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記事一覧

『「謎」の進学校 麻布の教え』~難関大学に行かせたいだけなら選んではいけない

今宵は本の話。と言ってもミステリーじゃなくて、神田憲行『「謎」の進学校 麻布の教え』(2014年)。下記の書評の文章は2014年11月に某掲示板に書いたものです。***************************************面白かったが、麻布ファンにもアンチ麻布にも、痛し痒しの内容だったんじゃないかな。 麻布ファンからすれば、もっと自由な校風を褒めてよ、と言いたいところだが、 実際にはそうした自由のあり方を苦々しく感じている生徒の紹...

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あの頃の映画の思い出~ませた女の子には昔から弱いのさ

映画館というのが、俺の若い頃とはさま変わりしている。昔は椅子が固くて、狭くて、スクリーンも見づらかった。それと俺の行ってた映画館だけかもしれないが、トイレの小便くさい匂いが館内まで微かにしてた。あと、やたらと音がでかかった。一度観ていた映画が途中で止まっちゃったことがあった。音も絵も止まって、しばらくしたら真っ白になって明かりがついた。何の映画かは覚えていない。ただ、えらくつまらない映画だったので...

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学歴と社会のギャップ

今日は「中学受験のギャップ」というより、「学歴と社会のギャップ」に関してのお話。難関大学の卒業生が社会でうまくいってないのを見ると、「学校の勉強と社会は違うからな」と言う人がいる。「社会に出ると答えのない問題を解かなくちゃならないから」云々。まあこういうことはそれぞれに「そうかもねえ」というあいまいなスタンスで相槌をうつのが一番だ。但し、あまり社会がこういうメッセージを発信続けていると、当の学生が...

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英語教育はそんなに時間が余っているのか?

4/1に投稿した「「ルールだから守れ」は魔法の言葉」の中で、俺は自分のことを次のように書いている。最初に断っておくが、俺は教育に関してはかなり保守的だと自分では思っている。ところがある種の人からは「急進的ないしは理想的すぎる」と言われ、またある種の人からは「超保守的、時代遅れ」などと言われる。で、今までに書いた内容はどちらかと言えば「急進的ないしは理想的すぎる」な内容だったので、今回は「超保守的、時...

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一体何のCMだったのだろうか?

以前2回ほど、CMの話を書いた。(「好きなCM~斉藤由貴ってベテランだなあ」「一番好きなCM発表~ネタばれなし!」)で、今回はその3回目、思い出せないCMの話。「思い出せない」なんて書くとつけ麺さんに「アルコール性なんとかだな」と笑われそうだが、正直な話、思い出せてはいる。しかしどうもそのCMが実在しないようなのだ。幻のCMとでも言おうか。これだけ動画アップが頻繁に行われているにもかかわらず、まっ...

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偏差値が何の数字か知っているのか(反語表現)

偏差値についての続き。俺は別段偏差値で受験校を決めようと決めまいと、どっちでもいいと思っている。学校選択の権限は各家庭の自由だ。それこそ「名前がカッコいいから」「家に近いから」「有名人が通っているから」という理由で選んだっていい。(全部実話です)これだけ自分の時間と金をかけるわけだから、他人がとやかく言う話じゃない。(これに関しては、別の機会に書こうと思います。やたらと安全策を進める講師とかね)と...

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偏差値前夜のころ

今日は偏差値の話。偏差値に関しては、平均が50になるように設定されている、ということは知っていても、細かいところはよく知らないという人が多い。受験に熱心な人でそうなのだから、大して興味のない人からすると、開成中学がサピの偏差値で66だと聞くと、「あら、高校で入るより中学から入った方が楽ね」。偏差値がこれだけ「のさばる」前から、受験というものはあった。 中学受験に絞って見ても、1950年代には武蔵、灘、麻布...

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鶏口牛後説vs類は友を呼ぶ説~番外編

鶏口を狙っていくことの最大のリスクは、結果的に「鶏後」になってしまうことだろう。ま、こういうことって、よくある。たとえば、一番人気のある女の子は競争相手が多いからスルーして、四番人気あたりの女の子を狙って引っかけようとしたら、「悪いんだけどタイプじゃないから」ってフラれちゃうとかね。えーと、本題に戻ります。レベルを下げたからと言って、トップ層になれるわけではないという話をひとつ。 知り合いのお子さ...

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手をつないでゴールすることの何が問題なのか?

ちょっと前の話だが、悪平等を語る上での具体例として、「運動会の徒競走でゴール前で止まってみんなが手をつないでゴールする」というのが挙げられていた。想像してみると、何やらシュールな感じがするな。もはやこれは駆けっこではなく、前衛的なパフォーマンスのような気すらする。何でそんな話をしているかと言えば、先日友人と酒を飲んでいるときに、「そういやあれって本当かな」と気になったものをあげながら、その真偽をネ...

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努力は裏切るのか、裏切らないのか

さて、大学受験、中学受験、さらにはスポーツでも使われる名言・モットーとして有名なのが「努力は裏切らない」。でも本当に努力は裏切らないのか? というのが今回のお話。無論これに関しては統計資料があるわけではないので(あるのかな?)、多くの偉人たちの感覚的な言葉に頼るしかなくなる。努力といえば、何しろ最初に紹介しなくちゃならないのは王貞治。「努力は裏切らない」派だ。努力は必ず報われる。もし報われない努力...

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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