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酒の場における「ちょっと」困る人の話

今回は、時々見かける「ちょっと」困る人について。
「ちょっと」だから見逃してもいいのだが、実は少し「弱ったな」という気持ちになる、そんな人たちの話です。

ここ数年、飲み会の乾杯でビール以外を頼む人が多くなったという話をよく聞く。
チューハイが多いのかな。飲めない人は烏龍茶なんかを頼む。

ところで、こうした風潮に苦言を呈する人が一定数いて驚くことしきり。
人が何飲もうが好き好きだろ、と思っている俺からすれば、どういう思考回路なのか不思議だ。
「乾杯が遅れる」という理由もあろうが、あんなもの数分遅れたって何か困るのか? それとも飲み会とはそもそもそんなに儀式的なものなのか?
「同じものを飲むことで結束が固くなる」という人もいるのかな。そういう人はビールじゃなくて、毒蛇の生き血とかを飲んだほうが良いんじゃないのか。
冗談だと思っている人もいるかもしれないが、「飲めないんです」という人に対して「ひと口つければいいんだから」というアドバイスからすると、やはり何かの儀式のような気がする。

食べ物を勧める人も「ちょっと」困る。
最近は少なくなったが、アレルギーのある人にも「ここのはうまいんだから」という訳の分からない理屈で勧める人もいた。
嫌いなのに勧めてくる人もいる。
「え?ウニ嫌いなの?信じられないな。うまいウニ喰ったことないからだよ。ホラ、ここのウニは凄くうまいから喰ってみろよ」
まあそれで「ホントだ美味しい」という「美味しんぼ」的展開になるならハッピーだろうが、多くの場合、「ウニ好きがうまいというウニ」などは、やはりウニ嫌いな人からすればマズいウニなわけで。
ちなみに俺はウニが好きなので、「そんなに旨いなら俺が食う」などと言いたいのだが、言えば「お前は自分の金で食え」と切り返されるのは必定。世の中ままならぬ。

「俺の酒が飲めないのか」「若いんだからもっと飲めよ」などと酒を勧める人は今だにいるらしい。いわゆるアルハラか。
こういうのは酒の場が盛り下がるのでやめて欲しい。
しかし以前にも書いたが(「喪服のマダムたちとの昼下がりの戯れ」)、マダムから「ねえもっと飲めば」「もう少しお飲みなさいよ」とやられるのは、とっても嬉しい。ちなみにこういうことを書くと「差別だ」といわれるのも必定。これに関しては甘受しよう。

さて、ここまで書いて思ったのだが、結局無理強いするのは、多くの場合権力を持っている側である。
ところが最近それに対して若い連中が、「あ、自分ビールじゃなくて生絞りレモンサワーで」とか言うのが気に入らないのだろう。
会社の飲み会はサークルの飲み会とは違うんだぞ、という声も聞こえてきそうだが、なあに大して違わない。
むしろ「ちょっと」だけタチが悪い、かもしれない。

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コメント

No title

個人の感想です。

オラが嫌いな言葉に・・

「そんなんじゃ社会に出てから通用しないぞ」

学生時代 よく聞いた。 それはそうかもしれないけど  学生時代と社会と同じとは考えていない。 言われなくても自分で変える。

「お前のためを思って言っているんだ」

これは オラは言われたことはないが、言っている人を見たことがある。

嘘だ。

気にいらないから飲んで説教しているんだろう。

※個人の感想です

苦労するのは俺なんだから勝手にさせてくれ

> 「そんなんじゃ社会に出てから通用しないぞ」

ああ、随分言われました。全部スルーです。

> 「お前のためを思って言っているんだ」

言われましたなあ。もうウザくてウザくて。最後はもう「見捨ててくれ!」と頼みましたもん。


No title

もう…シンクロニシティですかってくらい被ってるんですけど…。

ハルビンカフェさん、ジャナ天さんが嫌いな言葉…
我が家で鳴り響いています…。
そして…
「見捨ててくれ!」娘が私に言ったことあります。
ただし私にではなくて、父親に対してそう思ってるって話してくれたんです。
父親には恐ろしくて言える状況ではないです。
今私は、どうやったらこの家から娘を逃がしてやれるのか、それだけです。
いい大学とか、そういう状況ではないんです。

娘がやりたいことがやれるようにするのが、私の仕事ですからね。

No title

ジャナ天さんが今まで登場させてきた人物で、ちょっと残念な人の例が複数あったと思いますが、結構我が家の殿と被ってまして…

苦笑いしながら読んでいました。でも私も疑問に思っていたから、やっぱりそうなんだって自信を持てたというか確信を持てたというか。
甘えん坊将軍さんのFestina lenteだって、自分の好みと同じだったからそれでいいんだって思えて嬉しかったんですよね。

家にいると、自分の物の感じ方に自信をもてなくなるんです。でもこのブログを読んでいると要所要所で、「やっぱりそうだよね、それでいいんだよね」
と感じることが多くて驚いています。

何なん?ここ。

くだらない話ですが

乾杯で同じ物を飲むよう強制されるのは私も大嫌いですが、もっと嫌いなのは、少し多めの人数で店に行った時に、店の方からビールをピッチャーで頼むように促される事。
ビッチャーからグラスに注ぐとき、どう工夫しても、泡が大量に発生します。結果、気の抜けた不味いビールを飲むことになり、そして注ぎきれずに放置すると更にビールの味が劣化します。
なので、飲み放題の店でピッチャーを薦められても、必ず(笑顔で)、「あのぅ、グラスでお願いしますぅ」と言うようにしています。

No title

ピッチャーとかジョッキのビールは
(特に廉価店では)
中身が怪しいので、 プロは必ず「瓶ビール」を頼むそうです。

それを聞いてからオラも「瓶ビール」派になりました

類は友を呼ぶ

> 家にいると、自分の物の感じ方に自信をもてなくなるんです。でもこのブログを読んでいると要所要所で、「やっぱりそうだよね、それでいいんだよね」
> と感じることが多くて驚いています。

雨後さんもここの連中同様、相当変わり者、ということですよ。フフフフ。

No title

確かにねえ、ピッチャーは困るねえ。
とはいえ鯨飲野郎と飲みに行くと、ピッチャーじゃないと忙しくてかなわない。

>家にいると、自分の物の感じ方に自信をもてなくなるんです。

わたしは、自分のものの感じ方に自信を持とうとも思わず、持つ必要があるとも思っておりません。
それと同時に、他者のものの感じ方を盲信するつもりもありません。

「これは間違っているかもしれないぞ」という猜疑心を、自己にも他者にも平等に向けているつもりです。
(嘘です。自分がかわいいので、自分のほうを少し贔屓しています)

No title

ジャナ天さん 甘えん坊将軍さん

かまってくれてサンキューです。
ちょっと元気がでてきました。

風の音がする。
安全第一(笑

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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