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自由と学校教育に関する考察1~一日中痺れていたい

今回は5/31投稿の「『「謎」の進学校 麻布の教え』~難関大学に行かせたいだけなら選んではいけない」でいただいたコメントを念頭に、いろいろと書いてみます。

先頭打者は雨後さん。

>子供が嫌な目に合うかもしれないと思ったから、アドバイスしたことがあったんです。それはやめたほうがいいよって。わりと念入りに。
>そしたら、「嫌な目ぐらい合わせてよ」って。


痺れる一言です。うちの子がそんなことを言ったら、俺なら一日中痺れてます。ビリビリ。
「嫌な目」にあうかもしれないけど、それでもやっておきたいことがあり、その代償としての「嫌な目」なら、引き受ける覚悟がある。
いったいどんな家庭に育ったら、こういう男気(女の子とでも男気でいいでしょう)のある人間が育つのか、雨後さんを小一時間ほど問い詰めたいぐらいです
もしその「嫌な目」に打ちのめされても、それはそれでいいと思います。その経験と、そこから立ち上がる足腰の強さこそが、かけがえのない対価です。


続いてはハルビンカフェさん

>※しかし この校則問題 突き詰めて行くと
>「自由って何だ」
>「自由は 天才に許された特権か?」
>「自由は特権だ」
>「自由ってのは 支配階級に許されるもんだ」
>「だから エリートに自由は許されるんだ」
> といった話か????


自由というのは2種類あるんじゃないかというのが、俺の仮説です。
1つは与えられる自由(たとえば国家や学校や親から与えられる制限付きの自由)。
もう1つは自分で獲得する自由。
これを「付与自由」と「獲得自由」と名付けます。「獲得自由」は自分で手に入れなくちゃいけない。その手段の一番大きなものは「学問」だと思います。
学問を収めることによって「獲得自由」を手に入れた者たちが、「付与自由」にも裁量を発揮しているのが現実なのではないかと。
そして「付与自由」が「獲得自由」に強い影響を与えるという、相互関係が……
この辺りに関しては、稿を改めて考えてみようと思います。


続いて登場するのは、リアルに麻布の自由の恩恵と被害を被っている(?)クロコマさん。

>麻布が自由を標ぼうするのは、自分たちでルールを作ることの大切さ、難しさを理解して経験してもらうためではと思ってます。
>エリートって、いろんな定義があると思うけど、「ルールを作る人」がエリートかな、と私は思ってます。
>麻布は、そういう人物を育成することを目指してるのだと思って、かっこいいと思いました。

おそらくそういう事なのだと思っています。
麻布はそうしたことを確信犯的に実行して、またそれを一つのアピールポイントとして、保護者および小学生たちを誘惑しているのでしょう。


クロコマさんと並んでブログ主と因縁深い白鳥座さんにもご登場願おう。

>手に入れた自由で何をするか、自由をどう使うかってことかな。
>個人的にはそこに自分の覚悟や意志があるならOK。
>失敗しても自分と向き合うことができれば学ぶことは少なくない。
>けっこう自由な学校で過ごしている子どもを見ていてそう思う。


自由をめぐる議論で蹉跌をきたすのは、「じゃあ自由を与えて失敗したらどうするんだ?」という仮定が出てきたとき。
結論は白鳥座さんが書くように「失敗しても自分と向き合うことができれば学ぶことは少なくない」。
結局のところ、先回りして躓きそうな石ころを拾った道を歩かせたいなら、中等教育に大した魅力は感じない。
そういう「失敗を怖がる」親が「失敗を怖がる」子供を育てたいなら、お好きにどうぞ、だ。
(ところがこういう人間は、何故か「自由にやらせてるよ」という人間を叩きたがる)


今回のトリはななしさん。

>「正しい自由」と「間違った自由」
>これはあるのかもしれないけど、私には今でもわかりません。制限付きの自由って、やっぱり自由じゃない気がします。稚拙ながら、今の私の答えは「自分の幸せのためなら何でもOK」・・・やっぱり制限ついちゃいましたねw

自由に正しいと間違いがあるとすれば、白鳥座さんの書く「自分と向き合う」がキーになると思います。
その「自分と向き合う」ことができるかどうかは、学校教育よりも各ご家庭での教育が基本となるんじゃないかな。
でも、自由は少し間違ってるくらいが魅力的なんだよなあ。

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コメント

No title

>麻布はそうしたことを確信犯的に実行して、またそれを一つのアピールポイントとして、保護者および小学生たちを誘惑しているのでしょう。

適切な宣伝方法と思います。

いつだったか平校長の話を聞いたことあるけど、とても面白くて魅力的な人だった。
ああいう人が校長なのだから、間違いなかろうと思いました。

No title

ジャーナルギャップさん

最近Intereduに書き込みはしてないけど、見るだけは見てます。
今年は開成がひどく悪く書かれてるけど、これ、年によって流行みたいのがあるんですかね?
昨年は桜蔭、その前はJG。
どういう人がどういうつもりで書いてるのかな~、といつも不思議です。

麻布は言うほど出る杭になってないから、悪く言われることはほとんどないみたいね。
筑駒は悪く言われてたこともあったかな~

No title

ところで、渋渋の偏差値は高くなっているみたいね。
数年後にそれを反映するような進学実績が出てくるのか、あるいは上位層が抜けてしまうためさほどの実績は出てこないのか、野次馬的な興味はあるなあ。
渋幕はうまいこと千葉の優秀層を取り込んだけど、東京は御三家の人気は強固だからどのようになるのか・・・

No title

Intereduの以前の常連さんたちは、皆さん引退されたのかな。
人事さん、ちゃいりーさん、JQさん、など、そのもののHNでの書き込みはほとんどなくなりましたね。
ときどき、あれ、これちゃいりーさんかな、と思うようなのはあったりしますが・・・

そういえば、桜蔭の運動会行ってきましたが、なかなか良かったです。
ダンス部が主要メンバーになっている応援団は、お父さんたちの注目の的でした。
バブリーダンスとか、最近(?)のはやりとかも取り込まれてて、楽しかったです。

クロコマさんへ

ちゃいりーさんとはまたお話ししたいな。
自分もずっとROMしています。自分は参加できないので(いったい何がどうなったか謎)、ちゃいりーさんとお話しする術はないのですが、どうもちゃいりーさんとはごくごくわずかに共通のキーワードがありそうな気がします。

そういえば、ちゃいりーさんが桜蔭会館の話をクロコマさんになさっていたことがありませんでしたか?
その桜蔭会館は数年のうちに建て替えとなるかもしれません。
ちゃいりーさんがご存知だといいのだけど。

クロコマさんへ

「青年を誘惑する学校であり続けたい」と、先代の麻布校長・氷上さんが言ったのを聞いて、当時ビックリしました。
「青年を誘惑」なんて言葉が、校長先生の口から出るとは思わなかったからね。
でもその後、いろいろお付き合いさせていただいて、なるほど青年を誘惑する学校だ、と思いました。
平さんもその衣鉢を継いでいるようだ。
それにしても、あんなに温和な氷上さんも平さんも、教師時代はえらく厳格なカミナリ教師だったというんだから不思議だ。

>筑駒は悪く言われてたこともあったかな~

「筑駒は憲法違反だ、共学にしろ、廃校にしろ」と元気な人がいたね。

>Intereduの以前の常連さんたちは、皆さん引退されたのかな。

俺の場合は強制退去だからな(テヘペ゚ロ

No title

白鳥座さん

>そういえば、ちゃいりーさんが桜蔭会館の話をクロコマさんになさっていたことがありませんでしたか?
>その桜蔭会館は数年のうちに建て替えとなるかもしれません。

はいはい、ありました。
お茶大のそばに桜蔭会館というのがある、というのですね。
私も一度そばを通ったことがあって、桜蔭?なぜここに?と思ったことがありました。
そうですが、改修ですか。

時々とても分かりやすい桜蔭擁護の書き込みがあって、あれ、これちゃいりーさんかな、と思うことはあります。
桜蔭の運動会でそれっぽい人いるかな~と思って探してみたけど、分りませんでした。
でも、お父さん方は多かったです。

No title

JGさん
>「青年を誘惑」なんて言葉が、校長先生の口から出るとは思わなかったからね。

氷上先生とはオーバーラップがないので知らないのですが、きっと面白い方だったのでしょうね。
そういう人がトップにいるといいですね。

私の出身校は、副校長が実質的な校長でした。
在校時は眠たい話するくらいにしか思っていませんでしたが、卒業後、昔は血気盛んだった若い面白い先生たちがどんどん副校長になりました。
副校長になったその先生方の様子は見ませんでしたが、在校生からみれば、眠たい話をする先生に見えたのかもしれないなあ。
でも保護者目線では割と面白い話をしていたのかもしれないなあ。

なんかとりとめのない感じになってしまいました・・・

俺は、例のサイトでは常連でもなかったけど、ジャナ天さんと違って模範的な投稿者だから、アク禁になったことはないなあ。しょっちゅう削除はされたけど。
それにしても、「嫌な目にくらいあわせてよ」って、シビれるねえ。例のサイトで俺がシビれたのは、ちゃいりーさんの娘さんが受験の時、受験前は桜蔭がそんなに鉄板でもない感じで、ちゃいりーさんが、「別に桜蔭じゃなくてもいいんじゃないか?」って言ったら、娘さんが「私の人生だ。受けさせてくれ」って言ったって話。
こういうのって、親の教育なんですかね?それとも、生まれつきなんですかね?

つけ麺さんへ

> 俺は、例のサイトでは常連でもなかったけど、ジャナ天さんと違って模範的な投稿者だから、アク禁になったことはないなあ。しょっちゅう削除はされたけど。

あの程度でアク禁とはやつらも度量が狭い。
尤もならなかったらならなかったで、このブログは生まれなかったろうな。

> 娘さんが「私の人生だ。受けさせてくれ」って言ったって話。

いや、もうね、ちゃいりーさんも雨後さんも、いったいどんな家庭なんだろうか。
俺の家庭とは絶対的に何かが違うんだろうな。

麻布の教育は放牧である。でも柵はちゃんとある。(ちゃんと…ある?)

> 氷上先生とはオーバーラップがないので知らないのですが、きっと面白い方だったのでしょうね。

朴訥とした中に独特なユーモアのある人です。
麻布の教育を「放牧」と表現して、「その柵は伸びたり縮んだりします。またところどころ壊れてたりします」。

> なんかとりとめのない感じになってしまいました・・・

俺のブログなんだからどんな感じでもアリだよ。

No title

ジャナ天さん

気に留めて頂いてありがとうございます。
つけ麺さんもありがとう。
そんなにも何か驚きを覚えてもらえるとは思ってもいなかったので、
私も嬉しいです。


クロコマさん

別スレッドで質問した件ですが、
丁寧にお答え頂いてありがとうございます。

No title

懐風館事件の時に、「麻布における自由と、まずは身だしなみから指導が必要な学校における自由は違う」と書き込みさせて頂いた者です。
指導者、保護者や周囲の信頼を得ていれば、より多くの自由が与えられますし、そうでなければ自由は制限される。当たり前の話だと思います。
古い話で恐縮ですが、V9時代の巨人軍、川上監督は基本的にセオリー通りのプレーを選手に課していて、ランナーが1塁、2塁にいる場合は、右方向に打つのが鉄則でしたが、長島、王だけは、自由に打つことが許されていたと聞きます。(もっとも、長島はどう指示をした所で、自分の好きなようにしか打たなかったかも知れません)。V9時代のメンバーですから、長島や王以外も一流選手が揃っていた巨人ですら、です。
すみません、皆様と違って性格が悪いので、自由と言うのはごく一部の人間だけが使いこなせる贅沢品であって、大半の人間は、それを使いこなせないか、あるいは濫用する、と思っています。

No title

「低偏差値の学校の校則」

 私も無制限の自由がいい、とは思っていません。
校則ってどんな規則なんだろう?と思ってネットを検索するといろんな学校の校則を見ることができます。

1)勉学に関するもの
・学校によっては自宅での勉強時間まで規定している所もある。
・まあだいたい 心得 みたいなものが多い
・宿題、提出物は期限までに必ず出すといった校則もある
・授業中は静かになんていう校則もあるようだ
・厳しいところでは「ノートも指定」 全て必ず持ち帰る、なんて校則もある

2)時間に関するもの
・登下校、課外活動などの時間が規定されている
(オラのような「サボる」は明確な校則違反のようだ)
3)生活に関するもの
・登下校時にやっていいこと 悪いこと
 例えばコンビニでジュース買ってもいいかとか悪いとか・・
・アルバイト禁止
・法律に関するもの・・万引き 飲酒 喫煙・・
・異性間の交際に関するもの
・バイク禁止など

4)携帯電話他所持品に関するもの
・登下校所持禁止 電源ON禁止 などいろいろある

5)そして何と言っても服装頭髪に関するもの
・これぞ千差万別・・ 

6)いじめとかの校則はあるのかなあ?
 まずいじめを定義しないといけないから大変かも

7)違反した場合の罰則の規定もある
・先生に逆らってはいけない、とか・・

※そもそも学校は何するところか? から始まるんでしょうね。選ぶことができる「高校」あるいは「私立中」であれば、その学校が、勉強して大学行くところか、実業を身につけるところか、良妻賢母か、いうことをきく従順な生徒を養成する所か・・・

※そして最低限 「他人の勉学を邪魔してはいけない」というのは絶対だと思う。 どんなに理由があっても他人を妨害する権利はない。
だから私は授業中の私語が大嫌いだ。私語するくらいならサボって来ない方がマシだ。

※ただ、校則の適用の仕方もいろいろあるので、「文章」だけでは判断できない。 書いてあるけど取り締まらない校則もある。取り締まりや罰則がなければないのと一緒。

※やっぱり問題の本丸は 「服装 髪型」でしょうね。 
 他の校則に比べ、「必要性」がわかりにくい。他の校則は「学業」のために必要だとわかるものも多いが、「髪の毛の長さ」が勉学に関係あるのか?

No title

ジャーナル・ギャップ様:
いつも楽しい話題を提供していただき、ありがとうございます。底の深さに、いつも感銘を受けております。

>自由に正しいと間違いがあるとすれば、白鳥座さんの書く「自分と向き合う」がキーになると思います。
・・・おっしゃる通り、私も頭では理解できます。

>「でも、自由は少し間違ってるくらいが魅力的なんだよなあ。」
・・・そうなんですよ!「正しい自由とは」とかばかり考えてると、そのうち「自由って結構めんどクセー」みたいなことになり、ついには自由を欲しがらなくなっちゃうことだって・・・

「若いうちは♪ やりたいこと♪ なんでもできるのさぁ♪」
本当は、歳をとったって、やりたいことはできるはずです。むしろ歳をとった今の方が「正しい自由の使い方」とやらを知っている。でも、理屈で考えられるようになる頃には、「縛られるのも結構気持ちイイかも、楽だし」とか思い始める。「その程度だったら縛られた人生をおくるがいいさ」と言われも、「そうかもね」と思うようになる。それで秩序が保たれていくのかもしれませんが、残念なんです。

自分の子供には「責任とか覚悟とか考えなくていいから、テキトーにぶっとんじゃえよ。どーせ、お前の根性でできることなんて、たいした問題にもならないよ・・・」と思うのですが。
雨後さんのお子様がレベル5だとすると、うちは、まずレベル1狙い。ちょっとした悪い事から始めてほしいです。そんな思うようにはいかないでしょうけどね。


それにしても、みんな本音トークしていて楽しいブログです。

ななしさん、どうも。
自分も自由についてなんかエラソーに書いていますが、実態は昨日の子どもの模試のできばえに動揺するような煩悩深い人間なんです。(汗)

でも、そもそも自由についての解は一つじゃないって思いませんか?

だから、こうやってみんなであれこれ言いながらぼちぼち考えていった方が身体によく馴染んでくるんじゃないかなあ。

No title

白鳥座様

お相手していただき、ありがとうございます。
「自由は覚悟と意志が伴う」は、その通りだと思います。「俺って、あんなに海外に住みたいって言ってたのに、なぜしなかったの?」→「それだけの覚悟も意志もなかったから」。
→間違いないですね。150%正解です。

でも、それだけではどうしてもモヤモヤがとれないんです。それこそ「ルールを決める側にうまい言葉で支配されちゃってる感じ」になるんです。

大切な子供をイメージしながら「もっと人生を楽しむ何か」について、悩みながら(酔っ払いながら)考えています。もちろん、思った通りにいくわけないですけどね。

>解は一つじゃない
私もそう思います。世の中、解が有る事と無い事に分けられそう、私はどちらも好きです。解が有る事は理系の本能で突き詰めたいけど、突き詰めたところで何があるわけでもないです。結局、自分の幸せのために、うまく活用するだけ・・・ごめんなさい、いつもの悪い癖がはじまりました。

No title

しつこく校則の問題である。

 常識というと、なんだか逃げているようですが、やっぱり常識は大事。その常識は変わってくる。
 例えば・・

1)飲酒喫煙  これは昔の方が寛容だった。
 今は結構大問題になる

2)茶髪  昔は真っ当な社会人で茶髪はいなかった。今は公務員でもちょっとくらいの茶髪はいる。ということは常識的に「少しくらいいいんじゃないの」という感じだ。

3)髪型、長さ  これこそ「常識的な範囲で」あれば学校は規制すべきではない。と私は思う。但し「清潔感」とか「常識的」というと判断がつかないから「長さ ●cm」とか決めるんだろう。合理性は全くないと思う。

4)ピアス  私は単に嫌いだ。不可逆的に体をいじるのはやめてほしい。

5)服装だってクールビズの時代だ。公務員だってかなりラフになっている。

 さて、理想を言えば 生徒は不満だったら交渉するしかないのではないだろうか。生徒会があるなら生徒会で。ないなら署名とか団体交渉で。
 規則があって「選んで入ってきた」わけなのでどんなに理不尽な規則でも「守らない」という理屈は通らない。(但し、地毛なのに黒に染めろとかいう問題は生徒会より弁護士に相談した方がいい)
 
 「常識」の範囲であれば、交渉すればなんとかなるんではないだろうか。やっぱりきちんと戦って勝ち取るのは大事だ。甘いかなあ。

※校則について 説明会とかできちんと聞いた方がいいんでしょうね。 聞けば学校も「校則で出願を決められる」と理解できる。 私もしつこく説明会で聞いてみようっと。

ななしさん

いやいやこちらこそありがとうございます。

>「自由には覚悟と意志が伴う」

自分の拙文があまりにも大雑把でしたね‥反省。もう少し詳しく書きますね。
自分が書いた「そこに自分の覚悟と意志があればOK」の真意は「自由は覚悟と意志が伴う」とはちょっと違います。「何か(例 覚悟と意志)がなければ自由にやっちゃダメ」ということではないです。また「自由には〜が必要である」ということでもないです。

「そこに自分の覚悟と意志があればOK」の肝は「自分の覚悟と意志」です。
なぜなら、それがない自由の行使は、結果を他者のせいにします。また、そのような状況は、失敗した時に自分と向き合うことを阻害します。
そして自発的に自由を行使しているように見えて実はなんらかの他者の概念や価値観あるいは関係性に依存したり、逆に支配されている場合も意外と多いように思います。
ですから、自由を行使しようとする時に果たしてそこに自分がちゃんと存在しているか、何かに流されていないか、ということを自分と向き合って確かめてほしいのです。それが「そこに自分の覚悟と意志があればOK」と書いた所以です。
失敗しても自分と向き合って成長し、次はもっと上手に自由を行使できるようになると思います。

おっと、またエラソーなことを書いてしまった‥自分も悪い癖がありますなあ。

自由と自立

以前にも書きましたが、すべての人間の尊厳を認め尊重する、ということが自由という概念の前提になっていると思います。

そして、自分の自由と同等に相手の自由も尊重されるべきである、という気づきから、秩序やルールが作られていくのだと思います。

その上で、社会と学校における自由は少し異なります。
学校における自由は、個人的には「実験道具」だと考えています。

なぜなら、学校での自由は、そのものが最終的な目的ではなく、その隠れた目的は「自立した人間を育てる」ということだと思うからです。

その育成方法には、「形を作ってから魂入れる」と「魂作ってから形を作る」の二通りの方法があると思います。
言うまでもなく、「形を作ってから魂入れる」ことを方針とするならば、そのような校則が示されていることでしょう。逆もまた然りです。

No title

白鳥座様

ご丁寧な説明ありがとうございます。
読解力なくてすみません、私、国語は(も)苦手なんです!!

・「自分の覚悟と意志」
・「形を作ってから魂入れる」と「魂作ってから形を作る」の二通りある

白鳥座さんは凄く深いお考えをお持ちですね。
ご意見に深く賛同します。(深く賛同とか言って、私のことだから、また解釈違ってたらゴメンなさい)

「何かしたい」という意志があって、初めて自由を活用する話になるってことですよね。そもそも、したいことも無いなら自由なんていらないし。(何もしない自由があるかw)
私が言いたいのも、「何かしたい」という気持ちをどうやって育むか、もっと言うと無くさないか、なんです。
本当は育む必要なんかなくて、自然に持っているはずなのに・・・あーだこーだ言っているうちに・・・大人に都合よく洗脳されていくうちに・・・いつのまにか無くなっちゃうことも。
ルールで縛るのはいつでも間に合うけど、一旦、何かを諦めてしまうと、後から「したいことを探せ」とか言っても「いまさら・・・」となることもあるのでは、私自身を含め、そういう感じの人をたくさん見てきた気がします。

以前もどこかでも書いたように、髪の毛を染めるのは、自由ではなくて自由な象徴だと思っています。これは、白鳥座様の言葉をお借りすると「形を作ってから魂をいれる」順番になるのかな。
これはこれで、キッカケの一つとしてアリだと思っています。

子供に言いたいのは:
「なんでもいいから、まずはハメはずしてみろよ。そのうち本当にやりたいことが見るかるかもよ。そして、素直に行動にうつせるかもよ。」

・・・私書いていることって、ほんと、ワンパターンだなぁ・・・

JGさんへ

JGさん

>「憲法違反だ、共学にしろ、廃校にしろ」、と元気な人がいたなあ。

懐かしいですねー。JGさんやクロコマさんとの記念すべき出会い(因縁?)は、このスレッドでしたね。
自分にとっては大いなる僥倖でした。
紆余曲折を経てみんなHN変わっちゃったけど w
ところで件の御仁の一人(HN俺は さんだっけ?)は後の人◯さんかもしれませんね‥お元気かな?

No title

〇事さんは、”俺は抽選で筑駒落ちたから、筑駒は嫌いだ!”と、度々言ってましたね。
”日本も、もっと学歴社会なら良いのに”と、よくおっしゃっていましたが、東大法学部卒という〇事さんが、もし本当にどこかの大企業の人事部でのんびり過ごしているのなら、日本は十分に学歴社会だと思います。

自由、ということ

「自由」ということを考えると、今思えば 私の親ほど肝がすわった親はいないのではないだろうか。

 そのくらい私は「放任」された。本当に一歩間違えば塀の中、まあ 普通に行ってもフリーターである。

 高校の頃の自由さは以前書いた。
 授業はサボる。勉強はしない。部活 命、ちょっと恋愛もした。
 夜な夜な友人と酒飲んだりもした。3年の夏には北海道一人旅。
 で、英語は悲惨な落ちこぼれ。1年では英語赤点追試。3年の受験前には古典赤点追試。
 350人中、だいたい250番から300番くらいだった。

 ただし、数学と物理はできた。それがプライドだった。この2教科は東大行った奴と張り合っていた。(経験上、落ちこぼれでも 1教科でいいから トップレベルがあると生きていける)

 当然大学なんて受かるはずがなく浪人である。
 仙台で一人でアパートに住んで浪人した。普通は予備校の寮に入るのだが、親が、「寮では窮屈だろう」とアパートにすむのを許してくれた。
 一人暮らしの浪人生活。
 実は全く予備校に行かなかった。友人に代返してもらった(出席を出席張に書いてもらった)
 浪人時代は楽しかった。なにせ一日中自由である。遊ぶのも自由。勉強するのも自由。24時間自由である。アパートは東北大や浪人仲間の溜まり場となった。みんな暇だとうちにきて酒を飲んだりしていた。ギターを買って ギターを始めた。

 勉強も少しはした。ただし苦手教科はやらない。
「英語の分は 数学と物理で稼ぐ」なんて思っていた。 勉強と言っても、大学への数学の学力コンテストを解くだけ。勉強時間の大半が学力コンテストだ。 これは「した気になっている」だけの自己満足だ。
(ここで、友人の助けがあったのだが、それは後述)

 受験は東北大の理学部物理と理科大だけ受けた。こんな英語で国立が受かるはずがない。
 結果 理科大の理学部応用物理に入った。
 神楽坂である。

 こんな生活していても親はほとんど何も言わなかった。耐えていたのか無関心だったのか・・・
もし信用していたんだとしたら本当に謝るしかない。ごめんなさい

 さて、大学でもまた・・・・(続く)

持つべきものは友人

さて、浪人時代の話だ。
アパートは 溜まり場。 勉強なんてしない。
「苦手の英語は捨てる。その分 数学と物理で勝負だ」と公言していた。

 そこに東北大に行った友人が現れる。今は 慶応大の教授かなんかやってる奴だ。
 彼が、「理系では お前くらい数学物理できる奴はザラにいる。そこで稼ぐなんて無理だ。今 お前がやることは英語の底上げだ。お前の英語は伸び代が無限にある」と言った。

 で、なんと課題とスケジュールを作ってくれたのだ。
 何月何日までに 構文150を全部覚える。丸暗記だ。日本語から英語をかけるようにしろ。
まずは50個だ。テストするからな。
 と言われた。

で、構文150を丸暗記した。(構文150というのは実際には500くらい構文がある)
 項目の50まで丸暗記したら、自分でも必要性がわかって全部丸暗記した。結局 友人のテストはなかった。暗記している私を見て「大丈夫」と思った?のか見捨てたのか。

 理科大の英語の入試では、穴埋め、並べ替え、
面白いように解けた。 この丸暗記のおかげである。英作文は白紙だったが・・・

 そのおかげで理科大にはなんとか入った。
 持つべきものは友である。
 この友人には足を向けて寝られない。

No title

なんとか入った理科大だが、天性のグータラ、怠け癖は治らない。ご存知の通り、理科大は進級が厳しい。留年が多いのである。

 余談だが、理科大では 一回留年すると「いちリュウ大学生」2回留年すると「2リュウ大学生」という。

 根っからの部活人間である。大学でも部活を2つくらい掛け持ちした。麻雀をした。パチンコ パチスロもした。
 
 理科大には2部がある。夜間である。
 理科大2部というのは 理科大の伝統、「入るのは誰でも入れる。出るのは難しい」という所だ。志のある社会人が入ってくる。
 ふとした時に出会いがあり、理科大2部の女の子と付き合い始めた。夜は理科大 昼は公務員という、私と正反対の真面目な女の子だ。休みのたびに、その女の子と車で日本中を旅した。

 そんな生活していたら 2年に上がれなかった。
留年である。親に言ったら笑っていた。「まあ 頑張りな」って感じだ。
 
 留年したついででバイトを増やした。
 塾の講師である。埼玉で中学生を教えた。
浦和や一女 川越や川越女子を目指す生徒を教えたのだ。
やった人はわかると思うが塾の講師ってのはとても楽しい。塾講師にはまり込んだ。
 そして4年に上がれなかった。2回目の留年だ。

 この時、はじめて親に怒られた。人生をなんだと思っている、ふざけるな、って感じだ。
 でも1日したらケロッとしていた。
 本当に肝の太い親だ。

 そして女の子にもフラれた。4年も付き合ったのに。「やっぱりあなたはおかしいと思う。社会をなめすぎ。もうついていけない」ってわけだ。まあ当然だ。


 さて、親になって思うこと。私には無理だなあ。 息子が私みたいなグータラだったらやっぱり怒るだろう。自分を棚に上げて。
 

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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