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あの頃の映画の思い出~ませた女の子には昔から弱いのさ

映画館というのが、俺の若い頃とはさま変わりしている。
昔は椅子が固くて、狭くて、スクリーンも見づらかった。
それと俺の行ってた映画館だけかもしれないが、トイレの小便くさい匂いが館内まで微かにしてた。
あと、やたらと音がでかかった。

一度観ていた映画が途中で止まっちゃったことがあった。
音も絵も止まって、しばらくしたら真っ白になって明かりがついた。
何の映画かは覚えていない。ただ、えらくつまらない映画だったので、そんなハプニングが一服の清涼剤になった。
昔のことを思い出してみると、どう考えても今のシネコンの方がずっといい。

むかし友達と画策して家出をしたことがあった。(女の子との逃避行じゃないよ)
何の因果か忘れたが、浅草から東武伊勢崎線に乗って、終点で乗り換えてたら幸手という駅に着いた。鄙びた駅で、出口がひとつしかない。
なんで幸手で降りたか思い出せないが、とりあえずそこの立ち食いそばで飯を食って、ふらふらと外を散歩してたら(田舎だったなあ)映画館があって、二人して映画を見た。
「がんばれ!ベアーズ」の二本立て。もちろん封切じゃない。
バターメイカーという珍しい名前の監督と、テイタム・オニールのかわいらしさが印象に残る映画だった。
二本見て、東武線に乗って帰ってきた。あっという間の家出だったわけだ。
今でも少年野球を見ると、あの頃の空気を思い出す。
それにしても幸手の立ち食いそばのつゆは、しょっぱかったなあ。

数年前、ふと思い出して幸手に行くと、映画館はなくなっていたよ。随分前に閉館して跡形もなかった。
マンションが建った片隅に、小さなドラえもんの石像が残っていた。

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コメント

誰にもロードムービーが‥

JGさんのロードムービー!
しかも映画のヒロイン登場でちゃんとボーイミーツガールになっているところがグッときます。

「鉄塔武蔵野線」という映画があったけど、ちょっとした冒険心だったのか、なんとなく「あの向こう」「まだ知らないあの遠く」に行きたくなり、そのまま向かってしまった経験が自分にもあります。
自分の場合は、田舎町の川の堤防を延々と自転車で一人行く、というものでした。
自転車のカゴには途中で仕入れたパンとチーズが入っています。
残念ながらボーイミーツガールみたいなことはありませんでしたが、その時のほわんとした春の風景や、チーズをサンドしたパンの味はやけに鮮明に記憶に残っています。

No title

「映画館の思い出」

高校3年の夏に一週間 北海道一人旅をしたことがあった。周遊券でJRは乗り放題。お金がないのでホテルには泊まらず、特急で寝る。(北海道って例えば夜 札幌を出て朝に釧路につく、みたいな特急がたくさんあるんです。それをうまく利用して全部車中泊のつもりだった)
 ところが電車が遅れたかなんかで特急に乗り遅れ、釧路で夜、泊まる場所がなくなった。
 困って駅前の交番で警察官に聞いた。
「夜通しやっているレストランとかサウナとかないですか?」
そしたら、「釧路にはないね。夜通し営業しているのはあそこにある映画館だけだよ」なんぞ言いやがった。
何とそこは ピンク映画館。 警察官が高校生にいうか?普通。
仕方なく? ピンク映画館に入った。生まれて初めて入ったピンク映画館である。 ほとんど寝られなかった。さすがに鼻血は出なかったが。

ではブログ主さんに合わせたシネマネタを

高校の友達の大学合格祝い。「何がいい?」って聞いたら、「ロマンポ◯ノってやつを観たいんだが、1人では勇気がなくて・・・」というので一緒に行った。当時は三本だてだった。
ボーイズ・ミーツ・おばさんズ。周りにはおじさんズ、だった。

Re: 誰にもロードムービーが‥

> JGさんのロードムービー!
> しかも映画のヒロイン登場でちゃんとボーイミーツガールになっているところがグッときます。

あ、ほんとだ。ボーイミーツガールになっている。
その後のテイタム・オニールのことを思うと、スクリーンでのこの頃の彼女の姿に万感胸に迫る。

No title

「鉄塔武蔵野線」

私は以前 ミステリ関係の仕事をしていた時期があったのですが、書評家 翻訳家の大森望さんがこの本絶賛していました。あまりに絶賛するのでいつか読もうと思っていて・・・未読です

鉄塔武蔵野線

「鉄塔武蔵野線」は映画を先に知ったので、小説は自分も未読です。
この作品が出た頃には自分は成人していましたが、冒険のシュチュエーションが自分の思い出と重なり、強い印象を受けました。

ところで自分はミステリ関係には疎いのですが、ミステリ作家さんは尊敬します。
長文苦手な自分からすれば、小説を書くだけでも凄過ぎることなのに、さらにトリックや仕掛けを考え、最後は回収してストーリーとしてまとめるなんて神技としか思えない。
きっとミステリ作家さんて個性的で頭のいい方が多いのでしょうね。

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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