・論点として定立し、仮説を立てる力。
仮説を証明するために論理的に必要十分な実験計画を立てる力。
実験結果を虚心坦懐に分析し、必要に応じて仮説を立て直す力。

医学部入試に理系科目を課すのはくだらない?
とんでもない。文系に進む人間にとっても理系の素養は必要だ(こと立法・行政にかかわろうとする人間には)。

No title

>本庶さん、画面からお見受けするにちょっと怖そう…。

 確かに・・
 野依さん型の「人格?」「実験の鬼」かも しれません。
 なんつって人格者だったりして。

No title

 さて、今日は物理学賞ですね。
 候補の面々を見ると・・・
東工大の細野さんはよく知っている。
 まあ 受賞はまだ早いでしょうけど、仮に受賞したら業績をオラが解説してもいいくらいだ。

 この人は「山師」なんだそうな。
 学生や若い研究者の実験結果を見て、「ここに何か金脈がありそうだ」と勘が働くらしい。その眼で
○電気を通す透明酸化物
○透明な半導体
○鉄の化合物の超電導

 などを掘り出して来た。材料屋ってのはそういう才能がいるのかもしれない。

 スピンや量子コンピューティングの分野はどうだろう?  
 物理学賞は今年はないかなあ。

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(間違えて管理人onlyの設定にしてしまったので再投稿。ごめんなさい)

物理学賞「レーザー物理学」
・・・うーん、そのことばを聞いたことすらない。

数か月前にフェムト秒レーザーの産業利用の話を聞いたことがありますが、関係あるのかしら?
いやあ楽しそう。

No title

ノーベル物理学賞は
「55年ぶり女性が受賞」みたいですね

No title

私の上司は、本庶さんのゴルフ仲間です。
アマチュアなのに、完全な競技ゴルフで、5インチルールとかOKとか、一切なし。
「そういう性格じゃないと、ノーベル賞は取れないんだろうな」と、上司は言ってました。

No title

あら、ノーベル賞の下村さん死去ですか。

オラこの人の業績に関する仕事をしたことがある。もちろんインタビューしたこともある。

 よく、「たとえアインシュタインがいなくても相対性理論はすぐに発見された」という。
 科学の世界は日進月歩で、誰かが発見しなくても明日には違う誰かが発見する、という話だ。

 しかし下村さんのGFPは、ちと、違う。
 当時、GFPの研究をしていた研究者は世界で少なかった。また、GFPの元となるオワンクラゲは、環境変動で減少していて、下村さんが発見した頃には激減して研究で大量に採取することはできなかった。
 だから 下村さんが発見しなかったら、5年か10年くらい科学の進歩は遅れたかもしれない。(まあ たかが10年だが)

 GFPが生物学研究に及ぼしたインパクトは計り知れない。
 この人も異色の研究者だった。合掌

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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