FC2ブログ

記事一覧

下位の生徒はどこに進学するのか?~入ってしまえば何とかなるわけじゃないんだよ

「で、その学校に入ると、どの辺りの大学に行けるんですか?」

昨年からとある仕事で、中学受験や高校受験の受験生を持つ保護者(主に母親)の取材をしている。
取材と言っても堅苦しいものはなく、お茶やお菓子を食べながら、ざっくばらんに子供の勉強のことやお金のことなどを話してもらっている。
その会話の中でよく聞かれるのが、冒頭の言葉。まあ、気になるわけだ。

ところで、ある時俺は気づいたわけだよ。
こういう時だいたいは「上位位にいれば○○大学くらいで、真ん中あたりにいれば●●大学ぐらいですね」と言っている。
例えば市川学園なら、上位10%にいれば東京一工、真ん中あたりなら上智・理科大が射程範囲になるだろう。
じゃあ、下位にいたらどの大学なのか?

ちょっと意地の悪い話だが、この話題の直前まで「あの学校に受かるかしら」なんて言ってたわけだから、悠々合格できるという状況じゃない。
もうギリギリでもいいから合格したい、というのが本当だろう。
ならば出口もそこに合わせるべきなのではないか。
つまり、底辺の進学先はどこなのか?

しかしこれは難しい。附属と違って、底辺の進学先なんて毎年毎年大きく変わる。というか、正確に言うと底辺の進学先は「行方不明」だろう。
(本当に消息がつかめないというわけじゃないけどね)

ただ、やはり下位の進学先は知っておきたい。
そこで上から70%辺りの進学実績を、そのうち探ろうと思う。


でも、思うだけで面倒くさがってやらないことになるかも知れない(小声

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験情報へ
にほんブログ村


スポンサーサイト



コメント

No title

>「上位位にいれば○○大学くらいで、真ん中あたりにいれば●●大学ぐらいですね」

 昭和の公立出身のオラの感覚からすると 
「下位は (帝大以外首都圏以外の)国立を狙うか、浪人ですね」

 となるんですが・・・

下位の生徒はどこへ行く

非常に難しい問題ですね。
各校の関係者は、入試の成績と、最終的な進学先のデータを当然持っていますが、それを保護者や生徒に開示しているという話は聞きません。せいぜい、中高一貫校で、中三とか高一とかのラップタイムと現役時の結果を見せるくらいでしょうか。
某国立男子校の説明会で、繰り上げ合格者と正規合格者のその後の成績に違いは有りません、と言っていたのを思い出しましたが、あの学校の場合はそもそも最上位層が当落線上に団子状に固まってますから、そりゃそうでしょうね。

ジャーナル・ギャップさま

このブログの切り口は本当に面白いです。少なくとも「下位」に注目して、真剣に解析しているのは、私は見たことなかったです。上位と下位は同じ数いるのに、上位にばかり注目が集まるのは、人間の心理としてアルアル、面白いですね。

「もうギリギリでもいいから合格したい、というのが本当だろう。ならば出口もそこに合わせるべきなのではないか」については、塾の指導の影響もあるのかもしれません。
私は中学受験について知ったのは、たかだか数年前ですが、最初にNの偏差値表を見て「なぜR4(80%合格偏差値)が主役なの?R3(同じく50%)でないの?」と思いました。「R4の偏差値表だったら、鉛筆転がし問題を出す学校が一番偏差値高くなるやん、複数受験できるんだし、R3を参考にした方がわかりやすいのでは・・・」
実際の進学者の平均偏差値はR50くらいになることが多いと思いますが、塾からはR50だと「チャレンジ校」って言われます。
N63の人が、麻布に対して「R4が67のチャレンジ校」と思うのと、「R3が62の適性校」と思うのでは、心理的にだいぶ違いそうです。
こういった塾の指導も、「もうギリギリでもいいから合格したい」と思いながらも「合格したら真ん中くらいにいる」という心理につながりそうです。

R3とかR4とか、中受関係ない人にはさっぱりわからない暗号

> このブログの切り口は本当に面白いです。少なくとも「下位」に注目して、真剣に解析しているのは、私は見たことなかったです。上位と下位は同じ数いるのに、上位にばかり注目が集まるのは、人間の心理としてアルアル、面白いですね。

すいません。いうほど「真剣に解析」してないです。(少なくとも俺はそこまで頭がついていけてません、へへへ

R3とR4については、志望校をR3で選んで、併願校をR4で選ぶのが王道のようです。
で、受かったらリセット。

俺はリセットして3年ほど放牧するのが一番いいと思いますが。まあ他人には薦めませんけど。

高校・大学受験では特に「偏差値」を意識していなかったので(ある模試を受けたときに、その当該模試の結果として算出されるアドホックな数字としか捉えていなかった)、中学受験で用いられる偏差値について知識も考えもないですが、「80%偏差値」や「50%偏差値」という概念は面白いですね。

これらの概念のベースには、各受験者の「持ち偏差値」という概念が措定されているのかなと思いますが(「持ち偏差値55のA君はX中学に80%の確率で合格する」?)、私にはこの「持ち偏差値」もよくわかりません。

私だけがわかっていないのでしょうけれど、じつに興味深い。(ガリレオの湯川風)

対称性の破れ

連投すみません。独り言を書きます。

古くは中学受験生は、自分の志望や過去問との相性などを勘案し(塾のサポートを受けながらも)、自己判断で志望校の受験に特攻していたが、塾?が発明した80%偏差値や持ち偏差値という概念により、受験生の選好がある意味で秩序化された面があるのかしら。(その良し悪しはさておき)

無秩序状態の中に「偏差値」という概念が放り込まれて秩序化された面があるとするならば、なんとはなしに、南部陽一郎先生の自発的対称性の破れを思い出します。

甘えん坊将軍さん、

面白いですね。
偏差値が導入されたときに相転移がおこり、学校の序列化が発生した、というのは割とありそうかも。

中学受験における相転移現象、とかいう論文が書けるかも(笑)

古き良き?時代

>古くは中学受験生は、自分の志望や過去問との相性などを勘案し(塾のサポートを受けながらも)、自己判断で志望校の受験に特攻していたが

首都圏の話ですが、1980年代くらいだと、高校受験の選択肢も今より多様でしたから(武蔵や桜蔭も高校募集が有りましたし、国立と一部都立も人気が有った)、第一志望一本、ダメなら高校受験で、という選択が珍しくなかったと思います。
その後、高校募集が次々に廃止・縮小され、都立のレベルが2000年くらいにかけて低落を続けたので、中学受験で併願をしっかり抑えようというのが一般的になりました。
更にその後のトップ校間のレベル格差の発生は、交通機関の発達により、いわゆるトップ校と目される学校が、より広い地域から生徒を集められるようになった事も関係していると思います。

クロコマさんへ

お、クロコマさん、久しぶりです。
先日何かで「女子校の運動会はクラス対抗じゃなくて学年対抗のところが多い」と聞きましたが、桜は学年対抗ですか?

なんか学年対抗って、ピンとこないんだけど。

クロコマさん

楽しんでいただけて嬉しいです。
この相転移は中学受験界(家庭にも学校にも)に相応の影響を与えただろうなと踏んでます(素人の飲み屋談議レベル)。

オカヤドカリさん

ありがとうございます。
確かに高校受験で再チャレンジできるのとできないのとでは、中学受験時の冒険度合いに違いが出てきそうですね。なるほどです。

No title

JGさん

>先日何かで「女子校の運動会はクラス対抗じゃなくて学年対抗のところが多い」と聞きましたが、桜は学年対抗ですか?

基本はクラス対抗だったと思うけど、最後のリレーは学年対抗だったと思う。
高3と高2がデッドヒートしていたのは記憶してるんだけど、最後どっちが勝ったか忘れた・・・
ゴールの後に、当該学年の保護者たちが涙ぐんでたのも覚えてるんだが・・・

文化祭行ってきたけど、音楽系が楽しかった。
管弦楽とか合唱部とか。
でも、科学系はイマイチだったかな(麻布とか筑駒に比べれば)
まあでも、全体的には楽しめました。

音楽はいいねえ

科学系もいいけど、音楽は格別だね。
別記事だけど、高校の吹奏楽レベルで俺号泣だもの。

ハンカチ必携です

クロコマさん
文化祭行ってきたんですね!
お子さんいかがでしたか?
台風が心配でしたが、無事終了したようでなによりです。
うちの子の文化祭も演奏系や書道パフォーマンスにしばし心を洗われました。

JGさん
自分は子どもが小学校いや幼稚園の頃から子どもの歌声や演奏に号泣してます。
大人の奏演はきれいだねーくらいの反応なのに、子どもの歌声や演奏ってなんであんなにいきなり深いところまで響くんだろう。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

最新コメント

最新コメント