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記事一覧

箱庭のダイバーシティ~スカートの長い多様性は電気鷗の夢を見る

以前、とある中高一貫校の学校説明会足を運んだ時のこと。駅から学校までの経路の途中途中に、在校生が立っていて案内をしている。校内にもそうした生徒がチラホラといた。まあ、学校説明会では珍しくない光景だ。説明会では校長先生が「我が校はグローバルで~~~、ダイバーシティで~~~」と話した後に、こう結んだ。「今日こちらに来ていただく際に、我が校の生徒を目にしたと思いますが、お気づきのようにうちの女子生徒には...

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東大率と東京一工率~東大偏重校をあぶり出す

東大率と東京一工率とを一緒に出してみた。2018東大率と東京一工率学校名  東大率 東京一工率 差筑波駒場 67.3%   71.6%   *4.3%栄光学園 44.5%   55.5%   11.0%開成学園 43.7%   49.2%   *5.5%桜蔭学園 32.0%   36.4%   *4.3%麻布学園 31.6%   45.4%   13.8%聖光学院 31.2%   39.8%   *8.7%駒場東邦 20.2%   31.8%   11.6%筑波大附 16.5%   22.5%   *6.1%浅野高校 ...

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2018東大合格率~共学№1から№4へ

東大合格に少し動きがあったようなので、東大合格率なるものを作ってみた。現浪の東大合格者数を今年の卒数で割ったものなので、厳密な意味では東大合格率とは言えないが、まあ、大体の目安にはなるだろう。(首都圏の気になる学校だけをピックアップしたよ)2018東大合格率高等学校 卒数 東大率筑波駒場 162  67.3%栄光学園 173  44.5%開成学園 398  43.7%桜蔭学園 231  32.0%麻布学園 304  31.6%聖光学園 231...

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海苔の味がほのかにするダルマ

著者紹介欄に「酒と野球とミステリーをこよなく愛する」と書いておきながら、今まで「酒」に関してはまったく投稿がない。これは俺が、酒は好きだが大して思い入れもない、ためだと思う。とはいえ、ちょっとした酒に関する昔話を。昔、学生時分、日本海まで各駅で行った事ことがあった。その時、高崎を過ぎて乗ってきたオヤジが、おもむろにカバンからでかい握り飯とサントリーのダルマを取り出して、食っては飲み、食っては飲みし...

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受験校の選び方~校風はどれくらい重視すべきか?

受験校選びに、どれくらい校風を重視すべきか?実はさほど神経質にならなくていいと思う。校風なんて、通ってれば子供は勝手に染まってくもんだ。 12歳で確たる自分を持っているなら話は別だが、どうせそんな怪物はそうそういない。多くはそこに馴染んでいく。 「だったら校風選びなんて意味がないじゃないか」と思う人がいるかもしれないが、これがそうはいかない。 どんな校風に染まらせたいかを考えるのも、親の楽しみ、親の仕...

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灘~織田無道に似た弱気な秀才はいかにして女子と対話したか

俺の大学時代の知り合いに、灘―東大の天才(秀才?ま、どっちでもいいか)がいた。 こいつは「弱気な織田無道」という容姿で、そのせいかまったくモテなかった。 それでも「彼女がいたら、どんなに人生は楽しいだろうか」などと、ボソボソ言いながら飯を食っているので、合コンをセッティングした。もうこの時点でかなりのポンコツでしょ。 (当時は「合コン」という言葉がなかったんだよなあ。「飲み会」とでも言ってたのかなあ)...

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2015東大合格実績(5年平均)~ファン(アンチ)と言うのは、時々わけの分からないことを書く

2015年の「東大合格実績(5年平均)」(2011~2015)というやつを、お見せしよう。2015東大合格実績(5年平均) 01=筑 駒(161) 101.0人 62.7% 02=開 成(399) 177.4人 44.4% 03=栄 光(179) 59.4人 33.2% 04=駒 東(233) 69.8人 30.0% 05=聖 光(229) 66.4人 29.0% 06=麻 布(300) 84.2人 28.0% 07=学 附(347) 58.2人 16.8% 08=武 蔵(167) 25.2人 15.1% 09=渋 幕(352) 49.6人 14.1% 10=海 城(335) 43.4人 12.9% ...

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宮部みゆきの宝石のような小説たち

今回は宮部みゆきの話。宮部みゆきの代表作と言えば「火車」になるでしょうか。読んでいる間の緊張感はもとより、犯人の扱い方の独創性に、当時かなり驚きました。 (どう独創的かと言えば…ネタバレになっちゃうかもしれないから、そこは読んでのお楽しみ) でもね、いまひとつ、「おおっ!」というのがないんですよ、個人的には。 文章力もある、構成も巧み、ミステリマインドに溢れている。もうここまで揃っているのに、それ以上...

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中井英夫『虚無への供物』~普通の推理小説に見えて…

三大奇書のうち二つを紹介しましたので、残るは最後、『虚無への供物』(中井英夫 1964年)。 氷沼家をめぐる不安な出来事、「死神がさまよいだす」という手紙、そしてやがて本当の事件が起きる。 事件を皮切りに、氷沼家の生き残りや探偵見習いや探偵本人が、ああだこうだと推理合戦を繰り広げるものの、更なる事件が氷沼家を襲う。 ああ、こう書くと、いかにも普通の推理小説みたいじゃないか! でも安心してください。まったく...

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小栗虫太郎『黒死館殺人事件』~そりゃ屍体だって光るし、カーテンだって落ちるわ

さて『ドグラ・マグラ』の話をしましたので、今回は『黒死館殺人事件』を。 作者の小栗虫太郎という人はとんでもない小説を幾つも書いている人で、『完全犯罪』なんて、ヘンテコなトリックで密室をつくっています。 『黒死館殺人事件』もへんてこりんなトリックが出てきますが、読んだ人はそんなものさっぱり忘れています。 それどころか犯人が誰だったかも忘れています。もっと言えば、どんな事件だったかも忘れています。 エビン...

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ジャーナル・ギャップ

Author:ジャーナル・ギャップ
酒と野球とミステリーをこよなく愛するが、なんの因果か中学受験についていろいろ書いていくことに。

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