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東大推薦入試ってなんか面白みがないよな

結局のところ、東京大学はどんな学生をとりたいのか?

何の話かと言えば、東京大学の推薦入試のことだ。
2016年度から始まった東大の推薦入試は3回分データがたまって、先日この合格者の顔ぶれ(と言っても個人情報はわからない。何が評価されて入学したか、という点のみ)をみて、冒頭の疑問にたどり着いたわけだ。

推薦入試というのは本来、一般入試でとれない「異才」をとるためにある。
これを東大にあてはめて考えれば、ペーパーテストでは測れないような力の持ち主、ということになる。

たとえば「國文學」に論文が乗るぐらいのトンデモ人。(数英小学生並み)
こんなやつ取ればいいんじゃないか。進振りなしなんだから。
口達者がとりたいなら、桃山文化についてなら2時間でも3時間でも教授と話が出来るやつ、というのも魅力的だ。
英語で短編ミステリー書いて、アメリカ探偵作家クラブからパーティに呼ばれてる高校生なんて、欲しくて仕方がない(俺が)。
ダイオキシンの無害化に関して12もの特許を持ってる同級生がいたら、みんなに刺激をむちゃくちゃ与えてくれるぜ。

どうせ3000人のうちの100人だ。いかようにも冒険しても良いと思うのだが、出してきたのが、1校男女各1人の枠。
これはあからさまに「今まで東大に縁の無かった学校」および「女子」狙いなわけだが、その2つのカテゴリに夢を抱きすぎだぞ、東大。

どうせ「多様性」なんて文科省にハッパかけられて、無理くり出してきた条件なんだろうが、ちょっと杜撰だよな。
挙句アンリトンルールのハードルが高すぎて、「一般入試でも受かるやつ」と「一般入試で受かる奴より少し学力のスケールが小さいけど、意識高い系」の2種類が受かっている気配。
まあ18歳の少年少女だからそれでいいのかもしれないが、これで「多様性」なんて広がるものか。

わかりにくい表現かもしれないが、東大が推薦でとる連中のアイコンは「勉強界の藝大生」なのだと思うがどうか。

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コメント

非完全中高一貫校生の子どもが、完全中高一貫校生と塾で学んでいる。
難関校受験というイベントにおいて完全中高一貫校の優位さをまざまざと感じている。

もはや学習指導要領順守なんて国公立も含め、それそれの学校の裁量に任せていいのでは?と思ってしまう。

で、難関校の入試に「完全中高一貫校生コース」と「非完全中高一貫校生コース」があるといいなーなどと妄想しているうち、ひょっとして推薦入試というのは非完全中高一貫校生救済策かも⁈とさらに妄想が広がった。

そんなこと言ってないで、地道に勉強させるべきですよね‥わかってます〜

推薦というのは、本来は試験を受けさせるまでもない極めて優秀な生徒さんに、確実にお入り頂くための制度だと思うのですが、実際には、学生の安定的な確保とか、スポーツの強化とか、社会的な要請への対応とか、肝心の学生の能力を度外視した選抜が行われているように思います。
東大については、一部の私立ほど極端ではないにしても、ロングさんご指摘の通り、学力の足らない意識高い系が潜り込んでいるフシが有ります。定員が100名なのに、初年度77名、二年目71名しか合格していないという事は、能力が東大が期待する水準に満たない、恐らくは意識だけは高い応募者が多かった、という事でしょう。

結局普通が一番なのか

> もはや学習指導要領順守なんて国公立も含め、それそれの学校の裁量に任せていいのでは?と思ってしまう。

教育の均質化は国是でしょうから、公立は学習指導要領を遵守せざるを得ないでしょうな。
逆に私立はもっとゆるくても良いと思います。

でも保護者の方が、あまり「普通」から逸脱した教育を望んでいないからなあ。

リケジョ「なんでや!」

結局、東大の欲しい「多様性」とは出身地や性別の多様性なのかもしれません。
俺が学力の方向性の「多様性」だと思うんですが、まあ、そういう人を入学させても世界ランキングは上がらないでしょうから、女の子が欲しいのでしょう。

でも世間では、「女子は東大よりも○○あたりの方が幸せになれる」なんて言っちゃうんですから。
(○○には青学でも慶應でもテキトーに入れてください。但し理科大や東工大は入れてはいけません)

>教育の均質化は国是でしょうから

そうなんですよね。大切なことだと思うし、わかってはいるんですよね‥
すみません、ただの愚痴になっちゃいました。

>結局、東大の欲しい「多様性」とは出身地や性別の多様性なのかもしれません。
俺が学力の方向性の「多様性」だと思うんですが、

そうですね。
やっぱりもっと定員を少なくして、その代わり思いっきり個性的な人を選んでほしいです。
突き抜けた異才ってそんなに多くないんじゃないかなぁ。

No title

  突き抜ける、というと私は益川さんを思い出す。
数学で ノーベル物理学賞とった数学(物理数学ね)の天才。 (なんども取材して 一時期は自宅の電話まで知っていた。) 

 益川さん、今 高校生だったら東大入れるかなあ? まあ 入れるか。さすがに・・・ (英語を真面目にやれば、であるが)

 この人 英語で論文書けるんだろうか?
 ちょっと疑問だ。 論文書くのは盟友 小林さんがやっていたようだが・・・


※オラはいろんなノーベル賞受賞者を取材している。
 で、以前 エデュに野依さんのことを書いたら「あいつはサイテー」みたいな猛反発にあった。益川さんは支持が多かった。
 結構面白い。

世界のランキングなんてどうでもいいのにね

> そうですね。
> やっぱりもっと定員を少なくして、その代わり思いっきり個性的な人を選んでほしいです。

まあ、でも、やっぱり、口では何と言っても東大はオールラウンダー、ジェネラリストが欲しいのだろうな。
そういうのがひしひしとわかる推薦入試の結果です。

なーんか、つまらん。

ふええ、ハルビンカフェさん、どれだけ人脈が広いんだ〜
益川さん‥直接お目にかかったことはありませんが、突き抜けてるのがわかる気がします。

それにしても錚々たる方々に取材なさってるんですね。
やっぱりそういう方々って、ちょっと違うものを持ってるというか、何か感じるものがあるんでしょうか?あるいはみなさんに共通するものってあるのかな?

うーん、たとえ東大みたいに知名度が高く最難関の大学でも、異才にとっては必ずしも幸せになれるとは限らないのかもしれないな。場合によってはそれこそ芸大のような環境の方が能力を伸ばせるかもしれない。

東大が異才をどう生かすかもちょっとよくわからないし、そんなこんなで無難になってしまうのは仕方ないのかもしれませんね。

今は麻耶雄嵩と極北ミステリな仕事をしたい

> ふええ、ハルビンカフェさん、どれだけ人脈が広いんだ〜
> 益川さん‥直接お目にかかったことはありませんが、突き抜けてるのがわかる気がします。

でも俺はノーベル賞科学者よりも、三津田信三と仕事したことの方に嫉妬する。
『碆霊の如き祀るもの』読了、至福。

>でも俺はノーベル賞科学者よりも、三津田信三と仕事したことの方に嫉妬する。
>『碆霊の如き祀るもの』読了、至福。

おー、さすがミステリーファンのJGさんらしいです。

小学校の時に図書室にある怪人二十面相と明智小五郎シリーズを読破して以来、ほぼミステリーはご無沙汰でしたが、せっかくJGさんとハルビンカフェさんというめっちゃ詳しい方とご縁ができたので、何か読んでみようかな。

とりあえず
『碆霊の如き祀るもの』読んでみたくなった。
しかしこれ、果たして初心者向けなのか〜⁈

昨夜放送されたNHKスペシャル「未解決事件簿 警察庁長官狙撃事件 実録ドラマ編」は見応えがあった。

これは今年3月に出版された、元刑事の方の手記を実録ドラマ化したものだ。
国村隼とイッセー尾形による取調室の攻防は、まるで舞台劇のような迫力があった。
9月13日(木)午前1時(9月12日深夜)から再放送があるので興味のある方はどうぞ。

内容はさておき、印象に残ったのは重要参考人であるN無期懲役囚の特異さだ。
人間というものについて考えさせられた。
ちなみに彼は東大に在籍していたことがある。
「治世の能臣、乱世の奸雄」なのか?いや、「治世の奸雄、乱世の能臣」なのかもしれない。
いくら特異でもこういう人物は論外だ。

ミステリ

大まかなジャンルとして

1) 本格ミステリ
 (本格とは 探偵に与えられるのと同じ情報が読者にも与えられ、読者も推理する)
 →もし これが好きで ほとんど未読なら世の中には素晴らしい本格であふれています


2) 警察小説
 →警察の捜査のドラマを楽しむもの。ドラマで言えば相棒みたいな感じ  これも多くの傑作がある

3)ハードボイルド
 →物語とともに 台詞回し、 レトリックなども楽しめます

4)冒険小説
 →どちらかというと 困難なミッションを遂行する話

 他、ホラー 戦争もの 歴史もの 医療 弁護士裁判もの 理系 スパイ小説・・・・

 まあ ミステリというジャンルは幅広いですし 世界中のミステリが翻訳で読めるのでほぼ無限にあると言っていい。

 いい作家 いい作品に巡り会えるといいのですが。(脅しているわけではありません)

何を読んでもいいでしょう(悪魔の笑み

> とりあえず
> 『碆霊の如き祀るもの』読んでみたくなった。
> しかしこれ、果たして初心者向けなのか〜⁈

決して初心者向けではありませんが、まあ読みたいなら読んでみてください(ケケケケ
(ちなみに三津田信三のそのシリーズは「厭魅の如き憑くもの」が第1作です)

作られた闇なのか、うっかり生じた闇なのか

> 昨夜放送されたNHKスペシャル「未解決事件簿 警察庁長官狙撃事件 実録ドラマ編」は見応えがあった。

これ、興味ありますねえ。再放送で見てみますよ。

ミステリー△→ミステリ◎

ハルビンカフェさん

わーい!ハルビンカフェさん、すごくわかりやすいです!!ありがとうございます。

ミステリ通の方にとっては当たり前のことでも、初心者はミステリにはこういうジャンルがあることすら知らないため(自分だけかも)、こういうジャンルの紹介は大いに参考になり、とてもありがたいです。

>大まかなジャンルとして
>1)本格ミステリ
>→もし これが好きで ほとんど未読なら世の中には素晴らしい本格であふれています

↑はい、ほとんど未読です。ドヤっ!
頭脳戦には弱いのですが、好きになれるといいなぁ。

>2) 警察小説

↑警察もの、割と好きですよ。こちらはあまり抵抗ないので、1)に挫折したらこちらを攻めようっと。

>3)ハードボイルド
>物語とともに 台詞回し、レトリックなども楽しめます

↑おー!なるほど。ハードボイルドの楽しみ方を初めて知りました‥

>4)冒険小説
>→どちらかというと 困難なミッションを遂行する話

↑小学生の頃は好きでよく読んだジャンルです。映画なんかにもありますね。

このジャンル紹介を見るだけで、ワクワクします。
読書の秋の楽しみが増えました。
ありがとうございます。

あー、ところで「ミステリー」じゃなくて「ミステリ」ですね。
自分は初心者丸出しだ〜

悪魔が来たりて‥

>決して初心者向けではありませんが、まあ読みたいなら読んでみてください(ケケケケ

じょ、上等だいっ!
こうなったら、どれだけ自分の頭脳と胆力が耐えられるかチャレンジだ〜!!

>これ、興味ありますねえ。再放送で見てみますよ。

実録ドラマをご覧になった後は、こちらもどうぞ。ドラマを視聴してからご覧になることをおすすめします。

現代ビジネス 講談社2018.08.29
警察庁長官狙撃事件
gendai.ismedia.jp/articles/-/57195

No title

NHKスペシャル「未解決事件簿 警察庁長官狙撃事件 実録ドラマ編」

見ました。再放送を録画して。
自分ひとりでは、絶対見ない類のドラマだったので、人が人に与える影響ってすごいなと改めて思いました。

白鳥座さん、サンキューです。

雨後さん

ご覧になってくださったんですね。
ありがとうございます。
あのドラマは、思わず誰かと感想を交わしたくなるタイプのドラマだと思います。
自分が作った訳じゃないですが、もし堪能していただいたのなら幸いです。

自分はあまりドラマは見ない方だと思いますが、主演のお二方は好きな俳優さんなので、今回はチェックしていました。

いやー、何がゾッとしたかというと、組織の不条理もさることながら、N無期懲役囚のような人物が実在し、解決らしい解決に至らないまま、現在も服役しているということです。

ああいう人物がネットを利用すれば、いとも簡単に社会を揺るがすような企ても可能だろう。こ、怖い。

人間の業には、時として計り知れない闇があるのだなぁと思いました。

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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