コメント
No title
何かの形を借りて、批判や苦言を呈するというのは、有効な手段ですね。ボネ氏=藤島氏の場合は、同じ日本人ではなく、日本をよく知る外国人から語る形をとることで、当事者によるものとは違う「客観性」を感じさせるという手法でしょう。
マツコ・デラックスさんは相変わらずご活躍のようですが、彼女(彼?)の女性に対する毒舌が女性から反発を受けないのは、男性でも女性でもない、中立的な立場からの「客観的」な意見、と捉えられているからではないでしょうか。
女性がオカマバーに行き、彼氏に対する愚痴を言うと、ほとんどの場合女性の方が逆に諭されたり、「あんたみたいなワガママ女に付き合ってくれる男がいるだけで奇跡よ」などと言われたりしますが、皆反発どころかスッキリして帰って行きます。この「客観的風」を利用した手法は、意外と我々の身近な所にも浸透しているように思います。
マツコ・デラックスさんは相変わらずご活躍のようですが、彼女(彼?)の女性に対する毒舌が女性から反発を受けないのは、男性でも女性でもない、中立的な立場からの「客観的」な意見、と捉えられているからではないでしょうか。
女性がオカマバーに行き、彼氏に対する愚痴を言うと、ほとんどの場合女性の方が逆に諭されたり、「あんたみたいなワガママ女に付き合ってくれる男がいるだけで奇跡よ」などと言われたりしますが、皆反発どころかスッキリして帰って行きます。この「客観的風」を利用した手法は、意外と我々の身近な所にも浸透しているように思います。
> 何かの形を借りて、批判や苦言を呈するというのは、有効な手段ですね。ボネ氏=藤島氏の場合は、同じ日本人ではなく、日本をよく知る外国人から語る形をとることで、当事者によるものとは違う「客観性」を感じさせるという手法でしょう。
そういや小松左京『明日泥棒』という小説は、その「外国人」の役割を「異星人」がやってたな。
ちなみに「不思議の国ニッポン」シリーズは中盤以降えらくつまらなくなった。
あれは藤島氏の批評眼やら文章の構成力が衰えていったせいもあるだろうが、この虚構に作者本人が耐え切れなくなったせいもあるのだろう。
そういや小松左京『明日泥棒』という小説は、その「外国人」の役割を「異星人」がやってたな。
ちなみに「不思議の国ニッポン」シリーズは中盤以降えらくつまらなくなった。
あれは藤島氏の批評眼やら文章の構成力が衰えていったせいもあるだろうが、この虚構に作者本人が耐え切れなくなったせいもあるのだろう。
No title
ポール・ボネは知らないけど(ひょっとして昔は知ってたかも)、イザヤベンダサン(山本七平)は、本多勝一との論争相手として知ってました。
本多勝一との中国の旅論争を、中学から高校にかけて興味深く読んでました。
当時私は本多ファンだったので、当然その立場を支持していましたが、今はだいぶ変わりました。
僕は本多勝一はかなり影響を受けたと思います。
#今は、大東亜共栄圏?わりといいんじゃない?とか思ってたりしますが。
昔日本がしようとしていたことを、今中国がしてますね。
本多勝一との中国の旅論争を、中学から高校にかけて興味深く読んでました。
当時私は本多ファンだったので、当然その立場を支持していましたが、今はだいぶ変わりました。
僕は本多勝一はかなり影響を受けたと思います。
#今は、大東亜共栄圏?わりといいんじゃない?とか思ってたりしますが。
昔日本がしようとしていたことを、今中国がしてますね。
No title
クロコマ様
私も年々 左翼→右翼 になってきましたが
フランスの政治家ジョージ・クレマンソー「20才で社会主義者でなければ、情熱が足りない。30才でもそうならば、頭が足りない。」
(チャーチルが言ったとされる俗説もあり)
そうだよなあ、と思うこともあります。
私も年々 左翼→右翼 になってきましたが
フランスの政治家ジョージ・クレマンソー「20才で社会主義者でなければ、情熱が足りない。30才でもそうならば、頭が足りない。」
(チャーチルが言ったとされる俗説もあり)
そうだよなあ、と思うこともあります。
イザヤ・ベンダサンなんて名前はイスラエルでは普通にあるのか?
> ポール・ボネは知らないけど(ひょっとして昔は知ってたかも)、イザヤベンダサン(山本七平)は、本多勝一との論争相手として知ってました。
イザヤ・ベンダサンとは懐かしいね。
ただ俺は氏の著作を読む前に、遠藤周作のエッセイで遠藤が「イザヤ・ベンダサンというのは誰かの筆名だろう。その由来は「いざや、便、出さん」に違いない」と書いていたので、最初からなんとなく誰か日本人なのだろうと思っていた。
無論、山本七平なんて頭の片隅にもなかったけど。
イザヤ・ベンダサンとは懐かしいね。
ただ俺は氏の著作を読む前に、遠藤周作のエッセイで遠藤が「イザヤ・ベンダサンというのは誰かの筆名だろう。その由来は「いざや、便、出さん」に違いない」と書いていたので、最初からなんとなく誰か日本人なのだろうと思っていた。
無論、山本七平なんて頭の片隅にもなかったけど。