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英単語は書いて覚える派?見て覚える派?~マクロを分析してミクロに活かせ

前回の記事「遠距離通学の奴らが持つ、とっておきの武器とは?」の「単語帳ボロボロ」で思い出したが、英単語は見て覚えるのか、書いて覚えるのかという記事を随分前に見た。
その記事では書いて覚えるのは非効率であり、見て覚えろという内容だった。
俺はどっちもやったがどっちも覚えられなかったので「ふーん」と思ったが、実際はどっちなんだろう。

しかしこれこそまさに「個人による」ものだから、どちらでも覚えられる方を使えばいいわけだ。
なぜこんな細かい話をしているかと言えば、先日某教育系掲示板で「ミクロとマクロをごっちゃにしている」人から、「ミクロとマクロをごっちゃにするな」とお叱りを受けたので華麗にスルーしておいた経験があったから。

マクロとしての傾向は歴然とある場合が多い。たとえば「女子は数学が苦手」とか「高齢者は記憶力が落ちる」というものだ。
これらは「そうかもしれないなあ」という雰囲気だけでなく、ウラにデータや論拠がある。

それに対して「うちの娘は数学が得意だ」という人がいてもいい。マクロの傾向というのはすべてがそうだというわけではないのだから。
しかし自分の娘が数学が得意だというのを得意になって言いふらすぐらいならほほえましいが、それをもって「女子は数学が苦手というのは間違いだ」となると雲行きが怪しくなる。
無論「女子は本来数学が苦手でないのに、今の教育の方法が間違っているせいで力を発揮できていない」という考えならば傾聴できるのだが、残念なことにそういう話にはまずならない。
「うちの子だけではない、近所の子もそうだ、どこそこの子もそうだ」と言うだけなので、読んだ側としても、こんな匿名掲示板にいくら書き込んでもなんにもなりゃせんがな、としか言いようがない。

しかしだからといってマクロをミクロに生かす方法がないわけじゃない。というか、むしろその方法を手に入れるためにマクロの傾向を探っていくのが、正しい「受験生および受験生保護者の戦い方」だ
たとえば女子で数学が得意なら、「自分は特別な女子だ」などと鼻を高くしている暇はない。
女子は数学が苦手になるという大数の法則に飲み込まれないためにはどうしたら良いのか。女子を数学から遠ざける要因は何か。それに打ち勝つには何が必要かを、武器にしておいた方が良いだろう。

逆のパターンが冒頭の「英単語は見て覚えるのか、書いて覚えるのか」に当てはまる。
「見て覚える方」が有力であるからといって、自分をそれに合わせる必要はない。無論「そうか、見て覚えた方が良いのか」ということで、それを実践してみるのは重要なことだが(マクロの実践)、その結果、「やっぱり見るより書いた方が覚えられるな」というなら、別段マクロに従う必要はない。

こんなもの好き好きだ。マクロやミクロというカタカナを使うからわかりづらくなっている面もあるが、ようは自分に合った勉強のしかたを考えろ、ということでもある。
ただ、サイコロを3回振ってすべて「1」が出たからと言って、そのサイコロが「1」が出やすいサイコロだと言うのは早計だ。
つまり女子なのに数学が得意だからと言って、来年も再来年も数学が得意であるとは言えない、というわけだ。

※男子はどうもそのまま数学が得意なやつが多いというのがマクロの結論らしい。
※但し勉強しなけりゃどんどん落ちていくのは、マクロやミクロ、はたまた大数の法則以前の「世界の常識」なので気をつけられたし。

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コメント

No title

有りましたね、マクロとミクロ。ミクロとして一例だけ挙げれば、しかも匿名の真偽不明の話でマクロを否定できると思っている人達。例のサイトでの私立共学推しと都立共学推しの書き込みは、決まってその類いでしたね。
あの場で書きましたが(多分削除されているでしょうが)、マクロはミクロの集合体なのだから、自分の子供という1つのミクロが、ある集団に入って将来どうなるかを推測するには、マクロの分析は極めて重要だと思うのですが、マクロとしての女子の理数教育を話している所で、「でも女子で数学トップ取るような子も居るよ」とか、「うちの娘は男子と元気に張り合ってますよ」とか、仮にそれが実話であったとしても、マクロの議論になんら影響のない事を書き込んで、「自分はきちんと議論していて、相手は詭弁を弄している」と、本当に思い込んでいる様子でしたからね。

ちなみに私は、かつては見ると聞くで覚えられる方でしたが、実は「人に話す」というのが、一番記憶法として確実かつ効率が良いのではないかと思っています。中学の時の英語の教師が、暗誦をさせる手法でしたが、暗誦の真の意味は、覚えることではなく、覚えたつもりの事を人に話すことではないかと思います。
従って、書いて覚えるというのは、自分が覚えたつもりの事を、話す替わりに文字でアウトプットすることではないかと思います。板書丸写しのノート作成は、アウトプットでないから意味が無いと思いますが、授業で聞いて覚えたこと、理解したことをノートに書くのは、アウトプットによる記憶の定着という面で、意味があると思います。

ミクロとマクロの利用方法

個人的には、マクロとミクロを使って利用する分野で一番重要なのは、「対人関係」なのだと思います。
たとえば女友達にどう接するべきかは、当然のことながら「個人の事情」が最優先されるのですが、だからと言って「個人の事情」だけで推し進めていけば失敗するリスクが高い。
そこで「女子はどういう振る舞いが嫌で、どういう振る舞いが好みなのか」を抑えておく。
無論そんなもの「個人の事情」の前では蟷螂の斧なのですが、このミクロとマクロの距離感を掴んで、各々の状況に合わせていく方が、いつもいつも「個人の事情」とやらで突っ走るよりずっと成功率が高い。

結局のところ、本来はこうなんだが今回はこうだなと軌道修正しながらビクビクしながら進め、ということですな。

「ミクロとマクロの混同」と重なる面もありますが、議論の場面で、

○全称命題〔Aは(すべて)Bである〕と特称命題〔AのなかにはBもある〕の混同
○逆・裏・対偶の使い間違い
○必要条件・十分条件の混同

が出てくると、どうも流れがつっかえてしまいますね。

これらは高校数学の集合のところで学ぶと思いますが、どんな仕事に就くとしても大事な単元だと思っております。

本論とは離れてしまうのですが、ジャーナルさんの記事本文の、

「受験生保護者の戦い方」

という箇所が、うっすらと頭に引っかかっています。

大学受験では、もう親の言うことになどあまり耳を貸さず、どの塾に行くも行かないも、どの参考書を買うも買わないも、文理・志望校・学部の選択も、本人が決めるだろう(親はお金を出すだけ…)、なんて安直に考えていましたが、
某掲示板の大学受験板など見ると、中には、親が結構細かいところまで手取り足取りサポートしているケースもあるんですよね。

教育系掲示板という性質上、放置系の親は書き込まず、サポート系の親の書き込みが目立つだけなのだろうとは思うものの、「受験生保護者の戦い方(マクロ)」について追い追い学んでいかねばなぁと思う今日この頃。

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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