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偏差値15下の学校に進学するということ~フーコー秘密倶楽部は楽しかった

以前某掲示板で「持ち偏差値より15以上、下の学校に進学する事」という話題があった。
受験に失敗して持ち偏差値より15以上下の学校に進学する子がいるが、もっと上の学校だって受かっているのに信じられない、その子のためにもアドバイスしたけど聞いてくれない、どうしたらいいですか、というものだった。

答えは簡単。
お節介はやめな。

しかしここで、そういった世情から一旦離れ、偏差値で15下というのを考えてみよう。
男子頂点で言うなら、開成が攻玉社になるようなものだ。共学なら渋谷渋谷が國學院久我山という具合。
男子Y60なら芝が獨協、共学目線なら広尾学園が明治学院。
女子頂点で言うなら、桜蔭が東洋英和。共学なら早実と帝京大学。あるいは渋谷渋谷と青稜。
女子Y60なら鴎友が大妻中野、共学で言うなら東農大一と開智日本橋。

無論これは「開成と攻玉社のどっちに行く?」ではなくて、「開成受かる可能性がトントンだったのに、攻玉社に行く?あるいは○○に行く?」という設定だ。
○○には芝でも本郷でも広尾医進でも、開成と攻玉社の間の偏差値帯の学校を選んで入れてください。

なんとなくの感想だけど、15下でもいいかなあ。
ただ正直言うと、偏差値が15違うと、学校生活がずいぶん違ってくると思うよ。

まず、大江健三郎や筒井康隆で盛り上がれない。今時なら町田康か川上未映子といったところか。むろんオースターを読んでいる奴なんていない。
次にファインマン的な悪戯が通用しない。怒られるならまだいい方で、むしろ白ける。
レイモンドを原書から訳すような危険は冒せない。カーヴァーならまだ許してもらえるかもしれないが、チャンドラーとなると怪しい。
マラルメに傾倒するような厨二病は無視される。
体育館でフーコー秘密倶楽部を開催しても参加者がいない。
犬ぞりを作って走らせると通報される。(そりといっても車輪つきだったから、結構スピードが出たよ)
マルク紙幣(当時)の贋札を片手間に作ったら、意外と出来がよくて却ってまずいことになる予感がするも、誰も気がつかない。

上記のような青春を送りたくないなら、ぜひとも偏差値を15上げてだな……、え?あんまり関係ない?
それじゃあ、どっちでもいいや。楽しけりゃいいんだよ、学校なんて。(ナゲヤリ

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コメント

あえて差別的なことを書くけど、学力が低くなるにつれて、興味の対象が画一化される傾向はあるよね。異性、漫画、ギャンブル、B級グルメ、以上!みたいな。(あ、俺の好きな物ばっかじゃん・・・)
学力高くなると、知的な面でのニッチ分野の愉しみを面白いと感じられる人間の割合が増えるし、多様化してくる。例のサイトで、公立は色んな学力の生徒が居るから多様化がとか、男女が居ると多様化とか、真剣に主張してる奴には一生分かんないだろうけどね。
学力高く高い生徒が集まる学校に行くのは、知的な多様性を経験させるという意味でも貴重なことだと思うな。

No title

今日は長男(中1)の授業参観日だった。
幾何の授業を見た。

 さすが私立中高一貫校。数学へ愛とロマンあふれるエレガントな授業だった。
 これならお金を払っても聞く価値があると思った。(って実際に授業料払ってます。そもそも授業はお金を払って受けるもの。公立だと 一旦税金という形になるから分かりにくいが)

 具体的には何を講義したか?
●アルキメデスに関する雑談
●三平方の定理の証明(これは簡単)
●その定理を利用して「球の体積の公式を求める」というものだ。
 3分の4パイアール三乗を証明するわけである。

 ここまで見て「あ〜なるほどね」と思った貴方は相当な数学力です。

 私はこのタイトルだけ見て授業の内容が想像つかなかった。見てちょっと感動した。

 こんな授業を毎日受けているのかあ。なんと幸せな奴だ。(本人はその幸せをわからないでしょうけどね)

※後で 長男に聞いたら「今日の授業は特別面白かったよ 普段は計算だけ、とかつまんないよ」
だってさ。
 なんだ、「参観日向け」のとっておきの授業だったのか・・・

No title

 さて、面白かった話を一つ。
 今日、参観と合わせてサッカー部の説明会みたいなものもあった。
 そこで顧問の先生の言葉

「今年のサッカー部の1年生は 全く人の話を聞かない」

 明日何時に集まる。服装は、持ち物はと言った話を全く聞かない。聞いているフリをしているだけなんだそうな。

怒っているのかと思ったらそうでもなく

「偏差値の高い他の学校(渋幕?)のサッカー部の先生と以前話をしたら 『偏差値が高いほど人の話を聞かなくなる』と言っていました。だから偏差値が上がった結果なんだと諦めています」

 という話だった。
 ははは。まあ真偽はわかりませんが・・

正しいとして考えられるのは
●興味のない話は聞きたくない
●どうせ後からラインで誰かに聞けばいいや
 疲れているので面倒だ

って感じだろうか。ま 合理的といえば合理的だ

とっておきの授業

> ※後で 長男に聞いたら「今日の授業は特別面白かったよ 普段は計算だけ、とかつまんないよ」
> だってさ。
>  なんだ、「参観日向け」のとっておきの授業だったのか・・・

フフフフ、「とっておきの授業」ばっかりだと、数学はカリキュラムが終わりませんから。
まあ、トレーニングは家でみんなやってくるようだと、それも可能なのですが、現実はなかなか。

Re: No title

> 「偏差値の高い他の学校(渋幕?)のサッカー部の先生と以前話をしたら 『偏差値が高いほど人の話を聞かなくなる』と言っていました。だから偏差値が上がった結果なんだと諦めています」

これ、よく読むと凄い話だ。
この顧問の先生のスタンスは、部活至上主義の我が国の中等教育では、なかなかできることじゃないな。
「話を聞かせる」じゃなくて「話を聞いてなくても前に進ませる」という観点なのかもしれない。

つけ麺さんへ

> 学力高く高い生徒が集まる学校に行くのは、知的な多様性を経験させるという意味でも貴重なことだと思うな。

まったくのところ、四谷大塚で偏差値60とってるような連中を集めて、小テストや確認テストや1日2時間の宿題で縛り付ける意味があるのか、とも思う。
それよりも、頭や体の感触・感覚をフルに使わせたほうが何倍も楽しいと思うんだけどね。

本文にも書いたけど、フーコー秘密倶楽部は楽しかった。
最初は体育館を使って、フーコーの振り子の実験を「実際にやる」というものだった。
あれはねえ、やってみるとわかるけど、結構面倒で難しんだ。
もうね、いろいろなファクターが邪魔して、思った通りの動きにならないの。そもそも最初の一押しから、うまくいかないんだもの。
うまくいったときは感動したよ。
(尤も、結果ありきの実験ってどうなんだ、という真っ当な批判もあるでしょう)

わくわく大科学実験

フーコー秘密倶楽部って、レオン・フーコーのことだったのですね。
フーコーの振り子は、以前に国立科学博物館に展示してあるのを見ました。(今もあるのかな?)
あれを実際に作るなんて、めっちゃ面白そう!自分も絶対参加していたと思います。

ちなみにうちの子は、数学 ダークサイドとかいうのを友人と作ったらしい。
いったい何をやってるんだか‥

No title

>学力が低くなるにつれて、興味の対象が画一化される

この学力ってやっぱり
「受験勉強」+「環境(学校)」 
だと思うんですよね。

 何が言いたいかというと・・・
 私は仕事と趣味で将棋のプロ棋士を何人か知っているのですが・・・

 将棋のプロ棋士って IQはものすごく高い。
まあ、天才です。本人にその気があれば東大とかすぐ入っちゃう。

 その天才たちが盤を離れると何をするか、何を話すか・・・

「ギャンブル」「アイドル」「アニメ」「漫画」「ゲーム」

 まあ、こんなもんです。

(※もちろん例外もいます)
  

No title

Sで言えば、開成と芝(1日)は15くらい差が有りますね。開成残念で芝という例は実際結構有りますし、これで不幸になるものでもないのではないかと。女子でも桜蔭から15下でも、頌栄とかですから、普通にやっていけそうですけどね。
偏差値帯をもっと下にスライドすると話は変わるのかも知れません。たとえば50の学校と35の学校。偏見かも知れませんが、35の学校でフーコーの振り子の話をしても、一人ぼっちの秘密倶楽部になってしまう可能性が高いと思います。通報もされそうです。こちらの例は、具体的な学校名を出すのはやめておきましょう。

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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